【ゼノフィリア】恋愛相手に飽きるのはマンネリでなく赤の他人性愛?
20代女性 私はここ数年 誰かを「本気で好きだ」と思ったことがないので、特定の彼氏を作っていません。
今までの知り合いの人で一緒にお酒を飲んだりする仲だった人と 互いの気が合う時に体の関係まで発展するのですが、同じ人と5回くらい関係を持つと気持ちが乗らなくなってきます。
相手も私も体的には何も変わってないのですが、私の気持ちが飽きてしまっているのです。
特に彼氏が欲しいわけではないので、このまま他の人と自由な関係を続けようと思っていますが、飽きてまた次の人とそういう関係になるまでの過程を繰り返すのが少し面倒だと 最近は感じるようになってきています。
いわばマンネリ化に近い現象だと思うのですが、相手が彼氏ではないので こちらから何かしら要求するのは少し気が引けます。
赤の他人性愛「ゼノフィリア」とは?
…と、このケースの本人はもちろん 周囲の事情を知る人からもそのような印象を抱かれていると思います。
赤の他人性愛という性癖があります。
いわゆるフェチ(フェティシズム)の一種なのですが、正式には”ゼノフィリア”と呼びます。
こういう性癖のことを指しています。
ゼノフィリアだから、彼氏という「赤の他人より踏み込んだ存在」は必要ないし、マンネリだな…と感じているのも 相手に対してというよりも 自分のその「とっかえひっかえな行為」にマンネリを感じているのかもしれません。
リピートすると飽きてしまうのがこの性癖の特徴です。
そういう癖なのですから「私は多分ゼノフィリアなのではないか?」と 思い切ってそれを受け入れてしまうのもひとつの方法です。
なくて七癖。人は誰でもいくつかのクセを抱えて生きています。
人はそれぞれ何かしら抱えているものがあります。
ちょっと人に言うのがはばかられるヤバイ性癖の持ち主だってこの世の中にはたくさんいます。
でも法に触れることをしたり 誰かに迷惑をかけたりするのでなければ、それを嫌悪したり 無理に改めようとしたりする必要はないのでは?
それがあなたを構成する要素の一つでもあるのですから。
ゼノフィリアにはいろいろなパターンがあります。
恋愛に限っているわけではなく、ゼノフィリアの”赤の他人”には 宇宙人や文化、マナーなど 人ではないものも含まれていたりします。
つまり対象が「人」に限らないわけです。
もしあなたが「彼氏」がいらないゼノフィリアなら 彼氏を作らなくてもいいのでは?
ひと言で言えば、単にそれだけの話です。
赤の他人とだけ関係を持つことを「本人が希望している」
そしてそうすることでしか性欲が満たされないのでしたら もうこれは致し方ないことです。
周りはそれを「若いうちだけの遊び行為」と揶揄するかもしれませんが、それも仕方ないこと。
それにゼノフィリアに限らず、対象が何であろうと「飽きたら不必要になる」のは ある意味 誰でも同じことです。
これは誰しも身に覚えのある話なのでは?
そういう意味からすると、大なり小なり多くの人がゼノフィリアの傾向を持っているとも言えます。
お互いが「遊び」という割り切り関係であり、正式に付き合っている彼氏がいるわけではないし、誰かを裏切っているわけでもない。
さらに遊び相手があなたに腹を立てることがないのが確実であれば「自分の都合」だけを考えたら 問題ないかもしれません。
ただ 世の中 そんな鷹揚な人ばかりではありません。
遊びと簡単に割り切れる人ばかりでもありません。
相手から恨まれたり、嫌がらせをされる可能性もゼロではありません。
どんな理由があっても「火遊び」は完全なる自己責任の領域・・・その点は十分に注意が必要です。