隣のサイコパス体験談!反社会性パーソナリティ障害の嘘つき同僚の話
20代男性 これは2020年6月に車をぶつけてしまったサイコパスな同僚(A男)の話です。
私の会社の駐車場は狭く、気を付けないとこすってしまいそうな環境です。そこにきてA男は運転がへたくそで、ある日駐車場で自分の車を別の同僚(B男)の車にぶつけてしまいました。
その時にぶつけられた車にはB男が乗車しており、ぶつけたA男の方もその事実を見て知っていたのですが、それについて謝ることなく ガン無視状態で車を発進して帰ってしまいました。
私もその場にいて一部始終を目撃していたので A男の行動には呆気に取られていました。B男もそれは驚いた様子で、

以前からA男は変わった男だとは思っていたが…。変わっているといっても、これはさすがに度を越えているな。
…という話になりました。
B男の車は青色で かなり傷が目立っており、精神的に落ち込んでいる様子でした。
良心の欠落具合が尋常ではない!相手はサイコパスか?ソシオパスか?
その翌日以降も 職場でA男からB男へ事故の話をしてくることはなく、A男は飄々として普段通りの日常を送っていました。
B男の車の傷に気づいた課長が事情をたずねてきたため、ぶつけた張本人であるA男のいないところで一部始終を話したところ、課長がB男に代わってA男へ 事故の弁償の話をしてくれることになりました。
課長から事故の話を振られたA男はこう言っていたそうです。

ああ、あの事故のことならよく覚えていますよ。僕の車も傷がついたので、B男に慰謝料を請求しようと思っていたところです。
この話を聞いた課長も呆気にとられつつも A男に

B男にきちんと車の修理代を支払うように。
…と説明してもらったことで、A男は後日 渋々ながらB男に車の修理代を払いました。
社内にデマを流す虚言タイプの反社会性パーソナリティ障害者の悪意で…
この一件があってから、どういうわけか ぶつけられた被害者であるB男の悪いうわさを社内で度々耳にするようになりました。その内容はしょうもないことばかりで、

B男は社内の女性職員複数と関係をもっている。

B男はギャンブル依存症で、多額の借金を抱えている。

B男は実はバツイチで、前妻との間に子供がいる。
これらは全部デタラメですが、根も葉もないうわさを流されたB男はかなり落ち込んでいる様子でした。
そして数か月後、社内での偽りの悪評によりいたたまれなくなったB男は、ついに辞表届を出して退職してしまいました。今は近所にある別会社で上手く働いているということです。
車をぶつけたA男は今も私と同じ職場で働いており、B男が退職したことについても「どこ吹く風」でした。後々聞いたところによると、退職したB男についてのデマを流していたのは やはりA男でした。
A男はB男に対する嘘の噂を流す際に

これはC男から聞いた話なんだけどさ…
…と、あたかも人から聞いたかのように前置きをして 話をしていたそうです。
A男の人格の異常性と良心の欠落加減は「サイコパス」そのものといっても過言ではないでしょう。
もはや救いようのないレベルだと確信した私は、あまり彼に近づかないように気を付けて過ごしています。
反社会性パーソナリティ障害~アウトローな生き方を平気でできる人
反社会性パーソナリティ障害は危険を冒したりルールを侵害することを好む傾向や、他人に対する冷酷な搾取を特徴とするタイプである。無鉄砲で、命知らずで、生命の危険や刑罰を受けることに対しても無頓着である。豪胆で勇敢ともいえるが、感情が欠如しているともいえる。
反社会性パーソナリティ障害の人は、危険を恐れず、口がうまかったり、行動が格好良かったりして、とても魅力的に見えることが多い。その魅力に囚われ、一旦親密な関係を結んでしまうと、次第に本性を現して、金づるやカモとして相手を搾取するようになる。それを拒もうとすると、今度は暴力の恐怖や性的な支配でコントロールしようとする。
まず、見かけのかっこよさに騙されずに、相手がどういうタイプかを見抜いて、深くかかわらないことが第一である。すでに断ち切りがたい関係にある場合は一方的に尽くすのではなく、対等な関係を築くように相手を導き、それに応じないようであれば、きっぱり関わりを解消した方が良い。
このタイプは年齢と共に落ち着いてくることが知られており、半数程度は三十代後半になると改善してくる。嘘をつく虚言タイプと、暴力的タイプに大きく分けられる。
引用元:働く人のための精神医学