ママ友が誕生日会の招待を断った言葉に凍りついたトラブル体験
30代女性 三女が小学3年生の時、初めて友達のお誕生日会に招待されました。
お誕生日に招待してくれたのは保育園の時から仲良くしていたお友達で、その子のお母さんと私も何度か楽しく会話した記憶がある方でした。
いつかお誕生日会に参加したい!と言っていただけに 招待された娘はとても嬉しそうで、その日を心待ちにしていました。
ところがお誕生会間近になって
お誕生日会には来ちゃいけないって言われた。
…と娘は半泣きして学校から帰ってきました。
お誕生日会をする友達のお母さんが、私のことを嫌いだからだって
その言葉に私は一瞬凍り付きました。
しかしそれにどう対処することがよいのか、その時には思いつきませんでした。
もちろんストレートにそのママ友に
どうしてですか?うちの子、何か悪いことしましたか?
…と強気で問いただすこともできました(そうしたところで娘の得になることはありませんが)
あるいは反対に 黙ったままやり過ごすこともできました(そのママ友とのわだかまりをずっと抱えたままになりますが)
そしてさんざん考えた末に、私は後者を選びました。
その友達ともお母さんとも、小学生時代だけでなく、中学や高校で顏を合わせる機会があるかもしれない可能性を考えないわけにはいかなかったからです。
この日を境に私は
うわべと本心がまったく裏腹なジキルとハイド…二重人格者は すぐ隣にいたりするんだな。
…と思いながら 周囲と付き合うようにしてきました。
また、大人がそれと知らずに発した言葉が 子どにこうして伝わる怖さも感じました。
その3年後に「お誕生日会に来ないで」と言ったそのお友達が 中学に入ってから一年間いじめに遭ったそうです。
しかしうちの子はその間もその子と仲良くしてあげていたことから、あちらのお母さんから一度 頭を下げられたことがありました。
あのときに目をつぶったことは 結果的には正解だったんだ。
…となんでも事を荒立てず、冷静に対処することの大切さを痛感しました。