ペットロスを乗り越えるおすすめ本!飼い主を励ます薬になるギフト

【監修者】
オレンジ@終活ガイド

生前整理という名の断捨離にいそしみつつアラカンでの熟年離婚を画策中のおひとりさま予備軍女性がこのブログの中の人です。終活に活かすため終活ガイド上級、ホームヘルパー2級、愛玩動物飼養管理士2級を取得しています。
 
ここでは人生100年時代に備えた終活と生活のヒント、怖いしギョッとするけど現実を知っておいた方がいい話、トラブル回避のハウツーや困りごとの対処法などを「事実は小説より奇なり」みんなの体験談を元に紹介します。

虹の橋(葉祥明)


愛するペットとの別れは、永遠ではありません。あの子に「また会いたい」という願いは、いつか、必ずかなうのです。インターネット上で世界中の人々から支持されている、作者不詳の詩「虹の橋」が、葉祥明氏による絵で、美しい絵本になりました。すべてのペットを愛する人、ペットロスに悩む人に捧げる一冊です。

20代女性 ペットロスに悩む方にお勧めしたいのは「虹の橋」というタイトルの絵本です。とても柔らかい絵とともにペットがなくなった後はどこへ行くのか…を想像できるお話となっています。

一年前に私は愛犬を亡くし、とてもひどいペットロスになってしまいました。それはひどいもので、仕事中でも気を抜くとぽろぽろ泣けてしまうくらい「寝ても覚めても愛犬が忘れられない」といった毎日でした。そんなときに友人からプレゼントされたのがこの本でした。

私は当時、犬が出てくるテレビや映画、散歩している犬を見ることさえつらかったため、絵本を読むことにもあまり乗り気ではなかったのですが、せっかく私に於くってくれた友人の気持ちをありがたいと思い、読んでみることにしました。

すると…まず1ページ目を開いた瞬間から涙が止まらなくなりました。虹の橋とともにわんちゃんのイラストが描いてあるだけだったのですが。虹の橋のふもとで飼い主さんを待っている、元気にみんなと遊んでいる…といった内容と温かい挿し絵がそこにありました。

愛犬の姿を思い出しながら、息が苦しくなるくらい泣きながら この絵本を読みました。中でも、飼い主さんを心配している…といった文にはとても胸が苦しくなりました。

あの頃は泣いてばかりいた日々でしたが、私の笑顔が好きだったであろう愛犬のために 少しでも笑って過ごさなければいけない…と 絵本を読んで思わされたのです。

「早く愛犬のもとに逝きたい」とまで思っていた私ですが、本書から間違いなく勇気をもらったと感じています。今でも時々この絵本を開くたびに亡き愛犬を思い出して泣いてしまいますが、心が温かくなるおすすめの一冊です。贈ってくれた友人にも感謝しかありません。

ペットたちは死後も生きている(ハロルド・シャープ)


動物たちにも死後の世界がある―愛するペットを失った人たちに贈る、世界でただ一冊のほんとうの癒しの書。本書は、 イギリスで約半世紀にわたって愛読されてきた、ペットたちの死後の生が語られたもっとも有名なエピソード集です。ペット関係の本ではこれまでほとんど書かれてこなかった、ペットたちの魂と飼い主との、不思議で感動的な物語の数々。

「私たち人間を含めて、すべての生き物の命は不滅です。愛するペットたちを亡くされた方々の悲しみが、本書を通じて少しでも癒されますよう願っています」―山川亜希子

50代女性 この筆者は霊能者であり、スピリチュアル的内容がOKの人にはおすすめです。初版は1966年ですが、私は翻訳が比較的新しい版を読んだので、「霊界」「アストラル」など現在なじみの言葉が使われていて読みやすいです。

この世での役目を終えた動物たち、犬・猫・鳥・馬…が地上とは比べられないほど美しい世界にいて、元気に暮らしているのが見える…と筆者は語ります。その飼い主もまた、「見えない扉」を通るとかつて愛した動物たちと再会できる…とも。

そしてその世界は地上からそんなに離れていない、ほんの波長一つだけ隔てたところにあるそうです。さらに地上に残されてしまった飼い主たちのペットへの愛は、天国での彼・彼女にも伝わっているということです。

