ママ友いじめを受けた体験談!何もしなくても相手が自然に自滅した話


ママ友いじめを受けた体験談!何もしなくても相手が自然に自滅した話

ママ友いじめの仕返し

30代女性 これはうちの息子と幼稚園も小学校も同じママ友(A子)とのトラブルのエピソードです。

A子のご主人が野球のコーチをしていることから、私の息子にも野球チームに入ってみない?…とのお誘いがありました。

ですが、うちの小学生の息子には喘息の持病があります。

長時間砂ぼこりの中での運動となると発熱や咳が止まらなくなり、咳のせいで血圧が上がるからなのか鼻血が出てしまったり ひどい症状が出るので、スポーツ参加は丁重にお断りしました。

しかしA子は、持病を抱える人のつらさ・大変さをわかろうとはしないのか、自己中で聞く耳を持たず、一方的にこう言いました。

A子:喘息なんて成長と共に良くなるよ!だからもう一回、考えといてね!

ママ友いじめの仕返し
小学2年生の運動会が終わった直後、息子の喘息の症状が再び悪化したことで かかりつけの小児科へ行くことになり、ついでに少年野球の事を聞いてみたのですが、やはり医師からも止められました。

もしスポーツをやるならば室内で出来る運動が望ましい。水泳・卓球・バドミントン・バレーボール・バスケットボールなどね。少し成長して 昔のようにひどい高熱が出るのは減ったにしろ、いつまた同じ症状が出るか分からないから、僕は野球はオススメしませんよ。

この直後に参観日があり 学校で父兄同士で再会した時にも A子はまた野球の勧誘をしてきたので、私は医師との話を伝えて再度お断りました。

するとこの日を境に 私はA子からシカトされるようになりました。

こちらから挨拶しても完全に無視されるのです。

ママ友いじめの仕返し

A子とはPTAやバザー役員で一緒に活動しなければいけないことが多くありました。

そういう仕事が初めてだった私に グループのリーダー格だったA子は、

A子:知らない事多いよね。これはね・・・

…とあれこれ教えてくれたりしていたのですが、その態度が一変。教えてくれないどころの話ではなく、逆に私に対する嫌がらせが始まったのです。

そもそも2人でペアになってやらないといけない仕事を

A子:これは1人ずつでも出来るからさ、B子さんは一人でやってよ。

…と一方的に言い出してやり方を変更。

自分は他のママさんとペアで仕事をしているのに、私には一人でやらせました。

また、役員決めでは 私をPTA役員に推薦しまくる嫌がらせをしていました。

私は元々A子と仲が良かったわけではないので

私:仕方がないな。まともに相手をしてけんかするのも嫌だし。

…と思い、はじめはA子が仕向ける嫌がらせ行動を受け流していました。

ママ友いじめの仕返し

A子の私に対する仕打ちはその後もどんどんエスカレートしていきました。

あの日、バザーでの会場整備や案内は例年は3~4人体制でやっていることをすべて承知しているA子は、その仕事をわざと私一人に振ってきたのです。

A子:今年はお手伝いさんも役員も少ないし、私達は他の仕事があるから B子さん(=私)1人でやっといて。あなたは背が高くて声も大きいから 1人でも目立つし一人でこなせるわよ~(笑)

3~4人体制でも手こずり、応援を呼んだ年もある仕事を 1人でやれ!…というわけです。

A子は笑いながら

A子:大丈夫だよ~。大変ならこっちでも手伝うし、本部にヘルプ出してくれてもいいんだから。じゃあ、お願いね~(笑)
私:これは野球チームに入らないと決めた私への嫌がらせなんだな。

ママ友いじめの仕返し

幸いその年は整備してても手こずる事がほとんどなく、私は運よくノーヘルプで仕事終わらせることができたため、クラスのフリーマーケットブースへ行って そこでの仕事を手伝っていました。

するとそこへA子が現れ、私に向かって嫌味をたらたら言い始めました。

A子:ちょっと!整備終わったの早すぎじゃない?持ち場離れて平気ってどういうこと?無責任なんじゃない?私には考えられないんだけど?
私:整備は会場が開くまでの最初だけでいいこと。終わればクラスの手伝いに行ってもいいこと。クラスの手伝いが終われば後は自由にしていいこと。A子さんが、まさかそれを知らないはずないですよね?

