強迫性障害体験談!鍵を閉めたか不安になるのはグッズで解決できた話

強迫性障害の鍵の閉め忘れ防止は確認グッズで解決できた体験談

鍵を閉めたか不安になる

20代女性 これは私が家の鍵を閉めたか不安になることから自分の心の病に気づいた話です。

4月から入職した職場で人間関係や仕事上での慣れない状況から強いストレスを感じるようになり、まず最初は何をしていてもどこにいても涙が止まらなくなりました。

また、毎日睡眠をうまく取れなくなり、夜中や朝方に目が覚めるようになりました。

これはおかしい…とは思っていましたが、その後外出もしくは出勤しようとした際に家の鍵を閉めたかどうかが気掛かりになりはじめ、そのことでとてつもなく不安になる状態が起こるようになりました。

ひどい時には最寄りの駅に到着したのに 不安でたまらなくなり家に戻るようになりました。

これらの異変により、私は精神科への受診を決めました。

強迫性障害と抑うつ状態を併発していた

鍵を閉めたか不安になる

実際に涙が止まらなくなることや不眠、鍵を閉めたかどうかの確認などの不安症状が出始めたのは5月ごろだったのですが、何もせずにいたところ、5月の後半あたりから仕事が出来なくなるほど不安症状が出てくるようになりました。

また、元々持っていた持病も悪化してしまい、1週間ほど仕事を休むことになりました。

そこで身体症状も出るのはただ事ではないと不安を覚えました。

医師に身体症状と精神症状を訴えたところ、その場でいくつかテストを行うことになりました。

医師がプリントや冊子に書かれている問題を読み上げて私が口頭で答えていく形式でした。

テスト内容などはあまり覚えていませんが2〜3種類あったと思います。

その結果から、私が抑うつ状態であることと強迫性障害(OCD)を発症していることを告げられました。

また、自身が細かいことを気にしすぎる性格であることも この問題に少し関係していると告げられました。

投薬治療と認知行動療法で根本原因の「自己肯定感の低さ」の改善を図る

鍵を閉めたか不安になる

これは早いうちに乗り越えた方がいいということで投薬治療認知行動療法を取ることになりました。

投薬治療に関しては副作用や禁忌などを考慮して用量用法を細かく調整しつつ 2週間に1度通院して行うことになりました。

最初に出された薬はSSRI(選択式セロトニン再取り込み阻害薬)の中でも1番弱いものを使いましたがあまり効果が出ず、1ヶ月ほどで終了しました。

その後、別のSSRIに変更することになって加えて睡眠導入剤も服用することになりました。

不眠の症状もひどくなったためです。

薬の代金は自分の持病の治療薬も含めて3200円ほどかかりました。

普段の診察料が1000円前後なので、1ヶ月に1回程度まで通院頻度を落とせた今は 4000円以内に収まっている状況です。

認知行動療法としては、自己肯定感が低く自分で自分のことを卑下しやすい性格であったことについて重点的に改善を図りました。

重く受け止めやすい点についても「自分は気にするけど周りはそこまで気にしない」ということを頭に入れて行動できるまでになりました。

鍵の閉め忘れ防止グッズで鍵を閉めたか不安になる問題は解決できた!

鍵を閉めたか不安になる

家の鍵を閉めたか不安になってしまう点については 医師の勧めで色の変化によって鍵を閉めたかの確認が出来るツールを利用して都度確認が出来るよう環境を整えることも行いました。

そのツールは鍵の閉め忘れ確認グッズで1500円ほどで購入できました。

これはとても便利なので、強迫性障害ではない方で「鍵、ちゃんと閉めたっけ?」が気になりやすい方にもおすすめできます。