パワハラでうつ病と適応障害になった私がカウンセリングに救われた話
これは私(23歳女性)が新卒で入社した会社でパワハラを受けたことから心身のバランスを崩し、精神科を受診してカウンセリングを受けることになった話です。
2018年より適応障害とうつ病の診断でカウンセリングを利用。2020年頃より双極性障害の治療でカウンセリングを受けています。
パワハラから自殺未遂を経て精神科を受診
私は新卒で入社した会社でパワハラを受け、うつ状態になり自殺未遂をしました。そのため両親に連れられて精神科を受診し、精神科に併設されたカウンセリングルームのカウンセラーにお世話になることになりました。
あの頃のことはぼんやりとしていてはっきりしない部分もありますが、かすかに残っている私の記憶が正しければ、初診からの数回は 延々と自分のつらいこと、苦しいことを一方的に医師やカウンセラー(臨床心理士)に話していたと思います。
その後、少し症状が落ち着いてきたころに「ちょっと検査をしてみよう」と言われて心理検査を1か月くらいかけて行いました。そこで浮き彫りになった自分の考え方の癖や性格、長所や短所を、カウンセラーがまとめて私に教えてくれました。
精神状態がだいぶ落ち着いてきた最近は、就職活動や仕事で迷ったり苦しんだ時にその結果を見て、自分の癖や自分の得意なやり方、生き方を思い出すようにしています。
精神科の受診は医師に診断書を書いてもらって市役所の障がい者支援課に申請すれば 医療助成を受けられる手帳がもらえますので、1割負担で利用ができます。私の場合は診察+カウンセリング+薬代で毎回600円程度ですんでいます。
カウンセリングに通う頻度は状態によって変わります。状態が悪いときは週に1度 カウンセラーがいる曜日に通います。状態が安定してきたらカウンセラーと相談して隔週にしたり、月に1回にしたりと そのときによって変わります。
カウンセリングルームは私の心を救ってくれた癒しの場所
カウンセラーは心理学をたくさん学んでいるので、私の話を傾聴しつつ、どうしたらいいか、こういう考え方もあるよ…などアドバイスをしてくれました。私の話を決して否定しないし、怒りません。優しくていつでも味方になってくれます。
私はマイナス感情を限界までため込んでしまうタイプだったため、治療するまでにうつ病がかなり進行してしまっていましたが、カウンセリングでカウンセラーと話すだけでもずいぶんストレスの発散になると思いました。
また、カウンセリングで自分の気持ちを言葉にすることで頭の整理もできることに気づきました。

頭の整理ができるくらいまでくると、だいぶ治療も進んできているレベルですよ。
…と言われました。
カウンセリング初期は泣きながらひたすらに話をきいてもらい、愚痴をきいてもらい、慰めてもらい・・・私にとってのカウンセリングはそういう癒しの場所でした。
私は今までに3人のカウンセラーと接する機会がありましたが、みなさん物腰が柔らかくておっとりとした話し方で、とてもリラックスできる印象でした。なかなかできない相談や個人的なことなども、ある意味近しい友人のような関係で 治療やカウンセリングを進めてもらったような気がします。
私は2020年頃から双極性障害の治療でカウンセリングを受けていますが、私はうつ状態か抜けると勝手に断薬したり治療を自己中断してしまう癖があり、その部分がなかなか改められないでいました。
しかし何年もお世話になっている信頼関係のあるカウンセラーに本気でそのことを怒られてからは、必ず治療を継続する!と心に決めました。それだけそのカウンセラーとの関わりが 自分の中で大きな存在になっていたということです。
医療機関で人事異動があり、現在は別のカウンセラーにお世話になっていますが、あのときのカウンセラーから教えていただいたことや受け取った言葉は 今でも私の助けになってます。
自殺未遂を起こす前にカウンセリングを受けて自分を癒す方法を知っていたらメンタルを病まずに済んだのかもしれません。いずれにしても、私はカウンセリングのおかげで人生を救われた一人です。
カウンセリングで生きづらさを解消する方法あります!
カウンセリングは「話を聴いてもらう」だけだと思っていませんか?
カウンセリングは生きづらい具体的な原因や出来事の整理を行い、どんな行動や考え方をすればいいかをカウンセラーと一緒に探していく作業です。プロ目線の的確かつ有効なアドバイスが受けられます。

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