自己愛性パーソナリティ障害とは?人格障害の相談おすすめサービス


パーソナリティ障害(人格障害)とは?

人にはみな、パーソナリティ(性格)があり、人によっては真面目な人、おおざっぱな人、目立ちたがりな人、など様々です。

誰しもが良い面と悪い面を持っていますが、自分自身が苦しくなく、周りにも被害がない範囲でなければ、どんな性格であったとしても問題はありません。

しかし考え方や感情のバランスが極端に偏り、本人が苦しんでいたり、周りの人が被害を受けていたり、対人関係に問題がある場合パーソナリティ障害(人格障害)と診断されることがあります。

自己愛性パーソナリティ障害とは?

自身の実績や能力を過大評価し「他人から称賛されたい」「自分は優れている」という気持ちが極端に強く、そのために本人が苦しんでいたり、日常生活に支障をきたしたりしている場合、パーソナリティ障害の中でも、自己愛性パーソナリティー障害という診断名が付く場合があります。

自分を否定されると怒りが収まらなくなって相手を攻撃したり、自分が賞賛されるためであれば手段を選ばず周囲を巻き込んでしまったりする傾向があります。

似た診断名に「演技性パーソナリティー障害」というものがありますが、こちらは「他人から注目されたい」「注目されていないとつらい」という気持ちが極端に強いものです。

自己愛性パーソナリティ障害には、精神科や臨床心理士による認知行動療法などの精神療法が有効とされています。

ただし、パーソナリティ障害の治療はそう簡単なものではありませんので、こころの病の併発を防ぐためのメンタルケアと根気が必要になります。

また、すでにうつ病や他の障害が併発している場合には、そちらの治療も同時に行うことがあります。

抑うつとパーソナリティ障害

抑うつとは、今まで当たり前のようにできていたことへの興味や意欲がほとんどなくなってしまうほどの絶望感や悲しみに持続的に陥っている状態を指します。

誰しもつらい出来事によって気分が落ち込むことはありますが、数週間も数カ月もやる気が起こらない、少しの希望も感じられないという場合には、抑うつ状態に陥っている可能性があります。

抑うつ状態はうつ病などの気分障害の主な症状ですが、適応障害パーソナリティ障害でもよく見られ、しばしば身体的な不調も伴い、不眠や倦怠感、疲労感などの症状が見られます。

抑うつ状態かもしれないと思ったら、まずは医療機関で診てもらうことが最重要です。

抑うつ状態を伴う精神障害の治療には、適切な休養、主に抗うつ薬による薬物療法、そして根本的な原因の解決や予防・ストレスケアなどの効果が期待されるカウンセリング(認知行動療法などの精神療法を含む)の3つを軸に進められていくのが基本です。

また、ショックな出来事があったときや大きなストレスを感じたとき、精神的な違和感を感じたらカウンセリングを受けることによって抑うつ状態を伴うこころの病を予防する効果も期待できます。

気分の落ち込みや意欲の減退などに気づいたら、一人で判断するのではなく、専門家へ相談することが大切です。

ピーターパン症候群(ピーターパンシンドローム)

ピーターパン症候群とは、年齢や見た目は大人であるにもかかわらず、自立していなかったり、社会に適応できなかったりと、精神的に大人になりきれていない状態を指します。

これは病気や正式な診断名ではありません。

子どものような自己中心的な考えや依存性によって、日常生活に支障をきたしていたり、周囲が困惑しているような場合には、パーソナリティ障害の診断を受ける場合があります。

夫婦やカップルの女性側が男性に対して精神的に未熟な部分を感じ、「ピーターパン症候群なのではないか」と思うケースも多いようです。

ただし、このような場合、男性がパーソナリティ障害ではなく発達障害(グレーゾーンを含む)の症状が表出しているということも少なくありません。

基本的に相手の気質を変えることはできないため、子どものような性質とどのように付き合っていくかということを考えていかなければなりません。

ピーターパン症候群では生育環境などにより、自己愛や依存性、誰かに見捨てられるのではないかという不安が極端に大きく、精神的に大人になりきれていない可能性があります。

カウンセリングで、どの部分が大人になりきれていないのか、何か考えられる理由はないか整理することによって、ピーターパン症候群の改善方法を考えることができます。

境界性パーソナリティ障害カウンセリングのおすすめサービス

パーソナリティ障害という名前から、パーソナリティに問題があったり、性格が悪い、と混同される方もいますが、決してそういったことはありませんし、改善していくことも十分に可能です。

このパーソナリティ障害は9つのタイプがありますが、共通している症状としては、物事の認知のしかたが極端に偏っている、感情のコントロールが苦手、対人関係を築くのが苦手で社会生活が築けない、ということが挙げられます。

また、うつ病や不安障害、統合失調症、摂食障害、アルコール依存症などを合併してしまうことも多く これらの病気にパーソナリティ障害が隠れている場合も多いです。

パーソナリティ障害は、本人が苦しいだけでなく、周りに被害を与えていることがさらに精神的苦痛になり、1人で抱え込んでしまうケースも多いです。

家族や友人にも理解してもらえないことがあり、さらに1人で悩んでしまうこともありますが、そんなときこそオンラインカウンセリングを活用してほしいと思います。

【うららか相談室】オンラインカウンセリングサービス URARAKA(ウララカ)

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