- 20代で得た知見(F)
- 人生は攻略できる(橘玲)
- 小さな悟り~人生には「小さな答え」があればいい(枡野俊明)
- 比べず、とらわれず、生きる(枡野俊明)
- 人生を整える 禅的考え方(枡野俊明)
- 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。(藤森かよこ)
- こんな僕でも社長になれた(家入一真)
- 「のび太」という生きかた(横山泰行)
- 100歳まで生きる手抜き論 ようやくわかった長寿のコツ(吉沢久子)
- 子どものいない人生の歩き方(くどうみやこ)
- 覚悟の磨き方~超訳 吉田松陰 (池田貴将)
- 幸福についてー人生論 (アルツール・ショーペンハウアー)
- ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集(石角 完爾)
- 人生を動かす賢者の名言
- ひとりじめ(浅田美代子)
- 鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋
- 人生は、もっと、自分で決めていい(薄井シンシア)
- アンミカ流 ポジティブ脳の作り方 (アンミカ)
- 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」(草薙龍瞬)
- あやうく一生懸命生きるところだった(ハ・ワン)
20代で得た知見(F)
一人の人間の人生は、出会った言葉でも、預金額で決まるとも、恋愛だの結婚で決まるとも思えない。ある夜友人が電話で語ってくれた台詞、または恋人がふとした瞬間吐き捨てた台詞、バーで隣の男が語ってくれた一夜限りの話、なんの救いもない都会の景色、あるいは、夜道で雨のように己の全身を貫いた、言葉にもならない気づき。そういったものによって人生は決定されたように思うのです。私はその断片を「二十代で得た知見」と名づけることにしました。
引用元:amazon
20代女性 この本は著者であるFが20代の時にその場で出会った老人、前科者、仕事に疲れたサラリーマン、バーのマスター、子ども、様々な年代の様々な男女に色んな質問をして得た「知見」をエッセイ風にまとめた1冊です。
話を聞いた相手の気持ちや、著者の気持ち、その時のこと、現代のことが織り交ぜられながら話は進んでいきます。
「知見」というのは「見て知り、そして考察する」という意味で まさしく著者であるFが20代の時に「見て知って、そして考察」したものがまとめられています。
1ページ、また1ページめくるたび自分がその場にいて、話してくれた相手を見ながらこの世のことを知っていく気分になります。
エッセイ風に書いてあるのに それ読み終えた頃には1冊の「人生」という小説を読んだ気にもなれば、自分の視野の狭さ、知識のなさを痛感させられる内容でした。
これはまさしく「20代」の時に読むべき本。
また「20代」を終えた人が読んでもまた違った視点で思うところがあると思います。大変面白かったので、非常におすすめしたい一冊です。
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人生は攻略できる(橘玲)
これからの時代に必要なのは、新しいお金に関する考え方と成功哲学。本書は、大切だけど、学校や大人は誰も教えてくれない「橘流・これからの時代のお金との付き合い方&働き方」を述べた一冊。中高生から若手社会人、その親御さんまで、幅広い世代に読まれるべき、橘氏の決定版!
