【復縁体験談】結婚したいのにプロポーズしてくれない彼との別れの話


結婚したいのにプロポーズしてくれない彼との別れの話【復縁体験談】

プロポーズしてくれない

26歳女性 会社の出入り業者だった彼(26歳)とお互い一目惚れで惹かれ合いお付き合いしました。

性格も価値観も合う二人だったのですぐに意気投合し、私は「この人と結婚したい」と思っていました。

それから3年程付き合ってお互い結婚適齢期を迎えたものの、まだゴールインできていなかった私は 周りの友達がどんどん結婚したり妊娠していくのを見て じぶんだけが取り残されたよう気になっていきました。

それからというもの それとなく彼に結婚のアピールを私なりにしていましたが、彼は私のアピールをのらりくらりとかわしていくばかり。

そんなことから少しずつ私の中で 彼への不信感が募っていきました。

プロポーズしてくれない

そうしているうちについに私の不満は最高潮に達し、彼に将来についての不満をぶつけました。

3年も付き合っていて 相性も良いこともわかっているのに 何で結婚の話をしてくれないの?一度もないよね?

…と怒りに任せて彼に詰め寄ったのです。

するといつもは温厚で優しい彼がブチ切れてしまいました。

そのときの私は彼の豹変ぶりにびっくりしただけでなく、

彼はそんなに私と結婚したくなかったのか…。

…とショックを受けてしまい、その場の感情にまかせて私の方から別れを切り出しました。

もちろん私は彼が引き止めてくれるものだと思っていたのですが、彼は

分かった。

…の一言だけ。

その日のデートもとても楽しくて、

まさかこんなことになるなんて。

…と自分から別れを切り出しておきながら呆気にとられていると、彼から

今まで部屋に置いておいた荷物も持って帰って。

…と言われました。

ダブルのショックに打ちひしがれていた私を駅に取り残して、彼はそそくさと帰っていきました。

そうして これまで3年間の私たちの付き合いはあっけなく幕を閉じました。

プロポーズしてくれない

それからというもの、彼を失った喪失感から 私は毎日泣いて過ごしました。

食事も睡眠もろくにとれなくなり どんどん痩せていきました。

周りもそんな私を心配して外に連れ出してくれたり 出会いの場に連れて行ってくれましたが、何を試してみても私の心の溝を埋めることが出来ず しばらく引きこもって過ごしました。

その一方で彼の対応はクールで、私のラインをブロックしたり、フェイクブックやインスタの友達まで解除する徹底ぶりでした。

そこまで徹底的に縁を切られたことを知ったとき、さすがに私も

彼のことはもう吹っ切ったほうがいい。

…と思えるようになり、気持ちの整理がついてきて 少しずつ前を向けるようになりました。

しかし、いろんな男性と出会ったりしても、前の彼と比較してしまう自分がいました。

今までの彼との付き合いを振り返ってみても、

やはり彼以上に相性が良い人はいない。

…と改めて実感し、それに伴って少しずつ彼への気持ちが戻ってきて、

彼にどうしても謝りたい!

…と思うようになりました。

プロポーズしてくれない

別れた当時の私は 結婚に執着していたこと、さらに彼の私への優しさを当たり前のことのように考えていたことに気づき、その点を反省しました。

温厚な彼があそこまで非情に私を拒絶するということは 彼も色々と悩んでいたのかもしれません。

それなのに私は自分のことしか考えていなかった。

彼の気持ちを一度も考えようとしなかったことにも気づきました。

あんな別れ方をしたから…こっちから『復縁』などと厚かましいことは言えないけれど。知らず知らずのうちに彼を傷つけていたかもしれないことだけでも謝りたい。

…と思った私は 彼に連絡を入れてみることにしました。

その時には別れてからすでに4ヶ月の月日が流れていたので、

いろいろな手段を使ってみても…もしかしたらもう連絡は通じないかもしれないな。

…と思っていると なんとか電話だけは繋がることがわかりました。

でも…出てはもらえないかも…。

…と覚悟しながら電話をぎゅっと握りしめて待っていると、2回目のコールで彼が電話に出てくれました。

いきなり電話してごめんなさい。別れる前にあなたの気持ちを分かってなくて ごめんね。

…と謝ると、30秒ほどの沈黙が流れた後に彼のほうからも

ひどい別れ方をしてごめん。

…と言ってくれたのです。

プロポーズしてくれない

話を聞いてみると、彼は別れるまで結婚について真面目に考えていたということでした。

でもその当時は転職したばかりで 結婚して私を養っていけるか悩んでいたことや母親に大きな病気が発覚したことなど、結婚の障壁が複数あったことを ぽつりぽつりと話してくれました。

私の知らない所で色々とつらい思いをしていた彼の気持ちを無視して 私は自分のメンツや気持ちだけを押しとおそうとしていたことに改めに反省しました。

彼は優しさからそのことを私に話せなかった・・・それがわかった途端に、私は自分のしたことがいかに馬鹿だったのかを悟りました。

そして本心から誠心誠意謝ることで なんとか彼と和解することが出来ました。

プロポーズしてくれない

その日を境に 少しずつ彼から何気ない連絡がくるようになりました。

友達に戻れてよかった!

…と嬉しく思っていると いきなり彼から呼び出されて食事に行くことになり、その帰り道に

また付き合いたい。

…と告白してもらいました。

復縁などありえないと思っていた私にとってそれはあまりに突然なことだったのでびっくりしたのはもちろんですが、

また前のように別れてしまったら…。次はきっと立ち直れなくなるかも。

…と臆病な気持ちが強くなっていた私は彼に

返事は少し待ってほしい。

…と伝えました。

もう二度と同じことを繰り返したくない。それに結婚という形を取らなくても、彼とずっと居続けられるのだろうか?

…と、自分の中で答えがまとまるまでは彼とは会わないことにして考え続けていました。

そして自分の心としばらく対話した後に出た結論は

「彼」という存在を失いたくない!という気持ちを大切にしたい。

そう思って、また彼と正式にお付き合いすることに決めました。

今度は失敗しないように、他人と幸せを比較しないようにする。そして私達だけの幸せの形を見つけよう。

…と決めて努力することを心の中で誓いました。

プロポーズしてくれない

そうしているうちに彼からプロポーズしてもらえました。

え!?本当に?いいの?

…と、意外に早い展開だったのでとまどいがありましたが、それが本当に嬉しかったのと 諦めないで良かった!という気持ちが入り混じって涙が溢れました。

これまでいろんな男性とお付き合いして、いくつかの別れも経験してきましたが、自分の中ではこれほど辛い別れは今までにありませんでした。

それだけ彼に対する私の気持ちが本物だったんだ。

…と実感すると同時に、

長い人生でこんなにも人を好きになれることが幸せ。

…と彼に出会えたことを本当に感謝しました。

別れを経験したからこそ 結婚した現在でもお互いを大切に出来ているので、

あの時のつらい経験は決して無駄ではなかったし、乗り越えられて良かった!

…と心から思っています。