大人のADHD治療体験談!発達障害サバイバルの方法とヒント


大人のADHD治療体験談!発達障害サバイバルの方法とヒント

大人ADHD治療

20代男性 これは私が大人のADHDにより職を離れたときのエピソードで、ここではADHDについての治療法や私の見解を紹介していきます。

大人のADHDと診断される前の新卒1年目の私は 仕事に必死について行く中で日々の残業もかさみ、上司からいつ仕事を頼まれるか分からない業務のせいもあって、相当なストレスがかかっていました。

元々集中力が続かない気質と騒々しい場所が苦手だったため、事務仕事を人の多い所で行う業務が苦痛でした。

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そんなある日、私は突然倒れて救急搬送されました。

そして搬送先の病院で安定剤を打たれるまで暴れ回っていたということですが、その間の出来事を自分にはまったく記憶がありません。完全なる解離です。

病院ではいろいろな検査がなされてADHDと診断され、同時に解離性同一性障害も疑われました。

『ADHDは二次障害を誘発する可能性が高い』と大学の心理学で学びましたが、うつ病以外にも このような動ける病の二次障害になることは ここで初めて知りました。

大人のADHDは慌てて仕事をしようと思わなくていいと思う

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これは自分のことも含めての見解ですが、私はADHDと診断された後は、無理矢理就職したり仕事をすることはオススメしません。

まずは心の病をやわらげ、付き合っていけるようにアプローチを繰り返していくことが先決だと思うからです。

大人のADHDなのに無理してフルタイム勤務すると 私のように仕事を短期で辞めざるを得なくなり、その後の転職活動が不利になってしまいます。

それによって人間関係に不安を感じたり、恨みを持ったり 買ったりすることもあります。

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私のADHDは過集中注意散漫が特に問題となっています。

自分のタイプをしっかり把握し、それに準じた対策をとることも、精神疾患患者が生きていく上で重要なことです。

社会から隔離されなくてはならない…という現実に直面すると、人は絶望して自傷行為や自殺企画に走る可能性もはらんでいます。

仕事については生活のこともあるので焦る気持ちはもっともなのですが、身近な頼れる人に相談して、その後の対策までしっかり講じるべきだと思います。

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ADHDと精神障害者手帳~心の病を受け入れてからでも遅くはない

大人ADHD治療

精神障害者手帳を持つか否かという問題について、無理にとる必要はないと 私個人としては思っています。

自分が精神障害者だと割り切るには時間を要するものです。心で分かっていても それをどうしても受け入れられないこともあります。

無理をして自分を枠に当てはめようとするのではなく、精神障害者手帳は「数ある選択肢の1つ」として捉えていければ 障害者手帳取得は一種の救いになると考えています。

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自立支援医療という医療費制度には障害者手帳なしでも入ることができ、その後の治療の金額を抑えることが出来ます(1割負担)

ちょっと自分、メンタル的におかしいかな?と思ったら精神科か心療内科の受診を早めに受けることをオススメします。

こういった制度をうまく利用すれば費用を抑えるだけでなく、メンタルクリニック受診へのハードルも下げられると思いますし、何よりこころの病は早期発見・早期治療が大事です!

大人のADHDの治療は子どもとほとんど同じだが理解はかなり遅れている

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精神疾患の治療については、現在私は薬と通院、デイケアに参加しています。

通院については2週間に1回を主としています。

初めは一週間に一度通院していたのですが、落ち着きや整理がついてきたと分かると期間が受診間隔が少し延びるようになります。

新しい環境に触れるようになると期間が短くなった方が自分の中でも安心感を得られると思われますが、このあたりはケースバイケースでしょう。

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については4種類あるうちの1つを使用してしばらく様子を見ていましたが、これはどうやら私の症状には的確なアプローチ法であったようです。

薬を飲めば症状は改善されることが多いのです。

ADHDの治療においては自分に合った薬を主治医と見つけていくことが重要視されます。

 

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治療法やアプローチ法については 私はデイケアを勧めたいと思います。

デイケアが併設されている病院は 精神科や心療内科が設置されている場所にはけっこうあります。

そこでは同じように精神疾患に苦しむ人達が集まり、日々のプログラムをこなしたり、お話をしたりと自由な時間を過ごすことができます。

その時間で自分の疾患と向き合うことで、安心の地を得ながら日常生活に飛び込んでいけます。

大人になってからADHDが発覚するとほとんどの人は戸惑いを隠せないものですが、大人のADHDの治療もアプローチ方法も子供とほとんど一緒です。

ただ、未だ世間の理解が遅れている現状もあるため、当事者は苦労する点もあるかと思います。

そんな時は医療機関や市のセンターを頼ることも一つの手で、選択肢をたくさん持っておくことは ADHDの人にとっては人生を優位に進める上でとても重要なことです。

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借金玉という作者の本はとても使えるので、発達障害の人にはぜひ一読をおすすめします。

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