引用元:amazon
40代女性 『言ってはいけない』の著者・橘玲さんが、幸せに生きるための人生の攻略法をRPGの攻略に例えて分かりやすく解説した、若者に向けた書籍です。
人が幸せをどう感じているのか、コミュニティの中での自分、会社に利用されずに利用する、「自由」とはイヤなことをイヤと言えること、「サラリーマン」は終わる、人生を決める「幸福の資本」、来るべき時代の戦略、など。
どのテーマも興味をそそられるます。
難しい話は無理という方でも、一度読み始めてしまえば、スッキリとした切り口と分かりやすい話で、『なるほど』と理解できると思います。
全体を通して伝えられているのは、漠然と感じている未来への不安というのは、RPGに例えて言うのなら、ストーリーやルールが分かっていない状態です。
まず、自分のいる場所、そして自分が目指すべき場所というのを知ること、そのうえで、未来への「不安」を少なくしたいのなら、「お金」を増やして「選択の自由」を得る努力をしないといけないということです。
そのための考え方を優しく教えてくれる本です。
小さな悟り~人生には「小さな答え」があればいい(枡野俊明)
「雨が降ってきたから傘をさす」それくらいシンプルに考え、行動するための「小さな悟り方」ふと、心が晴れる言葉に出会える本
「小さな悟り」とは?余計な考え・迷い・情報を取り除いて、限りなくシンプルに考え、行動する。そのために、ちょっとものの見方を変える。ちょっと発想を変える。それが「小さな悟り」です。―著者
◎まず、「無常」を深く受け入れる ◎「しかたのないこと」に心を注がない ◎幸せは「考える」ものではなく「感じる」もの ◎何があっても「自分を嫌わない」 ◎仕事は「ご縁」にしたがうと必ず好転する ◎人生も、命も、すべては「レンタル」 困ったとき、悩んだとき、迷ったとき、ページをめくってみてください。
引用元:amazon
50代女性 曹洞宗の住職が仏教の教えをもとに人生への迷いや悩み、老い、将来への不安について、どのように考え行動するのがよいか教えてくれる内容です。
99項目の行動目標タイトルがつけられ、見開き2ページで1項目完結するので、どこからでも読める本です。
仏教の諸行無常について簡単に説明し、無常に逆らおうとせずに、無常を受け入れ、流れに身を任せて生きてみる。
悪い状況でも、やがてよくなるさと思うことが、よりよく生きるためのヒントになります。
また、諸行無我(すべての真理は実体がなく、関係性の中に存在している)の感覚を大事にし、自分の周りの家族友人知人地域があって、人やモノが複雑にかかわって生きていると理解すべきと説いています。
私がいちばん感銘を受けたのは「心配事の九割は起こらない」というページです。
先のことを心配しすぎてもしかたがない、何か起きたらその時考えればいい。
言われてみれば、確かにその通りです。
でも、心配性の私は、あれこれ考え、最悪の事態を想像し悩んでいました。
交通事故を起こしたらどうしよう、親が死んだらお葬式はどうしよう、遺産相続がうまくできるだろうかと余計な心配をしていました。
人生には、幸せも不幸もある。苦しみがあれば喜びもある。
プラスとマイナスの両方があって、バランスを取り合って生きていこうとかみしめました。
今に集中してやれるだけのことをやり、やったという安心感を持って現実を受け入れていく。
物事はシンプルに考え、行動し、発想を変えるのが「小さな悟り」だそうです。
人間、特に私はヒマがあると余計なことを考えてしまいがちです。
何かをするときは、集中し、心をこめて一生懸命やろう。
そうすればつらくても苦しくても、前向きに生きていけるかなと思えました。
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比べず、とらわれず、生きる(枡野俊明)
禅の世界においては、「過去」も「未来」も存在しません。あるのは「今」という一瞬だけです。過ぎ去った過去に心をあそばせることなく、未だ来てもいない未来に心を奪われることなく、ただ「今」という一瞬を丁寧に生きる、それが「命を大事にする」ということです。心がざわざわして落ち着かない。そう感じて過ごしているなら、生活の中に、禅の考え方を取り入れてみてください。「日日是好日」「一期一会」……本書で紹介する考え方や暮らし方、振る舞い方といった毎日の習慣を実践することで、心が静まってくるのを感じられるはずです。
引用元:amazon
30代女性 この本では34の禅の言葉を日常に落とし込めてわかりやすく解説してくれています。
コロナ禍において35歳にして失業を余儀なくされた私が出会った本なのですが『今』を生きることの大切さを教えてくれました。
私は来年には勤続5年目で正規雇用になる予定だったのですが、突如 派遣切りになった時『もう頑張れない』と死ぬことを頭がよぎりました。