思わず私は 周りの目も気にしないで A子にそう言い返していました。

すると、それを見ていた他のママさん達が

あら?A子さんたら、今まで何も知らないで役員をやっていたんだねえ。ベテランだと思ってたのに…かなり頼っていて悪かったかな?

…と 親切心からA子を心配し始めました。

A子は積極的にPTAや育成会に参加するベテランでありリーダー格ですから、一連の仕事の手はずを知らないはずはありません。

そんな中で 周囲がA子を心配する声が段々と大きくなっていくと、さすがにリーダー格としてのプライドが許さなかったのか?

それとも周囲の声が面倒になってイライラしだしたのか?

どっちかわかりませんが A子は大声を上げて

A子:いや、私は全部の仕事をわかってるからっ!

その瞬間 場の空気がシーンと静まり返りました。

いたたまれなくなったのか、A子はすぐにその場を去っていきました。

ママ友いじめの仕返し

その静けさを破った1人のママさんが 遠くを見るような目でこう言いました。

じゃあさ。何もかも知っていたA子さんが B子さんに会場整備と案内係を1人きりでやらせてたわけだよね。それってB子さんに対するいじめだったんじゃないの?

会場整備と案内って、いつも4人チームでやっていたんだよ。そんな仕事をA子さんはB子さんに1人ぼっちでやらせた。しかも、本来1人でやる仕事じゃないことも全部知っていた。これって明らかに嫌がらせでしょ?A子さんって、やばくない?

その言葉を受けて再び周囲がザワつき出したため、その日からママさんたち皆が一斉にA子から距離を置くようになりました。

みんな他人のことなんか気にしない・見ていないように見えても 実は「しっかり見ていた」ということです。

A子の嫌がらせに気づいている人はいても、口には出しません。

リーダー格のA子に盾つくと後が怖いことをよく知っているからです。

そして今回こういう展開になり、A子にしてみれば 私に対する嫌がらせがすっかり裏目に出る結果になったのです。

そして周囲が一気にサーッとA子から引いていきました。

そのときの私はA子に対して「ざまあ!」という気持ちより、一種の憐れみを感じていました。

私:あーあ…いじめがバレちゃって。それも子供が見てる前で公然と。母親のメンツ丸つぶれではずかしいな。かわいそうだね、自業自得だけど。

現在も子ども達は中学校でも一緒になっていますが、あの時の一件を知っている方々が多いので 今でもA子は周囲からドン引きされていて、積極的に彼女に寄っていく人はいません。

そのため私もA子と接点を持つことがほとんどなくなって、平和に過ごせています。

やはり世の中は、自分でまいたタネは、どこかで自分で刈り取らなければいけないようにできてるんでしょう。

当時はA子の嫌がらせには正直 腹は立ちましたが、今は

私:あの時、A子と真っ向から対立しなくてよかったな。逆らって正面からぶつかっていたら、きっとこんな展開にはならなかったかも。「負けるが勝ち」とはこういうことだな。

…とつくづく思います。

【ママ友いじめカウンセリング】味方をつけて一人で悩まないことが大切

ママ友いじめの仕返し

ママ友の人間関係には特有の構造・性質があり、ママ友内でのいじめを助長させています。

まずは、子ども同士の関係性も並列して存在しているという構造です。子どもの学校での立場を利用した陰湿ないじめ、子ども同士のいざこざを当人たちの間で解決しようとせずに親の繋がりの中だけで解決しようとするために起こるいじめもあります。また、PTAやイベントなど、親同士が意見する場ができてしまうこともママ友のいじめの原因となります。

ママ友は、あくまで子どもをきっかけとした人間関係であるため、価値観や年齢、暮らしの背景が根本的に異なる人たちも少なくありません。そのため、様々な場面で相違を感じることが多く、いじめも起こりやすくなります。
引用元:うららか相談室