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【大島てるにも掲載されてるやばい物件】あの事件の事故物件は今!?

【監修者】
オレンジ@終活ガイド

生前整理という名の断捨離にいそしみつつアラカンでの熟年離婚を画策中のおひとりさま予備軍女性がこのブログの中の人です。終活に活かすため終活ガイド1級とホームヘルパー2級を取得しています。
 
ここでは人生100年時代に備えた終活と生活のヒント、怖い!けど知っておいた方がいい話、トラブル回避のハウツーなどを「事実は小説より奇なり」みんなの体験談を元に紹介していきます。

ちょいグロ表現が出てきます。
苦手な人はごめんなさいm(__)m

【大島てるにも掲載されてるやばい物件】あの事件の事故物件は今!?

大島てるのやばい物件

事故物件サイト「大島てる」には毎日ひっきりなしに事故物件の「書き込み」という名の「タレコミ」が届きます。

一見して「不動産会社の敵」のような立ち位置にいる大島てるですが、最近は事故物件が不動産投資の対象として注目されていることから、ビジネスに直結する有益サイトとして見直されている感が強いです。

そんな大島てるには、事故物件マニアなのか事件マニアなのかわかりませんが、そういうマニア的な人による最新の事件情報の書き込みなども多く見受けられます。

時にその物件の玄関先や共有スペースの画像までアップされているのには驚かされます。

尼崎連続変死事件

大島てるのやばい物件

「尼崎連続変死事件」は 2011年に兵庫県尼崎市周辺で起こった殺人事件です。

一連の事件では、主犯格の角田美代子(当時64歳)と他9名が起訴されました。

しかし角田美代子が留置所で自殺したことから真相解明が藪の中になってしまった、前代未聞の大量殺人事件です。

角田美代子は25年以上にわたりあるマンションで複数家族を監禁・虐待し、判明しているだけでも死者8名、行方不明者が3名という大勢の被害者を出しました。

長期間「監禁部屋」として使われた物件が、尼崎市南東部に位置する分譲マンションの最上階角部屋で、俗に「恐怖の館」「猟奇の館」と呼ばれています。

事件当時はルーフバルコニーに「監禁小屋」が置かれていました。こちらに 画像が残ってるようですが。

大島てるのやばい物件

この部屋は2012年10月に神戸地方裁判所が競売にかけ、5社による競売の末、2013年2月に1330万円で大阪市の金融業者により落札されました。

この落札は「自己競落」 つまり、担保物件の競売を申し立てた債権者自身が、物件を自分で落札するというもの。

殺人事件などが起こった場合、競売では売却額がかなり安くなると見込まれるので、まずは自ら競り落として物件を確保し、その後できるだけ高値で売却しようと考えての落札です。

その後部屋をリフォームし、中古マンションとして売り出していて、当時の販売価格は相場の2割安の1480万円。

募集と同時に多数の問い合わせがあったそうですが、やはり殺人事件に関連しているという心理的な瑕疵は大きかった…。

殺人事件があったことは告知事項に含まれるため、業者が問い合わせ者にすべてを説明すると途端に「やめます」と相手は引いていくそうです・・・そりゃそうですよね。

2014年4月の時点では、内覧するお客さんさえもいなかったようですが、やはりどんなに価格が崩れたとしても・・・普通の神経の人では とても住むのは無理でしょう。

この事故物件は現在も大島てるに掲載されています…今でも分譲中なんですかね!???

2階は1年半経っても売れてないのか。100万円値上げはリフォームしたからかな。
角田美代子の部屋は8階だったけどマンション全体の資産価値が下落したった感じかな。
そもそも築20年経ってるし杭瀬駅だし駅から9分だから資産価値保ってる方なのかな?
引用元:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/511406/1/

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件

大島てるのやばい物件※画像はイメージです。

1988~1989年にかけて起きた「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」で宮﨑勤(当時28歳)の犯行現場は彼の実家でした。

宮﨑勤の実家は東京都あきる野市ですが、当時の建物を取り壊した後も この土地に暮らす人はおらず、更地にされた宮﨑勤の実家跡は 駐車場として使用されています。

綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件

大島てるのやばい物件

1988~1989年に書けて東京都足立区で起こった綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件は地名の周辺一帯が事故物件扱いになっているケースです。

少女が殺害された犯行現場の住宅は取り壊され、現在は新たな住宅が建てられていますが、この地域が事件で大々的に報じられたことから、地名(綾瀬)が独り歩きして 周辺一帯が事故物件エリアにされています。

周辺エリア一帯が事故物件にされると 近隣住民が引っ越していったり、外部からも流入をためらう人が少なくないのです。

当たり前なんですが、大事件であればあるほどその傾向は顕著です。

当時14歳の少年A(酒鬼薔薇聖斗)が児童2名を殺害した「神戸連続児童殺傷事件」や、当時63歳男性が近隣住民5名を殺害した「山口連続殺人放火事件」も周辺一帯が事故物件扱いにされています。

有名事故物件に住みたがる人たちと事故物件投資ブーム

大島てるのやばい物件

近隣地帯まで巻き込んで事故物件エリアになってしまうケースもあれば、人気の高い都心部のマンションなどは、有名な事故物件であることを承知の上で入居する人もかなりいるそうです。

