お局パワハラをカウンセリングでぶちまけストレスマネジメントした話
30代男性 これは私が会社のお局さんグループからいじめを受けてカウンセリングに行った時の話です。
私の会社は小さな田舎の工場なので社員数も少なく、従来からいじめが多くあったようです。元々私はこの会社の工場長からの「会社内でも使えるし、仕事ができる」という触れ込み紹介で入社した経緯があるので、余計に今まで働いていた先輩たちの目を引いてしまったのだと思います。
私が初めて職場に出社した日も社内の3割くらいの人がほとんど口を聞いてくれず、無視されたり邪険に扱われました。そして日を追うごとに私に対するお局さんグループからのいじめはエスカレートしていきました。
お局の嫌がらせを労基に持ち込む決意でカウンセリングルームに行ってみたら…
私が会社内に併設されているカウンセリングルームのカウンセラーに相談したのは、社内でのいじめをやめて欲しいこと、さらにどうしても辞めてくれないなら労基に行くことを伝えるためでした。
まず社内でのいじめですが、工場でのラインで仕事をしている時に 私だけトイレに行かせてくれなかったり、水飲み休憩と呼ばれる水分補給の休憩にも行かせないという内容でした。
まるで私がその場にいないかのように扱い、こちらから話しかけても挨拶をしてもことごとく無視されることも相談しました。するとカウンセラーは

お局さん達からのそういったいじめはもう何年も続いていて、実はあなたが初めてではないんです。
…と言われました。また、労基に訴えに行くという案も却下され、

いじめの証拠はなくて立証できないのですから、波を立てないほうがいいです。
…と諭されました。
カウンセリングルームでぶちまければいいや…と思える不思議な安心感

そうか。なんだかんだ言っても これが現実だよな…。
…と思ったものの、カウンセラーがきちんと私の話を聞いてくれたおかげで、かなり気分が軽くなりましたし、すうっと胸の支えが取れたような気持ちになりました。
それからも仕事が辛くなるたびにカウンセリングルームに出向き、話を聞いてもらいました。その時思ったのは

会社内でのいじめがつらいときは カウンセリングルームに行って 全部ぶちまければいいや。
何度かカウンセリングを受けるうちに、一時的には違いないのだけれど気持ちが軽くなってまた仕事に戻れることに気づいたのです。
カウンセリングルームに足繁く通ううちに同じ社内でいじめられているほかの社員と親しくなる機会に恵まれましたし、カウンセラーと一緒にお昼を食べたりするようになりました。
そうして社内で味方が増えていくと お局さん達にいじめられてもあまり気にならなくなりました。自分では

社内に数人の味方ができたことで、危機を乗り越えられたのかな。
…と思います。何をされても平然と構えるようになり、今ではそんな私に飽きてしまったのか お局さんグループも以前ほどはいじめをしてこなくなりました。