親友と絶縁した体験談!女の友情は薄い!脆い!いらない!と思った話
20代女性 これは2021年10月に私が親友と絶縁したときの話です。
A子は高校の頃から親友で、かれこれ10年の付き合いになります。そんなA子は2人の子供がいるシングルマザーで、付き合っているとの子供を妊娠しました。
その彼氏は元々きな臭い感じのする人だったので

あの人で本当に大丈夫なのかな…?
…と心配していた矢先、A子は彼氏から中絶を強制されたと泣きついてきました。
彼氏から中絶を告げられ10万円渡された親友が泣きついてきた
A子は妊娠を喜んでいて、それをきっかけに結婚を考えていたようですが、彼は

まだ社会人として未熟だから友人とその子供たち、お腹の子を含めた4人を守っていけない。
…とのことでした。

いい年をした大人が「未熟」って…。この男は最初からA子と結婚する気なんてないんじゃないの?
…と私は思ったのですが、A子から

どうしても産みたいから彼を説得して欲しいの!
…と泣いて頼まれた私は、仕方なく仲介を引き受けることにしました。
はじめは彼は私からの説得に応じて

なんとか結婚して産む方法を考える。
…と言ってくれて、A子と共に安堵していましたが、しばらくすると再び雲行きが怪しくなりました。
ある日の深夜に、彼氏はA子のアパートを突然訪問し、

やっぱり結婚できないから、中絶してくれ。
…と言ってお金(10万円)を置いて逃げたそうです。
そこから先は 私までが渦中に巻き込まれることになった様々なトラブルに派生していったのです。

中絶の提案を飲みたくない!
…といつまでも拒否していたA子は、私に

なんとかして!お願い!!
…と泣きついてきたので、仕方なく私は何度も彼氏とコンタクトを取ろうと努力しました。
中絶にするにしても費用が10万円では全く足りませんし「どうしよう?」という話になり、彼氏が応答してくれるまでA子と2人して繰り返しコンタクトを取り続けました。
連日のメールにうんざりしたのか、3日後にようやくこちらからの連絡に応じてくれた彼氏でしたが、中絶に対する意思は固く、もうこれ以上の説得は無駄だと 私たちはあきらめることにしました。
それでもA子は彼氏に

せめて婦人科には付き添って欲しい。
…と言いましたが、彼氏は

仕事を休まない。
…と拒否。これを見て私は、

A子とのことは完全に遊びだったんだな。
…と悟りました。A子の身を案ずる言動などひとつもなかったのです。
婦人科検診に同行して!とまたも親友から泣きつかれて…
彼氏から完全拒絶されたA子は、またも私に泣きついてきました。

婦人科検診に一緒に行ってほしいの!お願い!!
仕方なく私が病院に同行することになりましたが、事はそう簡単なことではありませんでした。
私の自宅からA子の家まで電車で片道2時間かかります。しかも私には1歳の娘がいましたから どうしても子供を連れて向かうことになります。
しかしあまりにもメンタルが不安定になっているA子を放っておくことができないと思いました。
私はA子の病院に同行する件を承諾することにしましたが、それとの引き換え条件に 彼氏に往復の交通費を請求することにしました。するとA子からは

彼から預かった10万円の中から交通費を払うから、お願い!
…との話があり、なんとなく釈然としない思いに駆られたものの、仕方なくA子に同行する事を受け入れました。
遠路はるばるの野暮用に1歳の娘を連れて行くことに抵抗があった私は、実家に娘を預かってもらえるように頼み、母には仕事を休んでもらいました。
そういったことはA子からは見えない部分ではありますが、彼女の願いをかなえるために 複数の人からの間接的援助をたくさん受けていたわけです。
それにもかかわらずその自覚がなく、自分のことしか考えられないA子は、私と一緒にいる間にずっと

自分がかわいそう…。
…などとぼやいていました。それだけでなく来院してからも

お金ないし。どうしよう…。
…とずっとぼやき続けていました。この時の私は、

はあ?だったら、今日の交通費を彼氏に払わせればよかったんじゃないの!?
…と思ったものの、この言葉は飲み込んで A子には言わないでおきました。
その数日後、私の元にA子から再び連絡が来ました。

中絶の日も彼は来れないというから、一緒に来て欲しいの。それと2人の子供たちを預かって欲しいの。お願い!!

はあ?また私なの!?近くに住んでいるわけじゃないのに…。
…と思いましたが、前の結婚で勘当されて親からも見離されているA子には私のほかに頼れる人がいなかったので、とても迷惑な話で嫌でしたが とりあえずすべてのA子の要求を飲むことにしました。
しかしA子の私への一方的な要求はこれだけにとどまりませんでした。終いには

中絶の日までにお金を準備できないから、10万貸して欲しいの。お願い!!
こう言われた私は さすがに堪忍袋の尾が切れそうでしたが、誰も支えてくれないひとりぼっちなA子を見捨てるわけにもいかず、夫と相談して借金の申し出を了承しました。
彼氏に交通費を請求したら親友にブチギレされて絶縁
実は産婦人科検診に付き合った当日に、私はその日かかった交通費をもらえずに解散していました。
A子は彼氏からの10万円の中から交通費を払うと言っていたにもかかわらず未払いだったので、この点には非常にモヤモヤしていましたが、私は初めから交通費を彼氏に請求するつもりだったので、A子に対しては何も言わずに黙っていようと思いました。そして実際に私は帰宅してから彼氏に交通費の請求をしていたのです。
すると突然、A子から連絡が来ました。あれほど私に泣きつきまくっていたA子にしてはそっけない連絡で

中絶の日は付き添ってくれなくていい。この間の交通費を振り込みたいので口座を教えてほしい。

交通費は彼氏に請求しているから、A子は払ってくれなくていいよ。

たしかに彼は責任の取り方が少し下手かもしれないけれど、あんたにそこまで責められるような人じゃないよ!彼だって頑張ってくれてるんだから!!
A子から突然キレられた私は驚いて絶句していました。

え!?彼氏は何一つしてくれなくて、全然頑張ってないじゃない!がんばってきたのは私の方だよ?今までずっとA子のために動いてきたのに。A子の言うなりになっていたのに…何これ???全部仇になって返ってきたの?
その後、交通費だけはきちんと返してもらうことができました。
A子はあれだけ私を振り回し、逆ギレ発言をしておいても、その後も何食わぬ顔で私に連絡をよこして べったり頼ろうとしてきましたが

私はもうA子には関わりたくない。とても付き合いきれる相手ではない。
…と思ったのでこちらから全ての連絡手段をブロックして絶縁しました。