- 起業の天才 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男(大西 康之)
- 死ぬこと以外かすり傷(箕輪厚介)
- しょぼい起業で生きていく(えらいてんちょう)
- コクヨの結果を出すノート術~たった1分ですっきりまとまる
- 完訳 7つの習慣 人格主義の回復(スティーブン・R・コヴィー)
- 無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい(松井 忠三)
- マンガでよくわかるエッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)
- ぜんぶ、すてれば(中野善壽)
- 宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み(古野俊幸)
- まんが『ブラック・ジャック』に学ぶ自分を貫く働き方
- アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】
起業の天才 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男(大西 康之)
【ジェフ・ベゾスは、このヤバい日本人の「部下」だった】かつて日本には、「起業の天才」がいた。リクルート創業者、江副浩正。インターネット時代を予見し、社員のモチベーションを巧みに鼓舞した彼がつくろうとしたのは、「グーグルのような会社」だった。だが彼の名は「起業の天才」ではなく、戦後最大の企業犯罪「リクルート事件の主犯」として人々に記憶される。「ベンチャー不毛の地」となった日本に必要な「起業家の資質」とは何か。リクルート事件の大打撃を乗り越え、株式時価総額で国内10位にまで成長した「奇跡の会社」はどのようにつくられたのか。苦境に立たされたすべての日本人に贈る、歴史に葬られた「起業の天才」の真の姿。
40代男性 リクルートの創業者・江副浩正は、どのような未来を描いていたのか。リクルートブックで就活の在り方を一変させ、住宅情報で不動産業界に大きな変化をもたらす。その後も数々の事業を立ち上げ、驚くようなスピードで成長を遂げたところが起業の天才たるゆえんなのだろう。
リクルート事件から10年以上経った一時期、私も在籍していたことがあるのですが、社員がとにかく働く元気な会社でした。本の中にも出てきた「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」の精神がしっかり根づいている事は間違いない。ビジネス本というより、1つのドキュメンタリーのようなグイグイ読ませる内容で、普段このジャンルの本を読まない人にもおすすめしたいと思いました。
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死ぬこと以外かすり傷(箕輪厚介)
「2019 若い人に贈る読書のすすめ」選定図書!NewsPicks Book編集長 箕輪厚介の初の著書。ベストセラー連発! わずか1年で100万部突破!天才編集者の革命的仕事術がここに明かされる!堀江貴文『多動力』落合陽一『日本再興戦略』佐藤航陽『お金2.0』前田裕二『人生の勝算』など、最前線で戦う起業家の著書を次々にベストセラーにしてきたその「剛腕」の秘密。幻冬舎に身を置きながらも月給の20倍もの収益を副業で稼ぎだす方法。オンラインサロン「箕輪編集室」を主宰し1300名を集め、さまざまなイベントやプロモーションで「熱狂」を生み出していく手法。本書では新時代の哲学を体現する箕輪氏の「働き方」を、32の項目として立てて紹介する。
■「箕輪君は今一番速い。1週間単位で成長している。多動力を使えば成り上がれることを彼は証明した」堀江貴文
■「熱量の高いバカなテンションを潰す世界にしてはいけない。この本はリスクを取るバカを増やしてくれる」落合陽一【著者からのメッセージ】生き方、働き方、商売の仕方。今後5年で、すべてのルールが変わる。今までのやり方を捨て、変化に対応できる者だけが勝つ。無知こそ武器だ。バカになって飛べ!こっちの世界に来て、革命を起こそう。
引用元:amazon
30代男性 タイトル通り、とにかく動いて動いて動きまくってアクティブに生きることが大切だと思わされた一冊です。
アクティブに動いた結果、良いことにもなるが、悪いことにもなる。ただ結果的に箕輪さんは編集職を軸に色々な仕事にチャレンジし、人生が輝いているように見えます。

