適応障害の原因がカウンセリングで判明!職場だけでなく毒親も悪い!
これは2019年12月に私(当時23歳女性)が職場の上司からパワハラを受けて、適応障害を発症した話です。
当時勤めていた職場で、あるプロジェクトの担当者に任命された途端、上司に激しく怒鳴られる毎日が始まりました。何をしても怒鳴られるため、どんなに小さな事でも何かを始めようとする度に恐怖を感じ、かなりの時間を要するようになってしまいました。
また、人に話しかけようとする度に喉が絞られたようになって声が出なくなったり、突然頭が真っ白になったりと、自分ではないような状態が続きました。常に上司や周りの人の顔色を伺い、怯えながら過ごす日々でした。まるで、母親から虐待されていた子供の頃に戻ってしまったようでした。
そのうちに趣味も仕事もなにも手につかなくなってしまい、抑うつ状態となりました。そこで通い始めた心療内科で、適応障害と診断されました。
適応障害の診断で治療は薬物療法のみ。どんどん症状が悪化していった
抑うつ状態となってからは仕事に支障が出るようになってしまったため、一ヶ月ほど休職してから職場復帰しました。本当は何ヶ月か休職したかったのですが、経済的な事情で一ヶ月が限界でした。
しかし、職場復帰しても状況も自身の症状もまったく改善しなかったため、再び心療内科へ通うことを決意しました。
自身に合った心療内科に出会うまでに、いくつも病院を渡り歩く必要があるという情報をネットで読んでいましたが、私の場合は幸い2つ目で自分に合ったところを見つけることが出来ました。
治療には薬物療法とカウンセリングなどの精神療法がありますかが、1つ目に通った病院では適応障害と診断されて勧められたのは薬物療法でした。処方された薬を定期的に飲むのですが、どんどん症状が悪化してしまいました。
そのことを先生に相談すると薬の量を増やされたのですが、薬の量が増えるにつれて症状が悪化していきました。
精神療法でカウンセリングを取り入れてパワハラ以外の心の病の原因が判明
精神療法のほうが自分には合っているのではないかと思い 2つ目の病院へ移ってみたところ、薬の種類と量が問題だったと判明しました。
結局そこでも投薬を併行することにはなったのですが、私の体質に合う薬と量を探してもらったので助かりました。
先生が一人でやっている小さな心療内科クリニックでしたが 親身になって丁寧に話を聞いて下さる素敵な先生で、カウンセリングもとても丁寧に行なってくれました。
そこに通院してカウンセリングを受けるにつれ、パワハラだけではなくて他の原因も適応障害の発症に関係していることがわかりました。
子供の頃、母親から身体的虐待、精神的虐待を受けていた。怒鳴られたり罵られたりする毎日で、その当時の感覚が無意識のうちに蘇ってきてしまった、または思い出してしまっていた可能性がある。
以前に勤めていた職場でもパワハラや理不尽な扱いを受け続けたために転職したが、実は既に適応障害をそのときに発症していた可能性がある。言われてみれば今と同じ症状がいくつも出ていた。しかしその症状が落ち着く前に転職して再びパワハラを受けたため、容易く再発してしまったのではないか。
毒親のトラウマはカウンセリングで時間をかけてゆっくり解いていくしかない
現在はもう通院していませんが、時折身体や心が言うことを聞かなくなり、出勤できなくなることがあります。通院が終わったからといって、完全に治っているわけではないのだと痛感しました。
過去に起きた出来事による影響も受けているということは、

もうこの症状とは一生付き合って行くんだ。
…と諦めていますが、心療内科に通院したこと、途中でクリニックを変えたことは良かったと思っています。少しでも状態が良くなったので、かなり前向きに生きていくことが出来そうです。
私の場合は原因がパワハラだけでなく、幼少期の根深い部分、つまり毒親育ちからも多大な悪
影響を被っているので、そう簡単に治らないのは当然と言えば当然です。
薬物治療は終わっても精神治療(カウンセリング)は今後も必要だと考えて、現在はオンラインで受けられるカウンセリングルームを利用しています。
メンタルクリニックに対抗がある人のはじめの一歩は心理カウンセリングルーム利用がおすすめ
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カウンセリングは生きづらい具体的な原因や出来事の整理を行い、どんな行動や考え方をすればいいかをカウンセラーと一緒に探していく作業です。プロ目線の的確かつ有効なアドバイスが受けられます。
人から「教わる」ではなく自分で「気づく」ことがもっとも重要で、腑に落ちないと問題はなかなか解決できません。プロのカウンセラーはそのお手伝いをします。
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