失ってから大切なことに気づいたり、昔の栄光や若さに想いを馳せたり、見えない未来に不安を覚えたり悲観したりと 自分で自分をがんじがらめにしては『幸せになりたい』と言ってしまうのが人間の常です。
しかし禅の世界には過去も未来もなく『今』が全てなんだという軸をもとに 幸せに『なる』のではなく 幸せは『感じる』ものなんだと、生き方、在り方の見直しをさせてくれる本です。
「命とは自分のものではない いずれお返しするもの。
命を大切にするとは、今という一瞬一瞬を一生懸命に生きること」という言葉は この本を読んでからずっと心の中にあり、自然に感謝の言葉が口から出てくるようになりました。
先の見えない不安によって人間不信になったり疑心暗鬼になったり周りと比べて自分を卑下したり…。
自分の苦しむ環境を自分で作り上げてしまうことは 生きているうちに何度もやってしまうことですが、その都度この本を開いて 比べずとらわれず一瞬一瞬を一生懸命生きようと思います。
人生を整える 禅的考え方(枡野俊明)
「世界が尊敬する100人」禅僧がはじめて教える。 悟り、瞑想、マインドフルネスをすると本当に幸せになれる「?世界が尊敬する100人」に選ばれた禅僧による、禅の超入門書。
引用元:amazon
50代男性 曹洞宗の僧侶である著者が禅について解説し、それを普段の生活の中や、問題にぶつかった時にどう活かせばよいのかを解説した本になります。
禅の成り立ちや修行について、また禅の考え方の基本的な解説もされていますので、禅について詳しくない方が読んでも分かりやすい内容になっていると思います。
生きていく中で、誰しもが欲望や嫉妬心などネガティブな感情に振り回され、自分ではどうしようもなくなることがあると思いますが、この本ではそういったネガティブな感情や問題にどう対処していくのか、解説されており 非常に実用的な本です。
私自身も感情や生活が乱れてきたと思った時にはこの本を読み返し、身だしなみや立ち居振舞いを整えたり、掃除をして生活環境を整えたりして自分自身を修正するなどしています。
また、感情についてもこの本を参考にして心を整えるヒントを得たりしています。
僧侶の方が書かれた本ですので宗教的な難しい本のような印象を持たれる方もいるかと思いますが、決してそのようなことはなく 文章も分かりやすく読みやすく書かれています。
随所に禅の専門的な用語も出てくることは出てくるのですが、そういった禅語についての解説も書かれており 全く意味が分からずに困るといったことはありません。
この本は普段の生活の中に活かせる実用性の高い本であり、禅について知る良いきっかけになる本だと思いますのでおすすめできる一冊です。
馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。(藤森かよこ)
死ぬ瞬間に、あなたが自分の人生を肯定できるかどうかが問題だ!学校では絶対に教えてくれなかった!元祖リバータリアンであるアイン・ランド研究の第一人者が放つ本音の「女のサバイバル術」
引用元:amazon
40代女性 まず、タイトルに衝撃を受けて読みたくなりました。
著者自身の経験から、女性目線で世の中のことや体の変化、性についてなど、思春期・中年期・老年期に分けて教えてくれます。
私の場合、思春期は終わってしまいましたが、この本を読んでいたらもう少し生きやすかったかなと思いました。
現在、中年期なので更年期についてのことなど、参考になりました。
馬鹿ブス貧乏という言葉もですが、内容がとても面白く、自分事として考えられて すんなり読めました。
この本を見つけられて本当に良かったです。
これからの生き方を考えるための良いきっかけになりました。
また、本書ではおススメの本もたくさん紹介しているため、次に読みたい本も見つかります。
こんな僕でも社長になれた(家入一真)
いじめられて、ひきこもった。なじめなくて、会社もやめた。両親もいっぱい泣かせたけれど、
「死ぬなら、逃げろ。」 と、やっぱり言いたい。ロリポップ!・ブクログの制作者でもあり、IT業界を牽引し続ける連続起業家・家入一真が、誰にも打ち明けられなかったという過去を語る。彼の事業に共通する、強いメッセージ性・優しさの源流がここに。
引用元:amazon
30代女性 これは引きこもりの子どもを持つ親御さんや ひきこもっている子ども自身に読んでもらいたい本です。
家入氏がひきこもっていた時期~社長になるまでのノンフィクションです。
前にすすめないなら、逃げてもいいのだということを痛感しました。
家入氏自身がひきこもっていた時期に感じていた想いや、親の想いなどが、書かれていてつらくなって命をなくしてしまうくらいなら全力で逃げていいのだと、ひきこもっている子どもに伝えたい。
そう強く思いました。
本書を手にとったのは「こんな僕」というフレーズにひかれたためです。
当時とても疲れていたこともあり、自身の存在意義もよくわからなくなっていたのです。
わたしは学生のときに引きこもりになった訳ではありませんが、現在自身の抱える障害でひきこもったことがあります。
