機能不全家族とアダルトチルドレンの相談おすすめサービス

機能不全家族とは?

子どものいる家庭には、誰が定めたわけでもなく「子育て」「安心できる場」「コミュニケーション」「地域への帰属」などといった機能が存在しています。

子どもは家庭のこうした機能によって成長し、ふれあいを学び、社会へ出ます。

しかしこれらが健全に機能していない場合、子どもは自立に必要となる自尊心や社交性などが育たないまま大人になる可能性があります。

家庭の機能を妨げるものには、虐待(心理的虐待を含む)、ネグレクト、家族間の人間関係の対立、反社会的行為、極度の貧困、アルコール依存症、外出させないといった過保護などが挙げられます。

このような家庭を機能不全家族または家庭崩壊といいます。

機能不全家族で育ち、対人コミュニケーションや自尊心に問題を抱えた大人はアダルトチルドレンとも呼ばれ、ストレスに対応できない考え方の癖やトラウマを持ち合わせていることが多いとされています。

日常生活が困難になるような症状が見られる場合は、パーソナリティ障害PTSDといった診断がされることもあります。

機能不全家族にうんざりして日本から逃げ帰ったアメリカ人の話がエグすぎる!

毒親復讐

西尾和美さんがサンフランシスコの友人宅のパーティーで出会ったアメリカ人男性の話です。

彼は日本に4年間住んでいましたが、最近アメリカに逃げ帰ってきたといいます。日本人の奥さんと子供ももうすぐこちらに引っ越してきます。

彼は日本びいきで日本語を流ちょうに話せるので、東京で働くことになった時には有頂天だったのですが、なぜ逃げ帰る羽目になったのか?

アメリカ人男性 会社の人たちもすごく親切で楽しい毎日でした。日本人女性と結婚し、子どももでき、私は日本に骨を埋める覚悟でした。でも2年くらいすると、だんだんアラが見えてきたんです。こんなに本音と建前が違う社会を今まで経験したことがなかったので、びっくりしてしまって…。

当初は海外からのお客さんとして丁寧に扱ってくれたけど、社会になじむにつれてだんだんのけ者にされたり、意地の悪い扱いを受けるようになったというのです。

アメリカ人男性 外からは体裁よく見える家庭も、内側では不幸でみじめな人間の集団になっていて、しかも悲しいことに自分がみじめなことにさえ気づいておらず、他人に八つ当たりしたり圧力をかけたりしています。

妻の母は自分の娘に、真綿で首を絞めるようにじわじわと罪の意識を植え付けて、精神的に身動きできないようにしてしまいました。世間がこう言うから、まわりがこうだからといって、自分の不幸の責任をとろうとせず、まわりの人も不幸であるべきだと思い込んでいるみたいなんです。周りの人たちもみんなそうで、日本人は他人をがんじがらめにしながら生きているような気分がします。

西尾さん 子供の育て方がおかしいのは、日本だけじゃないと思いますけど?

アメリカ人男性 確かにその通りです。ただ大きな違いは、アメリカでは問題があったとき私たちでなんとかしようと働きかけができることです。たとえそれが成功しないまでも、自分と同じような意見を持った人たちと協力して、問題に正面から対処しようとします。でも日本では「くさいものにはフタをしろ」で、事実を見ようとしない、あるいは見て見ぬふりをする。しかもそれを周りの人にも要求するんです。

そして子供にも個性をつぶして他人の顔色をうかがいながら生きるように教え育てます。そんな日本の家族にはほとほと愛想がつきました。こんな社会で自分の子供を育てたら、自分本位のナルシストか、他人のことばかり気にして自分を見失う共依存の人間を作り上げてしまいそうです。それで家族ともどもアメリカに移ることにしたのです。

西尾さん アメリカにだってナルシストや共依存の人はいっぱいいるでしょう?機能不全の家族の中で育ったアダルトチルドレンたちはそういうタイプになりやすく、私のところにもわんさと治療にやってきますよ?

アメリカ人男性 そこが日本と違うところなんです。日本人は自分に問題があって治す必要があることに気づいていないのです。多くのアメリカ人は少なくとも現実を見つめ、自分の息苦しさを認めてなんとかしようと、サイコセラピー(精神療法)の門を叩きます。自分自身の不全な行動や人間関係を子供には伝えないように、自分の行動や思考を調べ、新しい健全なコミュニケーションのあり方を学ぼうと努力します。この違いは大きいと思いますよ。」
引用元:機能不全家族~「親」になりきれない親たち

アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレンとは、幼少期に親から虐待を受けるなどして、心に傷やトラウマを抱えたまま大人になり、そのことによって生き辛さを感じたり、精神的に不安定な状態になってしまっている人のことを指します。

症状としては様々で、自分に対して極端に否定的であったり、他人と親密な関係になれない、人のことを過剰に批判してしまう…というようなことがあります。

アダルトチルドレンは正式な診断名ではなく、上記に当てはまる人については、不安障害やうつ病、パーソナリティ障害等の診断名がつくことが多いです。

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アダルトチルドレンを治すには、自分の中にある心の傷やトラウマを見つめ直し、現在抱えている悩みや問題をどう解決していくかを一つ一つ考えていくことが重要です。

心理カウンセリングは、カウンセラーとの対話の中で この作業を効率的に行っていくことができます。

アダルトチルドレンを克服するのには時間がかかりますが、継続的にカウンセリングを行うことで、少しずつ回復させていくことが可能です。

機能不全家族カウンセリングのおすすめサービス

機能不全家族は、子どもが家庭を出るまでの期間だけの問題ではありません。多くの場合は機能不全家族から自立しても、養育環境によって抱えた問題に苦しめられています。

現在も機能不全家族の中にいるという場合には、児童相談所や精神保健福祉センターなどで、まず状況について相談することをおすすめします。

場合によって、早急に家族関係を解消したほうがいいということもあります。

また、機能不全家族で育ち、様々な問題を抱えた人も、カウンセリングや協力者の支援などによって自分らしい人生を取り戻すことができます。

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心理カウンセリングは「話を聴いてもらう」だけではなく、悩みの具体的な原因や出来事の整理を行い、どんな行動や考え方をすればいいかをカウンセラーと一緒に探していく作業です。 
 
自分の中にある心の傷やトラウマを見つめ直し、現在抱えている悩みや問題をどう解決していくかを一つ一つ考えていくことが大切です。心理カウンセリングは、カウンセラーとの対話の中で この作業を効率的に行っていくことができます。
 
人から答えを教わるのではなくて自分で「気づく」ことが最重要で、腑に落ちない限り悩みの根本解決には至りません。プロのカウンセラーは傾聴によりクライアントを誘導しながら「気づき」を引き出すお手伝いをします。
 
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