チャレンジして、考えて、やってみて…を繰り返すことが人生に色をつける手段。失敗してもそれは1つの色がついただけであり、気にするほどのことではないのだ。
…と思いました。
本書に出会ったのは自分自身に人生最大の低迷期が訪れているときだったのですが、逆に色々なことにチャレンジしてみようと考えを変えるきっかけになりました。
現在利用しているクラウドワークス上の仕事も、この本に出会った後に「ネットで稼げるようになってみよう」と思って始めたことのひとつです。
クラウドワークス上ではボチボチ自分なりのペースで仕事できているし、興味も知識も増え、何より「怖い」と思っていたことに挑戦して「意外といける!」という自信がついたことが大きな収穫でした。
それからは興味を持ったことに対しては常に知識をつけて実践するようにしています。そうすることでこれまで失敗したことは「勉強の機会だった」ことに気がつく機会が増えました。
勉強の機会と考えると、次にうまくやるためにまた勉強して修正する必要がある…ととらえて 再チャレンジすることが楽しいと思えてきます。
失敗を失敗のまま放置しない。死ぬこと以外はかすり傷!と思うと何でもできることが腑に落ちました。
しょぼい起業で生きていく(えらいてんちょう)
「会社で働いて、お給料をもらって、それで生活をする」いくら多様化社会だと言っても、いまの日本ではそういったいわゆる「サラリーマン」としての生き方が「普通」とされています。ですが、日本人全員が会社で働くのに適しているとは限りません。もう会社組織の中で生きていくのが嫌な人、そもそも会社に入れなかった人、会社を辞めてしまった人、みんな大丈夫です。しょぼい起業は、「事業計画」も「資金調達」も、「経験」もいりません。嫌なことから逃げてもやっていける生存戦略を紹介します。「会社員」でも、「ニート」でも「意識高い系起業家」でもない、新しい生き方です。
引用元:amazon
30代男性 会社勤めが辛い。組織に向かないタイプの人間だ・・・20代から職を転々としている私は、ずっとそう思って生きづらい人生を送ってきました。
そして「自分はどこか欠陥のある、駄目な人間なのではないか」そんなふうに自分を責めることも度々で、医者の世話になったこともありました。そんな私がある日、本屋で偶然見かけたのが本書です。
筆者はやっと30歳にさしかかったくらいの私よりも若い方ですが「朝起きるのが苦手で」自分は会社に向かない人間だと判断して就職活動さえしなかったといいます。食っていくには嫌でも会社で働くしかない!と信じ込んでいた私には まずそこが衝撃でした。
職を転々として会社組織にしがみついてきた私に、本書は「日本にいるかぎり飢え死にはしない」「嫌なことから逃げてもやっていける」「お金をなくても、何とか生きていける」と冒頭から畳みかけてきました。
いわく「いまあるものを利用して、お金をかけずにしょぼい起業をすれば、とりあえず食っていける」というのです。
借りた店舗に当面住んででも実店舗をもて…など、個人的な事情で直ちには実現の難しい項目も確かにありましたが、

これまでに得た手持ちの知識や技術を使って、できるだけ新しい講座や道具には手を出さず、お金をかけずに 新しいことをとりあえず始めてみよう。
…という気持ちになることができました。
結果、既にそれなりの年齢の子どももいる所帯持ちであるがゆえに、本書とは多少異なる方向に進んで、

会社に勤めながらも、まずはクラウドソーシングで小さく始めてみる。
…という道を進むことになりましたが、勇気をくれた本書には本当に感謝しています。
本書には2020年に出た続編の「持続発展編」もありますし、著者にはTwitterやYouTubeでも接することができます。
自分は組織に向かない、駄目な人間だ・・・そう落ち込んでいるあなたに、私は自信をもって本書をおすすめします。
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コクヨの結果を出すノート術~たった1分ですっきりまとまる
ノートの取り方は、100人いれば100通りのやり方があると思われがちです。じつは、仕事で結果を出す人のノートには、「共通の型」があるのです。本書では、ノートの企画・販売で最高の歴史と実績を誇るコクヨ全面協力のもと、「結果を出すノート」100のコツを大公開します!たとえば、・案件ごとに、1ページにまとめる ・商談メモには優先順位のマークをつける ・関連性のある言葉を囲む ・アウトプットを意識しながら書く ・基本は青か黒、書き足しは赤いペン などなど、「方眼」「横罫」「無地」という3種類の定番ノートの特徴を活かした「生きた実例」が満載!ただマネするだけで、誰でも結果が出る!