障害についても親に伝えることができずに苦しみました。
現在書籍のお仕事をもらっているのですが、それは障害を持った子ども・親へ向けた内容になっています。
親の言葉や態度がどれほど、子どもを追いつめてしまうのかを客観的にみることができ、学ぶことが多くありました。
命を大切にしてほしい。がんばったら休んでもいいのだ。
逃げてもいいのだと 子どもに伝えたいと思うと共に、親御さんのどんな言葉や態度に子どもは傷つき 言えないのかぜひ親御さんにも読んでもらい、子どもと親の心の距離を埋めてほしいと強く思いました。
今の時代の風潮は逃げることや頑張らないこと、行動をしないことを「よし」としていません。
そんな固定概念から子どもも親も解き放たれ、もっと楽に生きて欲しいと思いました。
わたし自身も前だけを見ることしかできずに疲れはてていたので、違う道もある。
そう気づかせてもらえ、勇気をもらうことができました。
心の底から、今苦しんでいる子ども、親御さんに読んでほしいと切に感じました。
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「のび太」という生きかた(横山泰行)
どうしてのび太は、努力もせず、人生の「勝ち組」になれたのでしょうか?ダメな奴の代名詞だったのび太が、将来、次々に夢を叶えることができたのはなぜでしょうか?そんなのび太のように、
頑張らない、しがみつかない、ゆるく生きる、でも人生を楽しみながら夢を叶えるコツを本書『のび太という生きかた』では解き明かしていきます。
引用元:amazon
50代男性 ドラえもんに出てくる「のび太」というキャラクターが本当はどのような人物像なのかを紹介しています。
無理せずに自分らしく生きる37の方法から、人間とはそのように生きるべきなのかが、わかりやすく紹介されています。
のび太は弱虫で、いつもドラえもんの道具を頼っているように感じられますが、最初から頼っているのではなく、まずチャレンジしてダメならドラえもんの道具へ行きついていることや 心の奥底にある強い心などが紹介されています。
またのび太の優しさから、人間は成功しても優しさを伴わないと意味がないことや、優しさとは本当は強いことなどが紹介されています。
人間は「自分らしく生きる」ことは本当に難しいですが、この本を読むとそんな悩みが心からスーと抜けるような内容になっています。
自分らしさって何?と思っている方にはおススメの本です。
100歳まで生きる手抜き論 ようやくわかった長寿のコツ(吉沢久子)
一度きりの人生、誰もが100歳まで元気に生きたいと願うが、それが叶うのはほんの一握り。ならば長生きできる人と、そうでない人は一体何が違うのか? 今も現役で活躍する生活評論家の著者は「長生きの秘訣は、いい意味での“手抜き”にある」と言う。人間関係だけでなく、掃除や料理においても力が抜けていて、かなり “いい加減”なのだ。「体の調子が悪いときはすぐ寝る」「『仕方ない』は魔法の言葉」「お惣菜や市販品もどんどんとり入れる」「義理のおつき合いはしない」「人のよいところを見て、嫌な面は気にしない」等々、心と体が軽くなること請け合いの一冊。
引用元:amazon
40代女性 この本は年齢を重ねることが怖い人、高齢の一人暮らしに不安を感じている人、人生の終盤をどのように受け入れて、生きればいいか悩んでいる人におすすめします。
家族が大病を患ったこと、自分も倒れて死を意識したことをきっかけに、生き方や人生の終盤について真剣に考えるようになりました。
また、もし自分が高齢の一人暮らしになったらと想像するようになり、その度にとてつもない恐怖と不安を感じるようになりました。
一生懸命生きてきても、人生の終盤はさびしく暗いものなのでは…と思えてなりませんでした。
希望や何かいい答えを与えてくれそうな本を読みあさりましたが、どの本も一時的な気休めで、求めている答えを与えてはくれませんでした。
そんな時、吉沢久子さんの本に出会いました。
吉沢さんは100歳近くまで一人暮らしをし、元気で前向きに生きてこられました。
そんな人生の大先輩の言うことならきっと間違いないと思ったのです。
内容は期待以上でした。
一人暮らしをされていた吉沢さんの日々の生活や人生観がわかりやすい文章で描かれていました。
その中に、恐怖や不安は見当たりません。
人生の最後まで一人暮らし、わたしが日々恐れていることを、吉沢さんは前向きに受け入れ、楽しんでおられたことが、とても希望になりました。
死は怖いものではなく仕方ないもの。
一人暮らしはそれほど寂しくない。
自分をいたわりながら、健康と折り合いをつけながら、できる範囲で毎日を楽しむ大切に様子が微笑ましくて、かわいらしくて、心があたたまりました。
年齢を重ねることは決して悪いことではないし、楽しいこともある、生きててよかったと思えることもあるはず。
