【境界フェンストラブル】ゴミ屋敷のゴミがぶつかり車に傷がついた話
これは2017年6月に 隣家がゴミ屋敷化してきて間にフェンスを作った時の話です。
当時私は22歳、両親は共に40代。隣の家の奥さんも40代で、奥さん、旦那さん、3人のお子さんのいるお宅でした。
元々お隣の家と我が家の駐車スペースは隣り合わせていましたが、そこに仕切りとなる壁や柵はありませんでした。
今までは特に問題もなく、私も小さい頃から会えばお隣さんから声をかけてもらったり、母親は世間話をしたりして 互いに良好な隣人関係でした。
しかし、2016年にお隣さんが離婚し 旦那さんが3人の子供たちを連れて家を出た時あたりから お隣が散らかり始め、次第にゴミ屋敷化してきました。
お隣がゴミ屋敷化!ゴミが車に当たって傷がついてもしらんぷり
駐車スペースには飛んできたゴミや葉っぱが溜まり始め、ガーデニングに使っていたであろうボロボロのジョウロやカラのペットボトルが転がったまま放置され、ゴミがどんどん増えているのがわかりました。そしてそれが風に乗って我が家の駐車スペースに飛んでくるようになりました。
最初は「離婚してお隣も大変だろうから」…と 何も言わずに片付けていた両親と私ですが、いつの間にかそれが当たり前のようになっており、お隣の奥さんは会ってもそのことについて触れるわけでも謝るわけでもなく…。
私たちの心の中にだんだんとモヤッしたものがたまってきていた頃、お隣から飛んできたゴミが私の車にぶつかって傷がつきました。
傷ついたところがお隣に向いていたこと、前日までキズはなかったこと、夜風が強かったことがあったので、この傷はお隣からのゴミによるものだと判断。
そこで、両親がお隣に「駐車スペースのゴミがこちらに飛んでくるので片付けて欲しい」と伝えにいくと、奥さんはしらんぷり。完全にこちらの申し出は拒否され、そこからは隣人関係は悪化しました。
外で会っても今までのように挨拶することもなくなり、あろうことか お隣の奥さんは当て付けるかのように駐車スペースに家庭ゴミまで捨て始めました。
境界トラブルを弁護士に相談。折半でフェンスを作った
両親は「これ以上は我慢ならない!」と 我が家とお隣の駐車スペースにフェンスを作ることにしました。
ただ、問題があるのはお隣なのに その費用の全額をうちで負担するのはおかしい!…ということで、両親はお隣の奥さんに直談判しました。
何度も「費用を折半して欲しい」と話し合いましたが 相手は断固拒否。仕方なく弁護士をやっている父の弟に相談して、叔父立ち会いの元で話し合いの場を設けました。

うちの敷地にフェンスを作るので費用の6割は持つけれど、明らかに原因はお宅にあるので 残りの4割の費用はお宅で負担してください。
弁護士が出てきたことで さすがにお隣の奥さんも両親を無視することができずに 渋々この提案に了承。
そして2017年の6月に着工し、お隣と我が家の駐車スペースを綺麗に分断するように コンクリートのフェンスを作りました。費用は約束通り うちで6割、お隣で4割負担でした。
しかしお隣との関係は良くならず、むしろ避けられているような感じですが、両親は「別にそれでも構わない」と言っているので 私も何も言いません。それよりもゴミがこちらに入ってくる問題が解決してよかったです。
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