父親のモラハラとは?モラハラを受けるとどうなるか?
モラハラとはモラルハラスメントの略で、子供が自ら学び成長するという過程を蔑ろにし『親がいないと何もできないんだ』という感覚を繰り返し子供に擦り込みます。
何か達成した時や出来た時はあまり褒めず、その代わりに失敗を許さない。
親の感情や都合優先で子供のことを決める。
必要以上に干渉したり過保護にすることで子供が自立するチャンスを奪う。
子供の話を聞かなかったり子供を否定する発言を繰り返す。
親の意見が常に正しいという思想を刷り込む。
暴力を振るう。
父親を嫌いになる理由
母親に対する感情は発達心理の観点からも重要視されてきましたが、父親に対する感情についての研究は実は近年になって進んできています。
父親が嫌いという家庭に多く見られるのが母親が父親のことを嫌っていたり、夫婦喧嘩ばかりしていたりという夫婦仲の悪さで、特に女性は母親から父親への愚痴を聞かされやすく、父親のことを嫌いになりやすいようです。
中には、過干渉・過保護、暴力・暴言、モラハラなどあからさまな理由がある場合も考えられます。
それでも「父親が嫌い」ということに対して罪悪感を抱いてしまって、自分自身を責めてしまうというケースも見受けられます。
父親とはいえ、他人である以上すべてを分かり合うことは難しく、嫌いという感情は不自然なことではありません。
できれば父親のことを嫌いと思いたくない、これといった理由がなく父親が嫌いという場合には、父親との関わり方や情報を整理して、客観的な視点と照らし合わせてみましょう。
また、小さい頃から父親に対しての強い嫌悪感を持っている場合、自身の対人関係に対する考え方や姿勢にも、少なからず影響を与えている可能性があります。
モラハラを受けて育つとどうなるか
モラハラを受けて育つと、親に常に否定されたことで自己肯定感が低くなったり、親の選択したものに従うしかなかった場合は 自分で何かを選択することが難しくなったりします。
親の期待にばかり応えてきた場合は、その後も人の期待に無理してでも答えようとしたり、自己肯定感が低いがゆえに、恋愛関係や対人関係がうまくいきにくくなるといったケースもあります。
モラハラを受けている場合、物理的に離れて暮らすのがいちばんよいのですが、まだ経済的に難しい場合、ストレスは相当なものでしょう。
もし離れて暮らすのが難しいようなら、周りの人に相談して助けを求めることが大切になってきます。
父親のモラハラカウンセリングのおすすめサービス
親にモラハラを受けている場合、身体的な暴力に限らずとも精神的にダメージを受けていれば、毎日つらい思いをしているでしょう。
人格を否定されるようなことを言われたり、価値観を押し付けられることは、仲の良くない他人にされても苦痛を伴いますから、それを両親にされているのであれば、なおさらしんどいです。
そんな時はオンラインカウンセリングを利用してみてください。カウンセラーが専門家の立場から親身に相談に乗らせていただきます。