一度きりの人生です。最後まで人生に感謝して、あきらめず、楽しみながら生きていける…そんな気がしてきました。
何歳まで生きれるかわかりませんが、私にとって希望の光となる本です。
これからも心がくじけそうになったら、必ず読もうと思っています。
子どものいない人生の歩き方(くどうみやこ)
子どものいない人は3人に一人。到来した新たな大人時代の生き方指南書。自身も子どもが欲しくて持てなかった経験を持つ著者が「子どものいない」100人以上の声から見えてきた事、母性・不妊・心理・社会学の最新研究も。
引用元:amazon
30代女性 私は子供を産まない夫婦として人生を歩むことを考えて生活しています。
しかし年齢的にも友人は出産ラッシュであったり、女性としても数年以内に産める時期が終わりを迎えてしまうために産んだほうが気持が楽になるのかと自分を追いつめてしまっていました。
この本は著者自身が産めなかった・産まなかったという体験を通しての話が掲載されています。
産めなかった・産まなかった女性ならではの苦しみをわかってくれる世間の目がまだまだ追いつかない中での 子供のいない人生の送り方とはどういうことなのかを考えさせる一冊になっています。
40代~50代の女性は「子供がいない」未来がほぼ確定されている年代です。
この件に関して悩んでも答えがでることはなく、ただただ苦しみ続けていることが多いと思うので、ぜひ40代以降の方に読んでいただきたいと思いました。
また、出産ができない男性にとっては、真剣に悩む機会が 女性より少ないように感じています。
夫婦であるのに女性のほうがより悩んでいるという実体験の実情を踏まえて ぜひ男性の方にも読んでいただきたいです。
男性に産むことはできなくても 女性の気持ちに寄り添うことはできます。
これからの時代はより少子高齢化が進んでいき、産むことが称賛されるようになっていますが、一方で苦しんでいる人の声は世の中に届いていないと感じたので、もっと声を届けたいと感じました。
この本を通して自分だけではないんだという勇気をもらいました。
覚悟の磨き方~超訳 吉田松陰 (池田貴将)
不安と生きるか 理想に死ぬか。外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。
引用元:amazon
20代男性 この本は生きることに悩んでいる人、考えているけど行動に移せない人におすすめします。
僕は昔から何をしても中途半端で、何かをしようとしても行動に移せず頭の中で終わってしまう人間でした。
中学ではじめたサッカーも高校ではやらずバイトばかり。
社会人になってからはプライベートで仕事のことを考えたくなくて、趣味を作ろうとゲームや筋トレやロードバイクやバス釣りといろいろなものに手を出しました。
どれも「やってて意味あるのかな?」と思いすべて中途半端で終わってしまいました。
仕事してご飯食べてyoutube見て寝る…の繰り返しで「なんで生きているんだろうな?」と。
安くて時間のつぶせるものはないかな?と考えていたら読書にたどりつきました。
最初は小説から入りましたが、数冊目で本書に出合って衝撃を受けました。
この本は僕の「なんで生きているんだろう?」という疑問に対する答えがたくさん書かれていたからです。
この言葉が聞きたかったんだ!と言いたくなるくらい僕の胸に突き刺さる言葉、ポジティブな考え方、自分の今までしてきた行動を後悔させる言葉など、たくさんの考え方があることを知り、人間や物事に対する視野と考え方が単純に広がりました。
今自分のしていることが未来の自分にとって良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、この本を読んで実際に相手の気持ちを考えて言葉を選んだり行動したり、考えているだけではなく行動に移せるようになりました。
少しずつポジティブ思考へとなってきて、数年前より徐々に成長している実感を得ながら日々を過ごしています。
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幸福についてー人生論 (アルツール・ショーペンハウアー)
幸福は人間の一大迷妄である。蜃気楼である。がそうは悟れない。この悟れない人間を悟れないままに、幸福の夢を追わせつつ救済しよう。人生はこの意味では喜劇であり戯曲である。従ってこれを導く人生論も、諷刺的、ユーモア的にならざるをえない。本書は厭世哲学者といわれる著者が、豊富な引用文と平明な表現で人生の意義を説き幸福を教える名随筆「処世術箴言」の全訳である。
引用元:amazon
60代男性 この本は、今のままの自分でよいのか?と疑問を持つ人。生きる目的が見つからない人におすすめします。
ショーペン・ハウアーは悲観的哲学者と知られる人です。
私自身、「幸福というのはどういう状態なんだろう?」と若い時から考えてきました。
お金持ちになること? 美人と結婚する事? 有名人になること?
