セクハラカウンセリング体験談!上司への嫌悪感レベルを下げた方法


セクハラカウンセリング体験談!上司への嫌悪感レベルを下げた方法

セクハラカウンセリング

20代女性 これは私がが職場の上司からのセクハラについてのカウンセリングを受けたときの話です。

ある日の職場の飲み会で上司が私にセクハラと捉えられる発言をしてきました。

それを職場の人に相談しても「職場の規則ではそれはセクハラに該当しない」と取り合ってくれませんでした。

それ以降は上司と顔を合わせるのも辛くなり、仕事に支障をきたすようになってきたため、私は思い切って心理カウンセリングを受けることにしました。

カウンセリングで何がストレスになるのかをあぶり出して意識改革をする

セクハラカウンセリング

カウンセリングに行くと、まずはどのような悩みがあるのかを細かくカウンセラーに説明します。

私の場合は組織的に「セクハラに該当しない」と言われてしまったので、仕事を辞めるか、上司への嫌悪感をコントロールして仕事を続けるかの二択です。

ここで私は「嫌悪感をコントロールしながら仕事を続ける」選択をしました。

それを前提にしてカウンセラーに ■上司との関係性 ■1日にどの程度上司と接する時間があるのか ■上司と接したときにどのような気持ちになるのか ■どういう点で仕事に支障をきたしているのか…などを細かく話しました。

その上で、上司とどのような距離感や接し方だと どのくらいのレベルで嫌悪感があるのか?を10段階評価で分析していきました。

カウンセリングでは上司との間で怒った嫌だった過去を思い出していかなければならなかったので、それがいちばん辛かったです。

でもこの話をカウンセラーに聞いてもらって詳しい分析を進めることで、

上司とどのように接することがストレスになっていて、なぜうまく仕事ができなくなっているのか?

…をはっきりさせることができました。

カウンセリングで嫌悪感レベルを下げる方法を考えてみた

セクハラカウンセリング

その後はカウンセラーと一緒に嫌悪感のレベルを下げるような方法を検討していきました。

具体的には、対面で話す時は少し体を斜めにして 正面から向かい合うことを避けること。

電話で解決できる案件については 極力電話を使用して仕事を進める…などです。

物理的に距離を取る方法以外に、自分の中で嫌悪感を落ち着かせるための方法も教えてもらいました。

聞き流しても良いような世間話をしている時は、頭の中で数字を数えて強制的に上司の声をシャットアウトして耳に入らないようにする。

仕事をする上で必要な話をしている時は できるだけ呼吸をゆっくりと保って メモをとりながら心落ち着けるようにする…などです。

さまざまな対応をカウンセラーから教えてもらいましたが、私自身にいちばん効果があり、相性が良かった対処方法は呼吸法でした。

上司と対面で話していて 呼吸が苦しくなったり視界が暗くなって涙が出そうになったときに呼吸法を取り入れると なんとか持ち堪えることができるようになりました。

リラクゼーション法 リラクゼーション法とは、心身の緊張を和らげ、ストレスや不安を軽減することに役立つ方法の総称です。代表的なリラクゼーション法には、呼吸法漸進的弛緩法自律訓練法バイオフィードバック法などが挙げられます。

ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れやすくなり、さまざまな身体症状や不安、緊張、気分の落ち込みなどが起こることがありますが、リラクゼーション法により自律神経のバランスを整えていきます。

リラクゼーション法を習得し、継続的に練習することで、日常的に緊張やストレスを和らげることができるようになり、不安症や不眠症、心身症などの治療にも効果的と考えられています。気が張り詰めやすい方や不安になりやすい方だけでなく、ストレスで体に症状が出やすい方、睡眠の質を上げたい方、スポーツや仕事でのパフォーマンスを上げたい方にもおすすめです。

セルフケアとして使えますが、リラクゼーション法には心身の状態によっては不向きな場合があるため、まずは専門家に相談して一緒に行うことをおすすめします。 引用元:うららか相談室

心理カウンセリングのメリットは相談窓口の紹介やサポートの連携

セクハラカウンセリング

私の場合はカウンセラーとのやりとりは1ヶ月に2〜3回程度の頻度で対面で行っていました。

療法的には、カウンセラーと話をして対処方法を検討していくという流れでしたが、途中で会社外のセクハラ相談窓口なども紹介してもらい、相談の幅を広げるといったサポートもありました。

カウンセリングに通い始めて1ヶ月は どのような対処方法が自分に合っているのかを色々試して行くような試行錯誤の期間だったと思います。

1ヶ月ほど過ぎた頃に自分に合う対処方法が見つかってからは、その対処方法を続けていくことで嫌悪感が和らいでいくかどうかについても話を聞かれました。

時間の経過とともに自分をコントロールする術が身についていき、ようやくフラットな気持ちで仕事に向き合うことができるまで3か月くらいかかりました。

セクハラカウンセリング

私の場合はセクハラがきっかけで心理カウンセリングを受けることになりましたが、同じ悩みを抱えている女性は少なくないと思います。

そんな時にひとりぼっちで悩み解決の糸口が見つからなくて袋小路に入ってしまっては 自分がダメージを食らうだけです。そうなったところで上司は痛くもかゆくもありません。

何もしないで我慢を続けて行けば 自分の心の内がどんどんすさんでいくでしょうし、最終的に「転職」の選択肢しか残されなくなる可能性もあります。それは悔しいですよね。

私は自分の体験から 第三者に相談してみること、できれば専門知識を持ったカウンセラーの心理カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

プロの力を借りれば、解決の糸口はきっと見つかります。

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