引用元:amazon
60代男性 「ノート」は決して学生時代だけのものではありません。社会人だからこそ、その責任感において仕事上の失敗は許されません。社会人としてはもちろん 人として生きる上での様々な生き抜く力を養う上でも、「ノート」の活用は重要になります。失敗を繰り返さないためにも、その原因や対策などを考え、記録として残しておくことは、後々大きな宝物になるでしょうし、自信にもつながっていく事でしょう。
本書ではコクヨが「日本で一番ノートを売る会社のメソッドを全公開」してくれています。1冊のノートで「頭の整理・仕事の整理」が自由自在にできるのです。
ノートが仕事の成果を高める有効なツールとして、ノートのスペシャリスト集団が様々なノート活用事例を紹介してくれます。「方眼ノート」「横罫ノート」「無地ノート」に細かく分類してそれぞれに適した使い方を 実際に活用している本人が説明してくれます。
ここでは最終的には「自分はどうありたいのか?」を考えてノートを選ぶことを推奨しています。自分の頭で考えた事を文字や図・表にしてビジュアル化して自分の手で書き、記録し、さらにそこから新しいアイデアを考え、更に質を向上させるためにノートを活用する。頭で考え手で表現することの繰り返しが、もっと、良いものへと進化させる。その効果は絶大で日々の成長が実感できると言います。
100通りの「結果を出す」メソッドがあれば、きっと自分にも活用できるものがあるはずです。これをもとに更に自分なりにバージョンアップしていく事も可能です。1冊のノートがあなたのキャリアアップへの大きな力となるでしょう。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復(スティーブン・R・コヴィー)
全世界4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
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30代男性 この本は人生に前向きな目標を持って生きたいと思っている人におすすめします。
この本から最も影響を受けたのは、ゴールを明確にするということです。自分自身がどうなりたいのか、どう生きていきたいのかということを明確にするということです。
それが明確にする事で人生を主体的に生きることができるようになります。そして、そのゴールを目指していくことが自分の行動原理になり自分の習慣を変えていくことに繋がります。
人間誰しも、他人への影響力はありません。しかし自分自身でコントロールできる自分への影響力を行使することで自分の人生に責任をつことができます。
また、一時の感情は自分がその感情を選択した責任があるという考え方にも大変影響を受けました。
上司からの怒られた時や大きな失敗をしてしまった時、人間関係がうまくいかない時など自分が嫌だと感じれば嫌な方に気持ちが向くし、そんなこともあると割り切ることができればそのように世の中も回っていく。全ては自分の選択であり、ひいては自分の責任のもとに全て行われているこどだとすれば、損をするような考え方や行動は絶対に出てきません。
この本を読んだことで自分自身を俯瞰的に見る視点を持つことができるようになり、物事を計画的に進め、周囲からの影響を最小限にして仕事に取り組むことができるようになりました。
また、その自分自身への取り組みが周りにも良い影響をもたらしたり今まで接したことのない意識高い人達との出会いにもつながっていると感じています。迷った時は落ち着いてもう一度ゴールを考え直すこともしながら人生が前向きになりました。
無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい(松井 忠三)
「報・連・相」は、いらない、18時30分以降は「自分の時間」、知恵は基本的に「他社から借りる」…他、赤字38億円からのV字回復を実現した「2000ページのマニュアル」の秘密を公開。
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40代女性 無印良品にはよく足を運びます。家に中にもシンプルなデザインのものは馴染みやすいし、服も合わせやすいので迷うこともなく気軽に購入できるので好きです。
でも、なぜ無印はどの店舗も居心地がいいのだろうか?少し時間が空いたな、というときにお店に行くことがよくあるのですが、時間の流れがのんびりしていて長く過ごしていても飽きないのはなぜ?この本を読むとその理由がわかります。
例えばアパレル業界に多い店員の「いらっしゃいませ」や商品のおすすめが一切ないこと。たしかにあの高いトーンでの「いらっしゃいませ〜、いかがですかぁ〜?」は私にとってむしろ逆効果で あの声を聞いた途端にその場から逃げたくなるというのはあります。無印はこうした客の気持ちを汲んで、黙って放っておいてくれるのがありがたい。こうしたことはMUJIGRAMというマニュアルに全て書いてあるというのです。
他にもマネキンの服もだれでも着せられるように決まりがあるそうです。店は店長1人のセンスで決まるものではいけない、とも。