しかし、それらを獲得した人は本当に幸せになっているでしょうか?
この本は客観的視点から人間とは、どういう生き物であるかを教えてくれる本です。
そして、それを前提として考えた場合「人間の幸福とは何か?」を考察した本です。
私の求めたいた答えは、この本の中にありました。
この本は「幸福論」という題名ですが「人生というものを、どうとらえるべきか? その人生に対しいかに対処すべきか?」を教えてくれる本です。
大きく前半と後半に分かれています。
前半はショーペンハウアーの考える人間と人間が陥りやすい「間違った概念」について述べています。
後半は「金言集」という形で、人生上で発生する色々な場面において注意するべきことや、考え方について簡略に明快に述べたコラムのような文章が並びます。
きっと、読み終わった後、「消極的な感じ」を受けるかも知れません。
しかし、人間社会で発生する色々な問題はショーペンハウアーの進めるやり方が最も良い、ということに段々と気がついてくるでしょう。
実は「大多数の人間は間違った考え方で生きている」と彼は断言します。
そして、それが現実において発生する諸問題を発生させている、と指摘します。
実際、彼の進める生き方で生きてみれば、そういった諸問題は起きないか、起きても簡単に対処できるのです。
少々、難しい本ではありますが、絶対にお勧めの一作です。
ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集(石角 完爾)
お金と強運を引き寄せるユダヤ5000年の叡智
ユダヤ人社会の根幹をなす口伝律法「タルムード」由来の説話の数々を、国際弁護士で自らユダヤ教に改宗した著者が紹介し、世界の現状に即して解説。サバイバルの極意が、タルムード哲学にある。
引用元:amazon
40代男性 この本は人生の折り返しを迎えた40代・50代におすすめします。
コロナ禍で不安に生活を送っていた時、不安に駆り立てられるものの何も行動が出来なかった記憶がありました。
このまま何もせず、人生を終えてしまうのだろうか?
先の見えない生活の中でやり遂げたことって何かあっただろうか?
満足したことってあっただろうか?
そんな自問自答をしている中で、この1冊に出会いました。
まずは困難の乗り越え方について。
先に来ることは決して楽な方ではない。
もし自分が望むものがあるとしたらそれは適正なリスクをとらなくてはならない。
今まで楽なこと、甘えていたこと、流されていたことに気づかされました。
時間はたっぷりあるはずなのに何もしない。
出来ない理由を並べては行動なし。
人生もお金も仕事も恋愛も行動した分だけ可能性が広がってくる。
もし成功できなかったとしてもやり遂げた行動は資産になるはずだと解釈しました。
そして物事は考え方と捉え方次第。
最初から上手なんて人は誰一人いない。
失敗を積み重ねて 人は経験値を増やしていく。
これが正しい生き方なのではないかと。
サラリーマンを続けて働き方ばかりを追っていた自分が、生き方の見直しを考えたきっかけになりました。
答えは与えられたものではなくて自分から答えを作り上げていくべき。少しずつ小さく行動することを覚えました。
私には小さな子供がいて「どうして?」と聞いてくことが頻繁です。
私は大人なので答えは知っていますが あえて「どうしてだと思う?」と少し考える局面を与えてあげると深堀しますよね。
大人も型にはまって答えだけを追い求めるより、深堀しつつ、視座を高くする。
すると今まで同じ環境だったことなのに違う景色がみられる。
日常に起こりうることもそんなに否定的に考えることばかりではないんだな…そんな学びがありました。
人生を動かす賢者の名言
「言葉の力」で一歩前へ踏み出す!人生に迷うとき、誰かを励ましたいとき、心に響くひと言がきっと見つかる!名言をより深く知るための解説つき。
引用元:amazon
40代女性 たまたま本屋さんで見かけてタイトルに惹かれて、パラパラめくってみたところ、タイトルの通り、たくさんの名言が出てきて即買いしました。
この本には様々な日本人、外国人含めた様々な歴史上の人物。
今も現役で活躍している、または成功している芸能人、スポーツ選手、経営者達の名言がたくさんちりばめられています。
この本に出てくる人達は生きている時代も仕事内容もバラバラだけど、共通していると感じる事があります。
それはその時代時代の常識に縛られないで、周りの同調圧力に負けずに自分の信じた道を突き進んでいるということ。
その時代の非常識を常識に変えていった先駆者だということ。