こうした言葉の数々は 最近は現代のスピリチュアル系の本やyouTubeなどでも似たような内容が語られていますが、著者には「視えている」向こうの世界の描写は、これらとは一線を画すものです。変な言い方かもしれませんが この著者の言葉はあまりにもリアルで、信じたい気持ちになれます。

もしそういった世界を信じられなくても、日に一度でも天国で暮らす元気な愛する子たちを妄想し、ぬくもりを思い出すのはそう悪くないと思えます。

ありがとう。また逢えるよね。ペットロス 心の相談室(横田晴正)


2013年刊行書籍の増補改訂版。ペットとの死別という避けがたい出来事が、飼い主に深刻な影響を与えるケースが増加しています。著者の横田晴正氏は、ペットのお坊さんとして葬儀、火葬、供養、パラカウンセリングを行なっています。その活動が「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ)で特集され、大きな反響を呼びました。コロナ禍の外出自粛や在宅率の増加などで、ペット依存度が高まり、精神的な不安を抱える人も多い。ペットロスに悩む多くの人に心のよりどころとして本書を手に取って欲しい。

30代女性 著者で僧侶の横田さんがペットと飼い主さんのために、ペット霊園を設立したのには理由がありました。幼少の頃から自身が飼っているいないにかかわらず、動物の死に目に居合わせることが多かった横田さんは だんだんあることを疑問に思い始めます。

動物の命は軽く考えられがちではないか…。動物の命も人間の命も同じ重さであるのに、人間のように手厚く扱われないことに心を痛めます。そして自分が動物たちの代弁者になって、その命が尽きてもちゃんと人間と同じように弔ってあげようと決意し、お寺の僧侶としての道に進みます。

横田さんは動物が大好きで 自身もつらい経験を沢山されているだけに、飼い主さんがペットに対してどんな思いや愛情を持っているかをよく知っています。飼い主とペットという関係を超えて、家族であり、友人であり、子供であり、パートナーでもある、愛する存在。私たちはそんな存在を亡くしてしまった時、生きていけないほど辛く悲しい思いに打ちのめされます。

しかし別れとは、本来誰もが例外なく経験するものです。対象が人間であっても、動物であっても同じ気持ちになって当然だと思うのです。

飼い主さんたちの心に寄り添った横田さんの言葉は、とても優しく体に染み込んでいきます。こんなに悲しくて辛いのは当たり前なんだ、それだけ愛していたんだから…と思えます。この本のおかげで、私は自分のペットロスを少しずつ受け入れていけた気がします。

ペットロスになっている方にはぜひ一度読んでいただきたいです。傷ついた心を癒してくれる一冊です。

ペットがあなたを選んだ理由―犬の気持ち・猫の言葉が聴こえる摩訶不思議(塩田妙玄)


動物保護の現場で聴いた死に逝く動物たちの言葉なき声。自身も体験したペットロスの辛さと周囲との関係。僧侶となってから思う、人と動物の出会いと別れの意味…。「走ってこそ犬、自由でこそ猫」フリーの仕事をしながら、愛犬のシベリアンハスキーと毎週のように一緒に山や川、高原にキャンプで寝泊まりするそんな幸せな時が12年近く。

いつしか愛犬も病気と年老いて、付きっきりの介護の日々に変わり、やがて天に送り返す。ペットロスとペットロスからの立ち直りも経験した著者は、心理学を勉強して、亡きペットの声に導かれるかのように仏門に入り、捨てられた動物たちの保護活動に携わるようになっていた。それまでに体験したことから、ペットとの別れ方と供養の仕方、ペットロスへの対応など、独自の視点で語っていく。軽快な文章で笑いを混ぜながらも、様々な場面で聴こえて来るペットたちの言葉なき声は、涙なしでは読めないだろう。

50代女性 ペットのボランティア保護活動をされている尼僧さんが書かれた本です。著者の塩田妙玄さんは愛犬を亡くしたことをきっかけに、仏門に入り尼僧になりました。

現在は東京の庵の他、三重県にあるペットの保護施設でボランティアをされています。尼僧という立場から、ペットの生死に関わるあらゆる悲しみ、苦しみに寄り添っています。

本書は、ペットと飼い主が出会った理由から、ペットの死後、ペットの飼い主への気持ちまでに言及されて、読者をとても癒してくれます。ペットロスという悲しみを受け入れ、ペットとの楽しかった日々を糧に、読者がこれからどう生きて行けばいいのかまでを あますところなく書かれています。