このマニュアルは一回きりのものではなく都度更新されていくそうです。たしかにマニュアルというのは通常出来上がったあとは保管され、必要な時に引っ張り出し、また保管というイメージ。でも無印はそうではなく、社員がこの見える化されたMUJIGRAMをもって次々と仕事をこなすことができるのです。
この本には、他にも社員の働き方改革や他社との交流から大きなヒントをもらったことなどが書かれていますが、私が心地よく無印で過ごさせてもらっている裏には、こんなシステムがあったとは。次回、店舗を覗くのがさらに楽しみになりました。
マンガでよくわかるエッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)
小学校の教師になった主人公・貴代は頼まれた仕事をすぐに引き受けるまじめながんばり屋。周囲の期待に応えて4年目にして学年主任に抜擢されるも、優秀な人ほど陥りがちな「成功のパラドックス」にはまる。そんなときに、幼なじみの前沢 塁に再会し、「99%の無駄を捨て1%に集中する方法」について聞かされる。そして貴代は、エッセンシャル思考を自分のものにしながら、
最少の時間で成果を最大化できるように。エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」すでに『エッセンシャル思考』を読んでいる人も、はじめて『エッセンシャル思考』を読む人も人生を自分の手に取り戻せる1冊です。
引用元:amazon
40代女性 2014年に刊行されて話題となった『エッセンシャル思考』をマンガでわかりやすくした本書。
私も、エッセンシャル思考が面白いと聞いて読んでみようかと思ったのですが、パラパラと捲ってみて「難しそうかな」というイメージで手が出せていませんでした。そこで、マンガなら取っつきやすいかなと思って読んでみたら、これがとても面白かったです。
本書では主人公の教職員である女性が、人に言われた仕事や自分で決めた仕事で時間をなくしているところに、久しぶりに出会った同級生の男性にエッセンシャル思考を教わって、徐々に「本当に自分が大事にするべき仕事は何か」「仕事をよくする本質は何か」といったことを体験し、自分のあり方を改善していきます。
彼女の抱える問題も、事あるごとに彼からの助言を受けて段階を踏んで改善していくわけですが、どの事例もとてもわかり易く、ストンと胸に落ちるものばかりで、なるほどと思えます。
特に「本当に大事と思うものに力を集中させる」というのは、なるほど今の時代に一番できていないことかもなと思いました。
「やらなくてはいけない」「どれも大事」「全部できる」は3つの嘘として紹介されていて「やると決める」「大事なものはめったにない」「なんでもできるが、全部はやらない」が3つの真実だとして、一貫してこの話が進みます。この考えは、煩雑な思考をクリアにして、本当に大事なものを見極める大事な教えだと思います。
この他にも沢山の教えがありますが、自分の方向性を定めるのは良い仕事をするのに一番大事だと教えてくれました。本書で、もう少しエッセンシャル思考について知りたいなと思えたので、次回は原本を読めるなという自信もつきました。
ぜんぶ、すてれば(中野善壽)
あまりの逸話に、実在すら疑われていた伝説の経営者、初の著書!不確実で変化の激しい時代。個人の力が試される時代。人生100年への備えが必要な時代。日々の膨大な情報に対応し、新しい技術や価値観へのアップデートが求められる。過去の事例にはもはや頼れない。ロールモデルも、人生プランも、描けない。自分の意見や考えを持ち、世の中に発信しなければならない。
しかし、実績も経験もなく、自信がない。先の見えない将来のことを考えると、不安で頭がいっぱいになり、疲弊してしまう。こんな時代で生き残るには、どのような知識をもち、いかなる力を身につけなければならないのか。「何も、必要ありません。ぜんぶ、捨てればいいんですよ」
引用元:amazon
30代男性 今の日本の教育は「しっかりと勉強していい大学に進学して 公務員とか安定した企業に就職する」ことを大事にしています。社会人になってからは「その会社で長い間働く中で信頼を勝ち取って昇進していくのが正しい」考え方がまだ根強いです。
今の時代は起業する人が増えたり転職をする人も多くなってきていますが、まだ多くの人が「リスクを犯さないで安定を求めている」時代です。周りに同調して悪目立ちしないことが自己防衛になると信じて、特殊であることをできるだけ避ける人が多いのではないでしょうか。私もそんな一人でした。
しかしこれからの時代はそのような古い価値観を持ち続けることで どんどん自分の首を絞めて生活をしにくくさせている…とこの本を読んで気付くことができました。
「これはこうしないといけない」とか「周りの人や世間の目があるからこうしよう」と他人の顔色ばかり窺って自分のやりたいこともやれず 言いたいことも言えないで、それで安定しても本当に幸せなのでしょうか。
