【強迫性障害体験談】とらわれと確認行為を少しずつ克服した体験談

【監修者】
オレンジ@終活ガイド

生前整理という名の断捨離にいそしみつつアラカンでの熟年離婚を画策中のおひとりさま予備軍女性がこのブログの中の人です。終活に活かすため終活ガイド上級、ホームヘルパー2級、愛玩動物飼養管理士2級(動物取扱責任者)を取得しています。
 
長い人生いろいろなことが起こります。ここでは人生100年時代に備えた終活と生活のヒント、怖くてギョッとするもののシビアな現実を知っておいた方がいい話、「困った!どうする?」トラブルの未然回避ハウツーなどを「事実は小説より奇なり」みんなの体験談を元に紹介しています。

【強迫性障害体験談】とらわれと確認行為を少しずつ克服した体験談

強迫症体験談

30代女性 私の心の闇(病み)は強迫性障害を抱えていることです。

思えば幼少期から「●●しないと悪いことが起きるんじゃかないか」と勝手に思い込む癖があり、でもそれはずっと「こう考えることが自分の性格なんだ」と思っていました。

小学校の頃は授業で【阪神淡路大震災】をテーマにしたアニメ作品を見る機会がありました。その内容があまりにも衝撃的で、怖くいてもたってもいられず、寝る前に家の神棚に向かって「地震が起きませんように」「家が壊れませんように」など10分ほどお祈りするようになりました。

それから「私が神様にお祈りしてるから地震が起きない」と勝手に思い込むようになり、今考えるとあれが強迫症の始まりだったようにも思います。

強迫症体験談

結婚をしてからは家族の預金通帳やキャッシュカードが全て揃っているか確認をやめられなくなった時に

私

ちょっとおかしいな…。ここまで気に病むのは心の病気なのかも?

…と思ったのが メンタルクリニック受診のきっかけでした。

その前から、自分は外出する際に火の元の確認や鍵の確認を徹底する方だと気がついてはいたのです。

しかし通帳・キャッシュカードの確認は最低でも3回は確認しないと落ち着かなくなっており、「寝る前の儀式」と化していたのです。

強迫症体験談

メンタルクリニックでは医師に具体的に何に対して困っているのかを話し、カウンセリングでは自信を身につける方法を教えてもらいました。

例えば 強迫性障害にはさまざまな「とらわれ」がありますが 私は「確認行為」がひどいのです。家を出る前に火の元の確認やコンセントの抜き忘れがないか等の確認で 家を出るまで10分以上かかります。

家を出て車に乗ってからは鍵のかけ忘れがないか、何度も確認しているはずなのに、出発させてからまた家に戻って確認して、何度も会社を遅刻しそうになったことがあります。

そんな私は医師から

確認時間を1秒でもいいから日々減らして行きましょう。

…と言われました。

強迫症体験談

具体的にやったことは毎日の確認に費やす時間を自分で測り、前日よりも短く出来るように努めること。そして次のカウンセリングまでに日々の時間をまとめて報告すること。

これを始める前はかなり大変そうに思えて少しうんざりしていたのですが、いざやってみると 確認時間がどんどん減って行くことが確認でき、それがうれしいだけでなく、「できた!」という自信にもつながっていきました。

また、どうしても出先で確認したいことがあった場合、たとえば火の元の確認したらその場所を写真で撮っておき、不安になったら写真を見て確認する…という方法を教わりました。

その方法のおかげで、今は確認時間を5分短縮でき、時間にゆとりを持って行動することができるようになりました。

強迫症体験談

また確認行動とは違いますが、私は「不安障害」の診断はされていませんが、「自分が病気になるのではないか」という不安に襲われることがあります。少し体に不調があっただけで「倒れてしまうのではないか」と不安になり、いてもたってもいられなくなるのです。

そんな時に医師にその都度不調の場所を聞いて医学的な面でアドバイスをもらうことで、病気に対してそこまで恐怖心がなくなっていきました。

どんなことにでも理由がある。だからそこまで恐れる必要はない。

…と言われたその言葉がお守りになっています。

【強迫性障害】人に指摘されるまで自分の異常さに気づかない心の病

強迫症体験談

強迫性障害(OCD)は、自分でも無意味だと分かっている根拠のないこだわりが頭から離れず、その不安を解消するために過剰な行動をとってしまうことで日常生活に支障をきたす障害です。自分でも不合理だと分かっていても頭に浮かんで離れない考えを強迫観念、その考えを打ち消すために不安に掻き立てられてとる行動を強迫行為といいます。また、強迫観念や強迫行為にとらわれないようにするために、外出そのものや特定の場所に行くことを最初から避けてしまうことを回避行動といいます。

代表的なものに以下のような症例があります。 ドアノブに触ると菌が手に移る気がして直に触れない、触ったあとは何度も手洗いをする  玄関のカギを閉めたかどうか気になって、目的地へ向かう途中でも引き返して、確認に時間を要する  知らない間に自分が悪いことをしたのではないかという不安がよぎり、警察や周りの人に確認をとる(加害恐怖) 小物の配置や作業の手順、数字へのこだわりにとらわれ、無駄な時間が多い

強迫性障害のはっきりとした原因は明らかになっていませんが、治療は十分に可能です。治療の多くは、曝露(ばくろ)反応妨害法という、ストレスの度合いに応じて徐々に強迫行為を抑えて馴らしていくという方法がとられます。しかし、強迫性障害は人に指摘されるまで自分の行動の異常さに気が付かない、あるいは治療を途中でやめてしまいやすい障害です。「何か生きづらい」「無意味なことで時間を無駄にしている」と感じる方は、一度カウンセリングで自身の行動や考えを整理すると、強迫性障害の症状を自覚できる場合があります。また、不安で外出が難しいという方が強迫性障害を治療する最初の一歩を踏み出すためにも、ぜひ気軽にうららか相談室のオンラインカウンセリングを活用いただければと思います。
引用元:うららか相談室

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