それ故にこの本に出てくる賢者達は考え方も行動も多くの一般人とは違うと思うので孤独を感じることが多かったと思いますが、それでも自分の信じた道を進んだ、もしくは進んでいる賢者たちに勇気と感動をもらいました。
ちなみにたくさんある名言の中で、特に私が感銘を受けた名言は
「人類史上の進歩のほとんどは、不可能を受け入れなかった人々によって達成された」(ビル・ゲイツ)
「売り手よし 買い手よし 世間よし」(近江商人)
「計画のない目標は、ただの願い事にすぎない」(サン テグジュペリ)
「議論は知識の交換であり、口論は無知の交換である」(ロバートクィレン)
今はコロナ禍で仕事や生活に不安を抱えたり焦燥感を持っている方もたくさんいると思います。
だからこそ、このような本を読んで自分の気に入った名言を心の片隅において 自分自身の心のお守りにすれば、辛い出来事があった時でも少しでも気持ちが楽になったり、勇気をもらって前に進む原動力になるかもしれません。
読み手の性格や置かれている状況によって響く言葉は違えども、必ずどれか一つは心に響く名言があるはずです。
ひとりじめ(浅田美代子)
浅田美代子は、樹木希林さんの人生の、一番弟子だった―林真理子
姉であり、母であり、親友だった樹木希林さん。ずっと「ひとりじめ」にしてきた希林さんとの思い出と、青春の日々を綴ったエッセイ。
引用元:amazon
50代女性 浅田美代子さんが樹木希林さんとのことについて書いた本です。
樹木希林さんとのことだけではなく 子供の頃のこと、デビューのきっかけ、家族のこと、色々な浅田美代子さんを知ることができます。
彼女のほんわかした雰囲気とは少し違う物書きとしての浅田美代子さんは、やっぱり樹木希林さんが目をかけた人なんだな…と思うようなしっかりとした大人の女性です。
浅田美代子さんは樹木希林さんの遺した思いを受け継いで「どんなこともおもしろがれる人でありたい」「人との縁が自分の人生を作ってくれている」と書いています。
こういう考え方をする彼女だから、樹木希林さんだけでなく多くの素敵な人たちとの出会いがあるのは必然です。
もちろんそれは本人が引き寄せているのだと思いますが、ご本人曰く「そんなことは全くなくて、気がついたらそんな素晴らしい人たちと出会っていて今がある」
そんな気持ちこそがいい出会いを呼んでいるのだと思いました。
鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋
「AERA dot.」で大反響の連載、待望の書籍化。子育て、夫婦の不満、容姿、孤独……相談者に寄り添った鴻上尚史さんの丁寧な回答に、「電車で思わず泣いてしまった」「素晴らしすぎる、神回答!」「何度も読み返した」などとTwitterでも話題沸騰! 書き下ろしも収録。
引用元:amazon
30代女性 本書はいろいろな人から寄せられる悩み事や相談に鴻上尚史さんが答えていくコラムを1冊の本にまとめたものです。
夫婦や親子の人間関係や仕事や人生での価値観など様々な場面で生まれる悩みを相談してくる人たちに共感することができるし、その悩みに優しくわかりやすくアドバイスをしてくれる鴻上さんの言葉にはいつも深く納得させられます。
相談とその回答というシンプルな構成でとても読みやすいです。
また老若男女問わず幅広いジャンルの相談事があるので、まるで自分に答えてくれていると感じてしまうこともあります。
その回答も押し付けてくる感じではなく、自分の経験を踏まえて的確で、穏やかに諭すように、相談者に寄り添っている印象がありとてもリラックスして読むことができます。
家族や友人にも実際に勧めています。
シリーズで3冊出ていますが どの本も人生が朗らかになる回答ばかりでおすすめです。
人生は、もっと、自分で決めていい(薄井シンシア)
「決め抜く力」があれば、年齢も状況も関係なく「納得のいく自分」でいられます。もし、今の自分や今までの自分に納得がいっていなくても、これから変えられることはたくさんあります。大丈夫。私自身、そうでしたから。自分の人生は、自分で考え、決め抜くことで動かせる。だから、もっと、自分で決めていいんです。
引用元:amazon
20代女性 決断するうえで大切なことは、自分の限界を知ること。
自分の強みは価値観で決まること。
決めることは選んで捨てること。
この3つです。
1つ目の自分の限界を知ることは、自分の変えられるものと変えられないものを明確に分け、行動していけるようになるということ。