今はSNSなどが発達して世界中どこにいても多くの人とつながることができます。自分の置かれた場所にずっと留まっている方が 何かあった時に誰も助けてくれないことにならないでしょうか。
本書は勇気を出してこれまで自分を縛ってきていたものは捨てられないのか?と考えるきっかけになります。多くの情報を得ることができても一歩を踏み出せないあなたに 勇気を与える一冊です。
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宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み(古野俊幸)
『宇宙兄弟』の登場人物でいえば、あなたは誰?マンガの名シーンで“腑に落ちる”あなたの知らない、あなたの「強み」と、その活かし方
人にはそれぞれ、自分だけの強みとその活かし方がある。「スーパーマンは出てこない」けれど、日本人が成長するためのヒントが満載の人気コミック『宇宙兄弟』(小山宙哉作)ソニー、LINEなど大手企業も採用する「FFS理論(※)」で、宇宙兄弟の登場人物の心理・行動を読み解きながら、
自分の強みを伸ばす考え方、取るべき行動を分かりやすく説明します。
引用元:amazon
30代女性 紙の書籍を購入すると自己分析ができるQRコードが付いてきて、回答をすると宇宙兄弟のキャラクターを例にどのような特性や強みを持っているのかが分かります。
一見、自己分析のみに使える本かと思いがちですが、職場の人たちと一緒に行うと楽しくお互いの性格や強みを理解できるので、これから部下を育成していく方や管理職の方にもぜひ手に取ってもらいたい1冊です。
「あの人はなぜここでつまずくんだろう」「これまで〇〇の特性を活かした仕事ができていなかったのかな」など、日々のマネジメントに役立つ気付きがあると思います。
また宇宙兄弟のキャラクターの説明があった後は、各特性の解説もしっかりしてくれていますので より深く理解することもできる点も良いなと感じています。
まんが『ブラック・ジャック』に学ぶ自分を貫く働き方
手塚治虫氏の不朽の名作から学ぶ令和時代の働き方。「漫画の神様」と称された手塚治虫氏が送り出すメッセージは時代を経ても色あせません。手塚氏の代表作の1つである『ブラック・ジャック』を働き方の観点から再編集し解説を加えたのが同書です。プロフェッショナルの思考が学べます。
引用元:amazon
30代女性 手塚治虫の代表作であるブラックジャックのワンシーンを用いて、自分を貫く働き方、その考え方を数多く紹介しています。
ブラックジャックといえば凄腕の医療技術をもってどんな病、怪我も治してしまうが、普通では払えないような高額の請求をするモグリの医者。子供の目からは金に汚いちょっと嫌な奴…にうつるかもしれませんが、大人になってから読むと 彼は大人が真似したくてもなかなかできない、目指したい理想なビジネススタイルを持っていることがわかります。
決して自分を安売りせず、高い技術に見合った報酬を要求する。人が目を背けてしまう心情を あえて真正面からつきつけ、自分自身にもストイック。漫画だからそんなキャラが作れるのだろうと思っていたのですが、ブラックジャックのセリフやワンシーンをその背景とともに丁寧に解説しているこの本は 新社会人たちはもちろん、長年自分ルールで仕事をして変化を嫌う団塊世代にも読んでほしいです。
挑戦し続けることの難しさ、なぜブラックジャックはそこから逃げずに挑み続けるのか。本を読み終わると自分はどうだろう?楽な方に逃げて なんとなくで仕事をしていないだろうか?と自分を見つめ直すきっかけにもなります。
働き方と謳っていますが生き方、人生観のブラッシュアップになる薬のような、そして物事とは綺麗ごとだけではない、わかったつもりの知ったかぶりではいられないと気付きをくれる一冊でした。
アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】
オバマ大統領も認めた著者が贈る全米30万部突破のベストセラー書!米誌「TIME」で2010年の「世界で最も影響力ある100人」に選出された、医師でありジャーナリストでもある著者、アトゥール・ガワンデ(Atul Gawande)が提言する全米ベストセラーとなった「チェックリスト」作成のススメ。
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20代女性 仕事に悩んでいた時期に自分がなぜタスクをうまくこなせないのか、その理由に気づくことができました。一見仕事が増えるように見えるチェックリスト。実際にリスト自体の作成には時間を要する場合もありますが、その後の仕事の正確性やタスクの達成率を見ると 決して無駄な時間ではないと思えます。
医療現場などより高度な作業が求められるシチュエーションでの現場の人々のリアルな声を含んだ実例を出しながら展開される説論は分かりやすく、科学的な研究データをもとにしているため 納得のできるものとなっていました。
仕事や家事だけでなく、人生の目標達成に関わる効率を向上させる為に力になる一冊です。社会人だけでなく、学生や主婦・主夫の方々にもお勧めできます。