ママカーストとマウンティングの体験談!静かなる格付けチェックの話
30代女性 これは「勉強をしっかりして欲しい!」と願って息子を私学に入学させた私が 入学式初日からママカースト制の片鱗に気づき、
…という現実を目の当たりにしたときのお話です。
まず入学式の母親の衣装で 水面下でママ友同士の品定め大会が始まります。
着物で来るのか、スーツやワンピースで行くのか。
どのような装いなのかを お互いにしっかりチェックしています。
その後にお母さんが参加する親睦会が行われ、そこでなんとなくみんなで話しながらグループが出来上がります。
まずは仕切るママが最上位に君臨します。
それ以降は発言力のあるグループから順番に 徐々にカースト制度が出来上がっていきました。
そのなんとなくというのは、親の学歴・職業・年収、兄弟が同じ学校に通っているかどうか・・・などをその判断材料としています。
もちろん初対面ではそのような細かいことまではわからないため、とりあえず見た目と話の内容から判断されます。
あの日、私は何気なく隣の席に座ったお母さんと話をする機会があったのです。
その時に自分が全く調べてこなかった内容(ほかの学年の行事の日程や受験時の受験人数)について そのお母さんから「〇〇ですよね〜?」と“知ってて当然”のような感じで話を振られて困惑しました。
こちらが「知らない」旨を答えると 露骨に怪訝な顔をされてしまいました。
事前に学校全体のことについての知っている知識が多いほど「できるお母さん」として扱われる・・・どうやらこれが暗黙の了解のようです。
顔見知りから仲良くなった後は、そのママ友グループの中で「格付け」が行われます。
そこでは普段していることやどこどこに旅行に行ってきたとか、習い事の量に比例して 格付けが行われます。
本屋さんに行って 普段からどんな本を読んでいるかでも格付けは行われます。
子供が素直に自分の好きなコーナーに行くのを観察して、本をしっかり読んでいるかや 幼稚な本を選んでいないかなどまであげつらって 静かなる格付けが行われたりします。
ひと言で言ってしまえば見栄の張り合いですが、ママカーストはスクールカーストにも直結していると思うと、空気を読みながら行動するしかないのが辟易するような現実です。