事故物件に住みたがる人々…

大島てるのやばい物件

「大島てる的最凶最悪ワースト物件」の東京都足立区の物件は、数年前にTV番組の「ガンミ」で大島てるさんが紹介していたことがありました。

その時に大島てるさんを含めた御一行様がロケで実際にそのマンションの前まで行っていたのですが、撮影しているそのときに そのマンションの入居者がちょうど帰ってきたんです。

若いカップルみたいでしたが

うわあぁぁ…。事情を知ってか知らずは別として、この人たち、今 ここに住んでるんだなあ…。

…と皆で感心してるような驚いているのかわからないような…。

ビミョーな空気が流れているのを テレビ画面越しに私は感じてました。

まあ普通に考えたら知らないはずはないと思うんですよね。とんでもない多重事故物件ですし、大島てるさんが結構あちこちで紹介している有名なマンションなので。

今どきの若者は 安ければOK!あまり細かいことは気にしない…って人が多いのかもしれませんが。幽霊が出るという話は聞きませんしね。

加熱する事故物件投資ブーム!?

大島てるのやばい物件

そういう流れなのかどうかわかりませんが、昨今事故物件投資ブームがかなり来ているようです。

そもそも5年くらい前から事故物件投資ブームはあったのですが、最近はさらに過熱している…ということです。

今や、事故物件でもアッという間に売れちゃう時代なんです……と聞くと、驚かれる方も多いかもしれません。しかし、実際に事故物件が早々に買われるケースは決して珍しくない時代に突入しているのです。

私が実際に見に行ってきた、前の所有者さんが邸内で自殺された物件も、事故物件でありながら、さらに躯体は傷んでいるし、値段も少しお安い程度だったので、「こりゃ当分売れないだろうな~」と放置していたら、3日ほどして不動産屋さんから「あれ満額で売れましたよ」という連絡が来ました。

事故物件は本当にお買い得なのかという話ですが、無責任ながらも私の肌感覚でお話しすると、「1割から2割くらいお安い」「しかも指値(値切り)が通りやすい」「状態が悪いものだと爆裂お安いのもある」という感じで、単純にモノとして考えれば確かにお買い得なように思います。

「不動産投資デビューが事故物件」という方が買った都内の戸建てがよい例で、売出し価格は同スペックのものからおおむね2割安。そして売主さんが早く手放したがっていたのか、1割程度の指値まで効きました。

しかし買付価格が安くても、貸し出す際のお家賃が安くては意味がありません。ところが意外なことに、事故物件でも家賃の下がり幅がそこまで大きくならないものがあります。

つまるところ、事故物件投資は物件価格と家賃の下落幅のギャップを突いた投資法だと言えるでしょうか。物件自体の吟味は必要ですが、やっていること自体は普通の不動産投資と同じなので、投資法というよりは「おぬし勇気があるな」って感じですね。
引用元:「オイオイ大丈夫かよ…」過熱化する“事故物件”投資ブーム、不動産オーナーが語る“ヤバすぎる”現状

事故物件といっても「事故」の内容はさまざまで、前の入居者がどんな亡くなり方をしたのかや、孤独死などで特殊清掃が入った場合は、扱い方のガイドラインが少し変わってくるようですが・・・

この業者によれば、事故物件の不動産価格は ・孤独死で1割 ・自殺で3割 ・他殺で5割 相場に比べて落ちるといいます。

こうした不動産価値の下落を気にして大家は事故物件化を避けたいわけですが、一方では安さを生かしたビジネスも広がりを見せているのです。

専門家によると、“事故物件”は日本独特の問題で、欧米で気にされることはほとんどないと言います。もともと古い建物が多いため、人の死があった物件が珍しくないためです。
引用元:“事故物件” とは?賃貸で「告知義務は3年」のルール化も

新人類はドライな人が多いのか!?

大島てるのやばい物件

数年前の話ですが、北九州監禁連続殺人事件がテレビの特番で取り上げられたとき、監禁部屋の下の階に住む住民が こんなふうにインタビューに答えているのを見ました。

1日中 のこぎりを引くギーコギーコという音がしていたから、上の階の人は建築関係者なのかと思ってたんですよ。

ギーコギーコというのは もちろん被害者の遺体をのこぎりで解体している音です。

のこぎりを引く音を聞いてるというのは 北九州連続監禁殺人事件の前後ずっと入居しているわけですから・・・気にしない人は気にならないのかな!?と驚いたことを今でも思い出します。

大島てるのやばい物件

とはいえ、なんだかんだ言っても、やはり事件や事故を気にする人の方が圧倒的多数だと思います。

事件前からそこに住んでいる人などは そうおいそれと退去できるとは限らないので、気持ち悪いなと思いながらもそのままそこに住み続けているという人も少なくないはずです。

座間の連続殺人事件が発覚した当時も、殺人現場になったアパートの入居者がどんどん退去していくのかと思いきや、それほどではなかったような話をどこかで読んだ記憶があります。

人それぞれ事情がありますし、動きたくても動けないということもあったのかもしれませんが、あの時も私は内心「今どきの若い人はすごいな」と思いました。

事故物件に対する感じ方、考え方は人それぞれで、どこまでがブラック物件かという線引きにも個人差があります。

しかし賃貸物件をお探しの方は 事故物件を掴まされないために情報収集を怠らない事前努力が必要であることはいうまでもありません。