会社の嫌がらせカウンセリング体験談!相談で退職を免れた話

会社の嫌がらせカウンセリング体験談!相談して退職を免れた話

会社嫌がらせ

40代男性 これは会社での嫌がらせが原因で 私が心理カウンセリングを受けたときのエピソードです。

私は職場での嫌がらせだけでなく、そのことを放置する上司について悩んでいました。

事の始まりは職場の自分のレターボックスにゴミが入っていたことです。

最初は誰かの些細ないたずらと思ってあまり気にしませんでしたが、その後も同じようなことが何度も繰り返し起こりました。

上司に直接相談したものの まともに取り合ってもらえませんでした。

仕方がないのでその上の上司にも相談したのですが「また何かあったら相談して」と言われただけで、動いてくれることはありませんでした。

そのことがあってからは、職場で自分にだけ大変な仕事が回ってくるような被害妄想を感じるようになり、人間不信に陥って心身の調子がおかしくなっていきました。

モヤモヤにさいなまれてカウンセラーに聞きたいことが山積していた

会社嫌がらせ

このままではいけないと思った私は 職場の現状をある程度知っている人に相談した方が分かりやすいのではないかと考えました。

しかし時間的に経済的にも余裕がないこともあるので、初めは職場の嘱託医に相談してみました。

その嘱託医が心療内科を紹介してくれて、そこに併設された心理カウンセリングルームに2週間に1回、約半年間で10回のカウンセリングを受けることにしました。

まず私がカウンセラーに聞きたかったのは、このような職場におけるパワハラや嫌がらせに対する具体的な解決方法です。

私

どのように自分は行動して、誰に相談していけば良いのか?必要に応じて外部機関に相談したり、通告した方が良いのか?

さらにその当時の自分の心身の不調について。

私はこの不調は職場でのストレスが原因と思っていましたので、

私

心身の不調に対してどう対応していけばよいのか?

また、今後の自分の身の振り方として、

私

どういう方向で行動していけば良いか?退職した方が良いのか、続けた方が良いのか…。

このように、とにかくカウンセリングでカウンセラーにたずねたいことが山積していました。

カウンセリングの回数を積み重ねていくことで自然にこころを救われた

会社嫌がらせ

カウンセリングの初回は状況を説明することに時間を費やしました。

それから後は

■その状況を自分としてどう捉えているか
■別の捉え方は無いのか
■自分の認知にズレや偏りがないのか

・・・を中心に取り組みました。

その中で、当たり前ですが「他人を変えることは難しい」

…というか「他人を変える事はほぼ不可能」であり、定期的に通うカウンセリングの中であらためて

私

変えることができるのは 自分の認知や行動だけである。

…と再認識するに至りました。

通い初めは職場への怒りのみにさいなまれていましたが、カウンセリングの回数を重ねていくことで次第に自分自身が冷静になり、職場の良い面、自分にも味方がいることに気づくことができるようになりました。さらに、

私

現実的に考えて職場を変わることは難しいし、その方が自分にとっての負担が大きい。

…と考えて、退職することはやめました。

それよりもこの職場に踏みとどまって適当にやっていく…というか、

私

頑張らずにやり過ごしていけばいい。

…と思えるようにもなりました。

カウンセリングに10回通ったことでストレスもある程度減ったので、そこでカウンセリングにはピリオドを打ちました。

冷静な頭で考えれば、これらはシンプルでごく当たり前の発想です。

しかし自分一人でモヤモヤしていたらイライラするばかりでこの真理に気づくことはできません。

すると体調はますます悪化の一途をたどることが確実で、私は間違いなく辞表をたたきつけて退職していたでしょう。

そう考えると、私は心理カウンセリングに人生を救われたのだと思います。