その上、ペットロスになった方の体験談も掲載されていて、同じように悲しんでいる人たちがたくさんいることを知ることによって、さらに心の支えになること間違いなしです。この本はペットロスをテーマにした本の中では一番の本だと思います。

ペットロスと虹の橋 for うさぎさん(青眼白兎)


残念なことに私たちの社会は、ペットロスを十分に理解しているほど成熟してはいません。ペットロスを理解してくれる人が周りにいないことの方が まだとても多いのです。そして理解していない人からの励ましの言葉で さらに傷ついてしまったりします。そのため、ペットロスを経験する人たちの多くは とても辛く悲しい思いをしてしまいます。あの子は、かけがえのない存在だったのです。 この本はそうした飼い主さんを世界中で救っている 「虹の橋」のお話しを中心に、 ペットロスで悩む飼い主さんのために 少しでもお役に立てればと、いくつかの短編で構成されています。

40代男性 虹の橋の話をうさぎ中心に書いてある本です。ペットロスとの向き合い方を飼い主目線で書いてあるので、うなずきながら読むことが出来ました。

心理学のような専門用語が出てこないので親近感が湧き、心が安らぎます。また虹の橋に旅立ったうさぎがどんな気持ちで過ごしているかがしっかり書かれていますから、これを読めば旅立ったうさぎが元気になって走り回っている姿が想像できます。自分を責めてばかりいた人もきっと安心して立ち直るきっかけになるはずです。

生き物には寿命がある事もわかりやすく書いてありました。頭では理解していても 自分自身ではそれがうまく飲み込めずに悩んでいたのですが、この本を読んで納得できました。そして、ペットロスで悩む方が少なくない事も知ることが出来ましたから、同じ仲間がいるというだけで少し気が楽になります。

「うさぎさんの星」という章はうさ飼いの心をちゃんと理解した内容でした。最初から最後まで 愛兎を亡くした人に心に寄り添った内容です。ぜひ、うさ飼いの方に読んでもらいたいと思います。

 

これはKindle Unlimited読み放題の対象です


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愛する人を失うとどうして死にたくなるのか「うつから自殺へ」を「生きよう」に変える力(下園壮太)


愛する人(ペット)を失った。失恋した。そんな時私たちは苦しみ、もがき、のた打ちまわります。中には体調を崩したり、うつ状態に陥り死にたくなったりする人もいます。これらの苦しみは、人として当たり前の苦しみなのです。あなたが壊れているわけではなく、人間として何とか乗り切らなければならない苦しみなのです。しかし、苦しいことには変わりはない。本書では、これらの苦しさの仕組みと、乗り越えるための工夫をご紹介しました。こころの整理に、少しでもお役に立てれば幸いです。

30代女性 特に辛い気持ちの時ではなく、タイトルに引かれて購入しました。心理学的な悲しみのメカニズムを分かりやすく解説していて、今のどん底以下の自分の心理状況の分析や この辛い気持ちの『その後どんな気持ちになるのか』という人間の悲しみの気持ちの変化について解説しています。読むと『この悲しみがいつまでも続かない』ことが冷静に入ってくるはずです。

また、現在『悲しみが年単位で続いてしまっている』ことへの解説やアドバイスも乗っていますので、死別直後の方にかかわらず 長期間つらい日々を過ごしている方にも一読をオススメしたいです。

『死』という極限のテーマを扱っている本書なので、死別に関わらず他人が共感できないような悩みで落ち込んでいる時にも良いかもしれません。私は昔からすぐ死にたくなってしまうことが不思議で仕方なかったのですが、本書を読んで少し自分への理解が増えた気がします。

猫とさいごの日まで幸せに暮らす本(加藤由子・小泉さよ)


いつか必ずやってくる「その日」のために。ペットフードや獣医療の進歩・発展と室内飼いの普及により、猫の寿命は飛躍的に伸びた。ただ、飼い主たちの「もっと長生きしてほしい」という願いが実現した今、我々は新たな局面に立っている。室内飼いの猫はいずれ老いを迎え、かつ必ず飼い主のそばで死を迎える。我々は、どのように老いた猫の幸せと健康を維持し、どのように最期の日を迎えるべきなのか。

