摂食障害克服体験談!過食嘔吐するストレス原因をつぶした話

摂食障害克服体験談!過食嘔吐するストレス原因をつぶした話

摂食障害克服

30代女性 私は1年前に摂食障害になりました。

職場のストレスと恋愛がうまくいかない時期が重なりストレスで過食。

そして気持ち悪くなるまで食べてしまうことに加えて、太ることが怖くて吐くことを毎日繰り返していました。

薬を飲んでもストレスがあると過食嘔吐をしてしまう…

摂食障害克服

毎晩過食・嘔吐を繰り返していたため、喉からの出血や肌荒れ、蕁麻疹、めまいがひどくなり、落ち込む日も増えて 心身ともに限界を感じたところでメンタルクリニックを受診しました。

初診では投薬で様子をみようということになり、1ヶ月ほど投薬しながら普段通りに過ごすことになったのですが、薬を飲んでいてもストレスを感じると過食・嘔吐をしてしまい、摂食障害はなかなか改善しませんでした。

ある日、再びの過食・嘔吐の後に喉からの出血がひどくなり、それに伴って精神的にも落ち込みがひどくなったせいで眠れなくなったため 再度クリニックを受診しました。

抑うつ状態なので一旦休む必要があるとのことだったので診断書を書いてもらって会社を休職し、さらに薬の種類も増やして様子を見ることになりました。

3か月の休職と投薬によりある程度辛い症状は落ち着いたのですが、復職するとやはり過食嘔吐を繰り返したり情緒不安定になってしまいます。

結局、そういった状態で仕事を続けていくのが難しくなり、退職して療養するために実家に帰りました。

摂食障害が治るきっかけは過食しない環境に身を置くことだった

摂食障害克服

摂食障害のもうひとつの原因である「恋愛」に関しては もうどうしようもない状況でした。

できることは関係を清算し、時がすべてを解決してくれるのを待つしかありませんでした。

一人暮らしを続けていてはまた過食嘔吐を繰り返してしまいそうな状態だったので、実家に帰ることを決めて家族と過ごしました。

母の手作りごはんを毎日きちんと少しずつ食べて 吐かないように気を付けながら、時間をかけて摂食障害を改善していきました。

私の場合は投薬治療よりも、環境を変えて気持ちを切り替えながらゆっくり過ごすことがいちばんよかったように思います。

今でも強いストレスを感じると食べたものをわざと吐いてしまうことがあるので、できる限りそうならないように 無理のない範囲で自制していくつもりです。

摂食障害の療養中の焦りは禁物!無理をせず自分のペースをキープする

摂食障害克服

実家で治療に専念していた時期は、正直、罪悪感や焦りがあってつらかったです。

しかし時がたち、精神的にも体調的にも少しずつ落ち着きを取り戻し始めると 自然とやりたいことや就きたい仕事が見つかって、再就職をすることもでき、結婚もしました。

現在は就職しておらず、専業主婦をしながら たまに短期のバイトやパートをしています。

ゆっくりと時間をかけることでしか取り戻せないこともあります。

メンタルが不安定になると焦る気持ちが高まることはわかりますが(私もそうだったので) 休む時はしっかり休むことが大切です。

私には家族や友人の存在が大きく、適度な距離感で接してくれて大変感謝しています。

再就職の際に相談した時も、心配しながらも応援してくれたので それが励みになりがんばることができました。

何事も無理せず、自分のペースで挑戦することが大切だと思っています。

摂食障害(過食症・拒食症)の相談おすすめサービス
 
ストレス不調(心身症・起立性調節障害)の相談おすすめサービス