会社の嫌がらせ仕返し体験談!3人の事務員が異動の鉄槌を下された話
30代女性 IT企業の営業をしている時、私は同じ会社の女性事務員の3人から嫌がらせを受けていました。
営業という仕事のため、他社営業の男性がアポイントをとって来社してくるのですが、その営業さんが若く男前だと

顔で会う人を決めているでしょ?仕事をなんだと思ってるの?
…などと直接言われることもありました。
他の業界の営業と違い、IT業界の営業は他社営業さんと協力関係を築いて契約していくため 自然と仲良くなったり 電話のやり取りもくずしたやり取りをすることがあるのです。
事務員たちにはその仕事のやり方が理解できないらしく、私のことを

男たらし!!
…と3人で束になって攻撃してきました。
私はそんな人たちとは同じ空間にいたくなくて、できるだけ私から他社に出向いて 外出時間を長くするようにしました。
しかし契約書の作成等は社内でしかできず、どうしても事務との関わりをゼロにすることは不可能でした。
社長と私だけがその企業で営業として働いている状態のため、営業部の同僚もおらず 孤独な日々でした。
ある時、契約書が他社から郵送で送られてくる旨を事務員に伝え、処理をお願いしておいたことがありました。
ですが何日経っても契約書は届いていないということで、他社の営業さんから返送書類の催促が入りました。
あまりにも書類が届かないことを不思議に思い、社内の書類の中に紛れ込んでいないか探してみたところ、週末にまとめてシュレッダーにかける破棄予定の書類の山から 封筒に入ったままの契約書が出てきたのです。
ポストのチェックは毎日事務員が行っているため、当然この契約書を破棄ボックスに入れたのは事務員でしょう。
悪口だけなら耐えられましたが、仕事の邪魔をする、他社にも多大な迷惑をかけてしまうことに我慢ならず、私は初めて事務員3人に怒鳴りました。
3人は今まで何も言い返してこなかった私に怒鳴られたことであたふたしていましたが、謝罪の言葉は一切でてきませんでした。
3人の事務員のあまりの常識のなさに私の怒りはマックスになり、この時の私は今までの鬱憤をはらすかのごとく怒り続けました。
その怒鳴り声がパーテーションを挟んだ隣の部屋で仕事をしていた社長に届き、一連の流れは筒抜けでした。
もともと口数の少ない社長は見た目もいかつく、冗談を言い合えるのは営業という同じ仕事をして長い時間を共有している私くらいです。
他の社員は全員社長を怖がって 挨拶以上の会話をしていない…ようなタイプの人です。
そんな社長がゆっくり私たちのもとへ歩み寄ってきて3人の事務員にぽつりと一言。

3人とも仕事する気がないどころか、営業の足を引っ張るということは うちの会社の売上をなくしたいということやな?
そう真顔で言われたときの事務員たちの顔は凍りつき、まさしく「絶句」という表情でした。
それ以降は、この3人が結託しないように それぞれ別部署に配置異動となりました。
そのうち1人は営業部にまわされ 私の部下になりましたが、1件も契約をとれず自主退職していきました。
実はあの時にタイミングをはかり、社長が社内にいる状態で怒鳴りつつ 一連の流れを説明しながら(第三者にも流れが伝わるように)怒ったことは 実は私が意図的に仕組んだこと。
うまくいくかどうかは微妙で難しいミッションでした。
いずれにしても、あの出来事はあの3人にとっては「身から出たサビ」であり「自業自得」「因果応報」
3人はいじめられても黙っている私をなめていて その嫌がらせが度を超えていることにも気づかなかった…しょせん自分たちの蒔いた種を自分たちで刈り取ることになっただけのことです。
3人の異動は「流れ」からそうなったものであり、こちらから積極的に仕返しに出たものではありませんが、私としては3人を一度に成敗できて、日ごろの恨みつらみを解消できて 本当にスカッとしました。
その後の仕事も快適になったことは言うまでもなく、あれは大正解な出来事だったと今でも思います。