『幸せな猫の育て方』で室内飼いの猫の幸せを実現する暮らし方を提案し多くの読者の支持を集めた著者が、10年経って新たに提案する “老猫との暮らし方と看取り方” 。具体的なマッサージや遊び方、お世話・介護・看取りのノウハウをていねいに解説し、同時に老猫との向き合い方や「死」の捉え方、心の整理のしかたについてもさまざまに提言する。臓腑にすとんと落ちる言葉の数々と、色鉛筆で描かれた優しいイラスト。今現在老猫と暮らす人だけでなく、今の時代に猫と暮らすすべて人に読んでもらいたい一冊。

40代女性 飼っていた猫が大病を患った時に、何かの役には立つだろう…と、すがるような思いで購入した本。購入した後、読む間もなく旅立ってしまいました。

猫が旅立ってからというもの、あの時「ああしていれば、こうしていれば…」と、病気を患って苦しんでいる姿ばかりが頭に浮かんでいました。そんな時、ふと、本棚に隠れるように置いてあったこの本の背表紙が目に留まり、思わず手に取りました。

この本は、「猫とさいごの日まで幸せに暮らす本」というタイトルの通り、かわいい挿絵を交えながら猫との生活について書かれた本です。簡単にいうと、ペットと暮らす心構えが書かれた本です。決して、旅立った後に読む本ではないのです。

ただ、この本を読み進めると、少しずつ元気な頃の姿も思い出せるようになったのです。内容は大きく4つのパートに分かれており、最初は猫の一生について考えます。その後、猫とのコミュニケーションや、老いてからのお世話のこと、最後は、具体例を交えて病気や健康について学べるようになっています。

今さら…と思うかもしれませんが、学ぶというよりは、本を読むことで 猫と一緒に過ごした時間をゆっくりゆっくり振り返るような感覚になりました。無理に忘れようとしたり、元気を取り戻そうとしたり、そんな風にもがいていることも、本の中で、旅立った猫と共有しているような、そんな不思議な気持ちになりました。

心にぽっかり空いた穴を、優しく埋めてくれるような、そんな一冊です。ペットロスからなかなか立ち直れない方にも克服への「足がかり」として きっと役立つと思います。

犬が伝えたかったこと(三浦健太)


犬はまっすぐです。一度、心を許した飼い主のことを、死ぬまでずっと好きでいるといいます。その飼い主がどんなに変わってしまっても。あまり関心を持たれなくなったとしても、犬はずーっと飼い主のことが好き。そんな犬はドラマのように機転を利かせたりすることはなく、どんなときも、いつまでも“ワンパターンな日常”のくり返し。でもだからこそ、私たちは犬から多くのことを学びます。変わるのはいつも私たちで、犬はぜんぜん変わらない。犬はなにものぞまず、ただ私たちといるだけで幸福だからです。

三浦健太さんは『犬が教えてくれたこと』『犬の頭がぐんぐんよくなる育て方』などでおなじみのドッグカウンセラーの第一人者です。何万組という犬と飼い主のふれあいをみてきた三浦さんだからこそその目を通して犬を見てみると、犬たちが一体なにを伝えたかったのか、新しい感動とともに理解できるはずです。

30代女性 大好きな愛犬が亡くなって、毎日泣いていて悲しくて仕方なかった時に人からいただいた本です。実話を元にして描かれていて、ペットと人との関わりの中で生まれた物語が複数描かれています。

短い話なので、一つ一つは早く読み終わりますが、感動でたくさん涙が出て、なかなか読み進められなかったくらいです。ペットの優しい行動やそこに隠されていた考えや思い、人との深い絆に触れることが出来て、優しい気持ちになることができました。

ただ、大好きだった愛犬を思い出して少し辛くもなってしまいましたが、ペットの気持ちを想像、理解して、寄り添う事ができた気がします。ペットロスに悩む方へはどの程度お役に立てるか分からないですが、自分自身はこの本を読んで少し気持ちが穏やかになり助けられたので、紹介してみたいと思いました。

この本を読んで、つらいお気持ちでいらっしゃる方のお気持ちが、少しでも癒されて穏やかなお気持ちになられたら嬉しいです。

モモ MY DEAR DOG(おーなり由子)


