金融商品詐欺体験談!バイナリーオプション利用手口に引っかかった話

金融商品詐欺体験談!バイナリーオプション利用手口に引っかかった話

金融商品詐欺

30代男性 2018年7月に 私はオーストラリアの某バイナリーオプションのサイトを利用し、通貨が5分後に上るか下がるかを予想するシステム(プログラム)が入ったUSBを買いました。

とても仲の良い友達から実際にそれを購入して2ヶ月で10万円を95万にしたという話をされて

私
友人

ねえ、この話、興味ない?

…という誘いでしたが、購入する直前まで「バイナリーオプション」という単語を使っていませんでした。

最初の話は「老後の年金を含めた必要資金が…」とか、労働者、自営業、経営者、投資家という経済活動における人の分類を出してきて

私
友人

しょせんお金持ちになるのは経営者か投資家だけないんだよ。

…という謳い文句でした。

そして各国の通貨の値動きが上がるか下がるか予想をして投資するモノだと話し(あくまでバイナリーオプションという単語は使わず)

私
友人

一応自分は始めたばかりだから、販売を担当してる人と会わせたいんだけど、どう?

…と誘われて、実際にその販売担当とお会いしました。

友達を無条件に信じすぎて販売担当に会い契約を結んだ

金融商品詐欺

その販売担当からは

1
販売担当

為替は非常に読み難いが、オリジナルに開発したAIによってある程度のパターン化に成功し、実際の成果としてこんな感じだよ。

…とチャート資料を見せられました。話を聞き始めた最初から

私

ネットワークビジネスの典型だな。

…とは感じていたのですが、普通の友達であればその時点で断っていましたが、元々かなりの信用がおける仲がいい友達だったので、

私

このUSBを販売している人達に儲けがあってもなくても 自分が儲けられるのであれば…まあいいか。

…と考えました。

支払いの日、紹介した友達はその場にいませんでしたが、販売担当者から何やら契約書的な物を渡され、更に相手がその会話を録音し始めたので

私

これはマズイな。でも信用している友達のことでもあるし…。

今思えばバカでした。

友達を無条件に信用しすぎてて、バイナリーオプションに関して一切調べませんでした。

単語を出されていたら調べていたかもしれませんが。

その販売担当者も、このバイナリーオプションで稼いでいるという人もやけに若く、ブランド物ばかり持っていて、何やら胡散臭い感じはしましたが、結局、現金50万円を手渡しで払い、契約書を書いてUSBを受け取って帰ってきました。

「それ詐欺だよ。調べてみな」オプザイル商法とは?

金融商品詐欺

後日、別の友達(この商品を紹介した友達とも共通の友人)にその事を話したら、

それ詐欺だよ。調べてみな。

調べてみるとネットではオプザイルと比喩った言葉までも出てきて、

私

これはやられたな…。

内容を見てみると、あくまでUSBに入っているシステムはそこらのフリーソフトを掛け合わせたようなもので、本当に当たる確率が高いものであれば、50万円かそこらで売るわけがありません。

オプザイルとは、バイナリーオプション用の情報商材を高額で販売する特定の「若いイケイケ男女達」の集団をさす、主にインターネット上で作られた言葉である。オプザイル側では、自身らをDivergenceという投資集団と称している。「主に高額な投資情報の商材を売りつける詐欺行為を行っている」として、NHKの情報番組シブ5時などで取り上げられたことがある。

NHKとダイヤモンド社、そして投資に関する著作のあるライターの高城泰が、オプザイルの商材を確認したところ、中身は「投資のタイミングや値動きを示唆する「シグナルツール」と呼ばれるもの」だったという。さらに続けて、「ツールの起動画面などから、アメリカのFX会社が顧客に無料で配布しているものに、機能を加えたものと見られ、それをいわば二次販売している」という分析がなされた。加えて「金融取引のテクニックを説明する付属の文書は基本的なことばかりで、専門用語の誤記もあり、投資のプロではない人が書いた」ものではないかと分析がされている。また、NHKが2016年9月20日に報じたところによると、このUSBツールのマニュアルや支援ソフトの通りに取引をしても利益が全くでないものであるという。
引用元:Wikipedia

友人のけんか両成敗的なとりなしに助けられて失うものはなかったが…

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その後 詐欺られた50万円はどうなったのか?

結論からいうと、無事にお金は全額帰ってきました。私がその件を相談した友人が法律を学んでいた人なので 契約書を見ておかしな点を確認して、

この文章でクーリングオフをすれば問題ないよ。

…と、わざわざ文書を作って渡してくれたのです。

幸いにも今回のUSBの契約書にはクーリングオフについても書かれていました。ただ、

USBの内容の解析等はご法度。通電させた物は返品出来ない。

…と書かれていたのです。

これはよくよく考えたらクーリングオフになっていない。

中身がどんな物だったのか今となってはわかりませんが、ネットにあるような詐欺紛いのものだったのかもしれません。

金融商品詐欺

私がクーリングオフについて相談した友人は、僕にそれを紹介した友人にきつく忠告しました。

お前はそれで儲かったのは分かる。けどそれすら手口の可能性があるんだから、こんなものを安易に人に薦めるなよ。友達失くすぞ。

さらに僕も怒られました。

ちゃんと自分で調べろ!!こんなものに簡単にひっかかるようじゃいけない!

たしかに彼には頭があがりませんでした。

お金も友情も、この友人のおかげでなくさずに済んだのです。

相談した友人のおかげで今もUSBを紹介してきた友人とは仲良しのままですし、3人で

そういえば、そんな事もあったなあ(笑)

…と過去のこととして笑い飛ばせています。

それ以降、株式や仮想通貨などで友人達と情報交換はしますが、金の関わる話は基本的に

私

○○○って、俺は予想してるんだよね。

…で終わらせるようにしています。

何事にも「絶対」はあり得ないですし、特に「お金」に関しては深入りは禁物だと肝に銘じています。

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