セクシャルマイノリティ・性別違和とは
セクシャルマイノリティとは、身体的性、性自認(自分の性に対する認識) 性的指向(どんな性を好きになるか)などの性のあり方が少数派であることをいいます。
例えば、■同性の人に恋愛感情を抱く ■心と身体の性が一致しない ■性自認や性的指向が決まっていない ■恋愛感情や性的欲求を抱かない …などのように、様々な性のあり方が存在します。
「LGBT」は、レズビアン、ゲイ、バイ、トランスジェンダーの頭文字ですが、これらはセクシャルマイノリティの代表的な一部に過ぎません。
ほかにも多様な性のあり方が存在するという意識のもと、近年では「LGBTQ+」という表現がセクシュアルマイノリティと同じ意味で使われるようになりました。
また、心と身体の性が一致しないことは かつて性同一性障害とされることがありましたが、障害ではないという観点から、性別違和と呼ばれるようになりました。
LGBTをカミングアウトすべきか
LGBTであることをカミングアウトしたいけど、周りにどう思われるかを考えると、なかなか言い出せず困っているという方は多いのではないでしょうか。
仲のいい友達や家族にこそ知ってほしいという反面、拒否反応を示されたらショックです。
気心しれている友達には話せても、家族、特に両親には話せないという方も多いです。
両親にガッカリされたくない、期待を裏切ってしまわないか…という気持ちが大きいからです。
また、友達であれば最悪、新しい友達を作ればいいですが、両親はそうはいきません。
しかし年頃になると、結婚はしないのか…という話題になりやすく、ずっと嘘をつき続けることがしんどいと感じる方もいます。
ただ、友達であれ家族であれ職場の人であれ、カミングアウトした時の反応は分かりません。
その人の考え方によって、特に気にしないという方もいれば、否定的な人もいるでしょう。
あえてカミングアウトはしないという選択もあります。
大切なのは、カミングアウトするかどうかということより、本人が幸せな生活を送るためにどうしたらいいかということです。
カミングアウトするかどうかはその中の選択肢の1つなので、どちらかでなければいけないということもないですし、どちらがいいというのも決まっているわけではありません。
LGBTQ+の悩み相談のおすすめカウンセリングサービス
セクシャルマイノリティへの偏見や差別、周囲の無理解などから、傷ついたり、孤立したり、自分を責めたりしてしまう人も少なくありません。
カウンセリングでは、自分のセクシュアリティと向き合ったり、気持ちを整理したりすることで、自分らしく生きるためのサポートを行います。
カミングアウトするかどうか、本人にとってはとても大きな悩みになりますが、カミングアウトして受け入れてくれたとして、本当に受け入れてもらえたのか信用できなければ、結局は生きづらさを感じてしまいます。
本当はどうしたいのか自分でもよく分からない、もし拒絶されたらどうしていいか分からない、そんなことでお悩みの方は、ぜひうららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。
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