モモは犬のくせに溝に足をすべらせてよく落ちるし、柵もこわくて飛びこせないし、お手もできない。でも、悲しい時も嬉しい時もいつもそばにいてはげましてくれるモモ。すべての犬好きに贈る、暖かく愛しい絵本。

30代女性 この本は絵本で文も短く、ページ数も多くありません。作者のおーなり由子さん自身が犬を飼っていたということもあり、飼い犬とのさり気ない、当たり前の、決して楽しいばかりではない日常の物語です。

そして飼い主から見た犬(モモ)の一生が描かれています。最初から最後までモモが何を感じ、何を考えていたのかはわかりません。ただただ、日常の物語なのです。最後、モモを失っても、飼い主の気持ちや言葉は綴られていません。

私はこの本こそが、全てのペットを愛する人達、愛するペットを失ってしまった人に寄り添う一冊だと思います。本当に大切な存在を失った時、誰に何を言われても 心に空いた大きな穴は埋まることがないと思うからです。時間以外、痛みを和らげる方法はなく、空いた穴は思い出で蓋をするしか方法はないのです。

自分以外にも同じ痛みを抱えている人がいて、その辛さは人それぞれで、分かり合う必要はないと思うのです。ただあるのは自分だけの事実。共に過ごし、支え合っていた、幸せだった日々。私はこの一冊を通して、失った悲しみは消えませんが、幸せだった日々は確実にあった事を忘れずに目を向けてほしいと思います。

今日も一日きみを見てた(角田光代)


なんて可愛いのだ。ああ、なんて、なんて、なんて! どこか飼い主に似たアメショーのトト。このやわらかくてあたたかい、ちいさな生きものの行動のいちいちに目をみはり、トイレの掃除をし、病院に連れていき、駆けずりまわって遊び相手をし、薬を飲ませ、いっしょに眠り、もしこの子がいなくなったらどうしようと家の人と話しては涙ぐむ日々―愛猫へのやさしいまなざしが、誰かを愛しく思うすべての人の心を揺さぶる、感涙のフォトエッセイ。

30代女性 34歳の時、19年間一緒に暮らしていた猫が亡くなりました。今まで生きてきた中で起きたどんな悲しい出来事よりも、辛く苦しい時間で、部屋の隅に残っている抜け毛を拾ってはなく毎日でした。

同じく猫を飼っている友人が、猫の悲しみを癒してくれるのは猫しかいないから、また買えばいいじゃない…と言ってくれましたが、とても新しい家族を迎える気持ちにもなれず…。

そんな時に本屋さんでたまたま角田光代さんのエッセイ本を見つけ、可愛い写真につられて購入しました。
もともと角田先生の小説が大好きで、何十冊も所有していたのですが、いつもの毛色とは違った、猫にメロメロになっていく様子が詳細に書かれていて、その愛情の深さにまた涙が出てしまいました。

作家さんだけあって、猫を迎えてから湧き出てくる愛情や母性を表すのが本当に上手で、私の猫に対する熱意を代弁してくれているような、愛に満ち溢れたエッセイです。あぁ、猫に対する気持ちってこうだったよなぁと幸せな気持ちにさせてくれる本です。新しい家族を迎えた今も、たまに読み返しています。

 

この作品はAudible版でも楽しめます


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アタシ、ママの子? とある犬が思うこと(麻乃真純)


ペットが天に召された日。それは大切な約束を守った記念の日。だから、悲しむのを少しやめてほめてあげてください。

30代女性 ペットを失った方はもちろんのこと、まだ大切な子がそばにいる方にも読んで欲しい、大人にもおすすめできる絵本です。ポメラニアンのなずなちゃん視点で描かれた物語で、愛らしくて健気ななずなちゃんの姿に涙が止まらなくなります。

読み進めていくと、悲しさと寂しさで心苦しくなってしまうかもしれません。ページを捲る手が止まってしまうかもしれません。それでも一度、最後まで読んでみて欲しいです。読み終わる頃には心のもやが少しだけ晴れると思います。イラストもなずなちゃんの言動もとても可愛らしくて癒されます。

現在私は心臓病の老犬の介護をしています。この子とのそう遠くないお別れの日のことを考えると、涙が溢れてくる時もあります。先代犬や先代猫を失った時のことを思い出して苦しくなってしまう日もありますが、そんな時、私を支えてくれているのがこの絵本です。

大切なこの子を悲しませないためにも、ママがしっかりしなきゃ!と背中を押し、励ましてくれます。一生手放せない、大好きな絵本です。

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!(鴻池剛)


【次にくるマンガ大賞】Webマンガ部門 第2位! ! ツイッター上で今いちばん熱い視線をあびる
猫漫画がついに書籍化! 書籍化にあたって、WEBにはない ぽんたを飼い始めた頃のエピソードを多数描きおろし! ! 自由きままな猫のぽんたと振り回されっぱなしの作者・剛が日夜、繰り広げる狂騒劇! !