なぜなら、自分のキャパシティーを知った上で行動できるようになると、できない理由が明らかになり、納得のいく決断につながるからです。
2つ目の強みは自分の価値観で決まることは、視点を変えると弱みは強みに作り変えることができるということ。
そのためには過去の経験を荷物にせず、土台となるような考え方をしていく必要があります。
3つ目の決めることは選んで捨てることとは、やりたいこととやれることは違うことを認識しながら、それを選択するために情報収集することが大切だということ。
迷うのは、情報が不足していたり、自分にとって何が重要なのか優先順位がついてなかったりするから。
私は本書からこれ以外にもたくさんの人生訓をいただきました。かなりおすすめの一冊です。
アンミカ流 ポジティブ脳の作り方 (アンミカ)
誰からも愛される圧倒的なHAPPY感、どんな出来事もネガティブ→ポジティブに変換してしまう前向きな物事の捉え方。365日、毎日幸せ! なアン ミカ流「幸せ脳」の作り方。
引用元:amazon
30代女性 アンミカさん流の「毎日幸せに過ごすためにはどうしたらいいのか」のポイントがたくさん詰まった本です。
ネガティブ思考の人をアンミカさんのようにポジティブ思考にするには…という信念の元、苦手な人がいたら敢えていいところを探そう!人はもちろん 日常品やおしぼりなど生活用品などでもいいところを探して教えてあげよう!物事の全てに感謝して生きよう!…など読んでいるだけでポジティブな気持ちになれる内容が目白押しです。
社会人になってからは学生時代以上に嫌な人・嫌いな人、嫌なこと・嫌いなことがたくさんでてきている私ですが、このネガポジ変換はとても前向きな気持ちになれるので、今実践をしています。
心がけやすい、次の日からでも実践できるような内容が多いのでおすすめです。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」(草薙龍瞬)
悩みは「消す」ことができる。そしてそれには「方法」がある。ブッダの「超合理的で、超シンプル」な教えを日常生活に活かすには? 注目の“独立派”出家僧が原始仏教からひもとく“役に立つ仏教”。
40代女性 私は自分への他人の評価をとても気にしてしまう性格でした。
仕事でミスをしてしまった時は自身で落ち込んでしまうことはもちろんですが、上司にダメな部下と思われてるのではないかと考えてしまいます。
気持ちの切り替えも苦手で、ミスをした日の夜はなかなか眠れず、翌日以降も落ち込んだ気持ちを引きずったまま出社することがほとんどでした。
この本を読んで、私の考えは妄想に過ぎず、他人の考えはその人にしか分からないということに気づきました。
この本には自身の考えがマイナス思考になってしまったときに、その思考をストップするための具体的な方法も書かれていました。
実践することにより以前より気持ちの切り替えができるようになった気がしています。
職場に限らず人間関係の中で他人の言動に振り回されて疲れることがよくあるので、楽に生きるための自身のバイブルとなった一冊です。
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あやうく一生懸命生きるところだった(ハ・ワン)
東方神起のメンバーの愛読書としても話題となった、心がラクになる、ベストセラー人生エッセイがついに邦訳!「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、やりきれない気持ちが限界に達し、40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞め、「一生懸命生きない」と決めた著者。全力で走り続けることを辞めたことで見えてきた、自分をすり減らす毎日から抜け出し、自分らしく生きるコツとは?
30代女性 この本のタイトルに惹かれて購入してしまいました。
自分自身仕事や人間関係に疲れていた頃にこの本と出会い、大袈裟に言ってしまうと、自分は本当にどうでもいいことに命をすり減らしていたんだな…と気づくことができました。
この本には自分が今までに選択しなかった道がたくさん記されていて、読んだ後 今の自分がなんだかとっても損をしてしまっているような…豊かだけど心は全然豊かじゃないという想いを抱えていたことに気付かされました。
この著者の人生を通して伝えてくれたメッセージが疲れている現代人にとても突き刺さる内容だと実感しました。
働き続けて変なプライドで塗り固められた自分になる前に1度出会いたかったなと感じさせられる作品でした。