30代女性 猫を飼う成人男性の奮闘記漫画です。ペットを失った方にとっては荒療治に見えるほど、はっちゃけた漫画ですが、お勧めします。私自身、20年一緒にいた猫を見送りましたが、この漫画を読むことによって、徐々に元気になっていきました。

最初は、もう長年一緒にいた猫がいない、どこにもいない…という状況に毎日落胆していましたが、このゆるい漫画を読むことによって、心が軽くなっていきました。この漫画は、猫を買った人にとっては「あるある」がつまっています。読んでいくうちに、ああ、こんなことがあったな、あんなことがあったな、楽しかったな、とクスリと笑えると思います。かけがえのない思い出が蘇って、昇華していくと思います。

マンガはまったくシリアスではなく、終始ギャグです。ちょっとした休憩時、寝る前など、片手間に読み進めことができます。堅苦しくなく、気負うことなく読むことができます。そうやってちょっとずつ、気が向いたときに読み進めることによって、お別れしたペットのことを大事な思い出へと変えて行けるのだと思います。

私は現在猫は飼っていませんが、この本を読むと飼っていた猫を思い出します。しかしそれは後ろ向きな思いではなく、今までありがとう、という前向きな思いです。

わすれられないおくりもの(スーザン・バーレイ)


水彩とペンで描かれるイラストが暖かい、スーザン・バーレイのデビュー作。イギリスでは最もなじみの深い動物のひとつであるアナグマを主人公にした本書は、「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした絵本。賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマだが、冬が来る前に「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまった。悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていく。そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていった。

たかが子ども向けの絵本とあなどるなかれ。子どもたちに「死」について考えるチャンスを与え、すでに「死」を理解する大人にも静かで深い感動をもたらす。親しい人とのお別れを経験した方に、心を込めて贈りたくなる。(小山由絵)

40代女性 以前、美智子妃殿下が紹介していたことでこの絵本を知りました。私がペットロスの時に出会うことはできませんでしたが、大切な友人が長年連れ添った愛犬を亡くした時にこの本を贈りました。彼女はこの本がとても励みになったと今も大切に持っていてくれる一冊です。

絵本には年老いたアナグマが登場します。アナグマはとても賢く皆に好かれ頼られる村の長老です。彼は年老いて自分の命がそう長くないことを悟ります。残していく友達の動物たちがアナグマの「死」を恐れる気持ち、アナグマがいなくなったことへの「寂しさ」、アナグマ自身が「死」を受け入れる気持ち。「死」というテーマを通じて死を迎える側、死を受け止める側の両方の気持ちが分かります。

アナグマは短い手紙を残して命を終えます。アナグマはかけっこができる若さを取り戻したような夢のような続きの死をひっそりと迎えます。しかし、残された動物たちはアナグマの死を受け止められず、悲しみはどれだけ泣いても時間が経っても消えません。やがて春が訪れた時にそれぞれがやっとアナグマとの思い出を語れるようになります。

アナグマとの知恵や優しさにまつわる思い出を語れるようになった時に アナグマの存在が心の中に思い出となって、そばで見守ってくれるような気持になっていきます。

亡くなった時はいっぱい泣いたらいい、悲しいときは悲しいと泣いたらいい。やがて時が経ち、アナグマとの思い出が残された者たちのかけがえの存在となっていくのが分かる心にしみる絵本です。

ペットを亡くした方にプリザーブドフラワーギフトもおすすめ

ペットロスおすすめ本

お供え花にプリザーブドフラワー!仏花に使ってる人のおすすめ体験談
手元供養や仏壇のお供え花にプリザーブドフラワーがおすすめ!プリザを仏花に使ってる人の体験談を紹介。

 

ペットロスの体験談

ペット

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生命保険に関するアンケート

「生命保険に関するアンケート」です。簡単な選択形式のアンケートで、所要時間は60秒程度です。ご回答いただいた方のうち、対象条件を満たす方には全員もれなくamazonギフト100円分をプレゼントします。
 
【ターゲット層】年齢:23歳~55歳  社会人。お仕事をされている方(ただし、パート・アルバイト等を除く)

【アンケート】SUUMO新築マンション/一戸建て購入者アンケート

リクルートが運営する住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」が実施している企画です。プレゼントは「5000円分のギフト券」です。

【アンケート】ボイスノート

「ボイスノート」はサービス開始からおよそ10年のアンケートサイトです。実施したアンケートは、商品開発やマーケティングのほか、テレビ番組やWeb上のコンテンツ、学生さんの論文などさまざまな場面に活用いただいています。

【アンケート】i-Say<アイセイ>
i-say

i-Say<アイセイ>は、市場調査で世界第3位のイプソスが運営するアンケートサイト。プライバシーマーク取得済みで、安心して会員登録できます。大手サイトと比べて、アンケート1本あたりポイントが高めです。

【ポイントサイト】ハピタス

ハピタスは、大手有名ショップや有名サイト1,000件以上と提携。ネット通販の利用もハピタスと提携しているショッピングサイトならハピタス経由でポイントがたまります。貯めたポイントは「1pt=1円」で現金やギフト券、各種電子マネーと交換が可能です。

【ファンくる】国内最大級のモニター調査サービス

約8,000店舗の飲食店をはじめ美容・通販・ショッピングなど色々なジャンルのモニター案件がありいつも使っているお店やサービスを「かしこく体験」することができます。お客様の体験と声を企業やお店に届けることでより良いサービスや商品提供につながります。気になるお店や商品を自由に「えらべるモニターサービス」です。

【モニター】iOS版スマートフォンモニター

スマートフォンモニターでは普段ご利用になっているWEBサイトやアプリケーションなどの使用状況を測定ソフトウェアを通して収集します。収集された情報は、今後のスマートフォンのサービス向上などに役立たせていただきます。みなさまのご協力がきっかけで、スマートフォンの画期的で便利なサービスが開発されるかもしれません。

【モニター】Android版スマートフォンモニター

スマートフォンモニターでは普段ご利用になっているWEBサイトやアプリケーションなどの使用状況を測定ソフトウェアを通して収集します。収集された情報は、今後のスマートフォンのサービス向上などに役立たせていただきます。みなさまのご協力がきっかけで、スマートフォンの画期的で便利なサービスが開発されるかもしれません。

【モニター】美容モニターサイト【美トリ】

「美」と「ワークライフバランス」を追求する大人な女性のための美容モニターサイト「美トリ」で会員登録してモニターになると、痩身、フェイシャルエステ、脱毛、シャンプーなど、様々なプログラムや商品を実質無料で実際に体験いただき、さらにアンケート提出の報酬として現金と交換可能な謝礼がもらえます。

【アンケート】マクロミル

アンケートに答えるだけで、お小遣いが貯まる! マクロミルは、企業やメディアからの依頼を受け、 アンケートの回答を モニタの皆様にお願いしている、 ネットリサーチの国内最大手企業です。「アプリ」「スマートフォン」「PC」で、いつでも・どこでも回答いただけます。

【アンケート】オピニオンワールド

オピニオンワールドアンケートを通してあなたのご意見を共有するチャンスを提供しています。アンケートに参加することで、企業などがその製品やサービスをあなたのニーズに合うように改良する過程に、あなた自身が積極的に関わることになります。

【アンケート】リサーチパネル

リサーチパネルは、企業やメディアからの依頼を受け、アンケートの回答をモニター様にお願いしています。ちょっとしたスキマ時間に、 アンケートに答えるだけで、お小遣いが貯まります。

【アンケート】infoQ

infoQは、会員登録してアンケートやクイズに答えたり、ゲームに参加するだけでポイントが貯まるアンケートサイトです。貯まったポイントは現金やギフト券と交換が可能です。

【アンケート】キューモニター

モニター数全国150万人以上のキューモニター!通常アンケートに加え、「日記式アンケート」「お買い物調査」「製品テスト」「インタビュー」など様々なアンケートがあります。