住居確保給付金の支給で賃貸住宅の大家さんとトラブルになった体験談
40代女性 これは住居確保給付金を巡る賃貸住宅の大家さんとのトラブルの話です。
私が入居している賃貸住宅の大家さんは老夫婦で元々は近くに住んでいました。その後に大家さんは施設に入所したということで、娘さんが臨時で大家代理を務めることになりました。
そしてコロナ禍の折 職が安定しない私は、福祉課の住居確保給付金を受給することにしました。
住居確保給付金とはコロナ禍による収入減により生活に困窮する人に支給される給付金です。
その受給を受けると大家さんには家賃の補助分が市から振り込まれ、不足分を自分が振り込む形になるため、二重の確認が必要になることを大家さんにお願いしました。
大家さんは給付金を受けるのは了承してくれましたが、二重の確認が元で その後にトラブルが起こりました。それは給付金が振り込まれる日が 月をまたいでしまったときのことです。
このときに大家さんから何度も携帯に着信がありましたが、私は仕事の都合でどうしてもそれに出られないでいたのです。
すると私が電話に出ないことにしびれを切らした大家さんから会社に、すごい剣幕で電話が入ったそうです。

今月分の家賃が振り込まれていない!どうなってるんだ!?
職場には「○○さんの賃貸住宅の大家ですけど」と名乗ったらしく、

大家さんから会社にまで電話がくるって、一体何ごとなの!?
…と、私は社内で変な目で見られる羽目になりました。住居確保給付金を受ける事は 恥ずかしかったので職場には話していませんでした。
会社への電話で大家さんは

今月分の家賃が振り込まれてない!これでは契約違反になる!信頼関係が築けない人とは正直契約できない!
…などと 電話に出た人を相手にまくし立てたそうで、住居確保給付金を受けようとしたことが仇となって、私は会社で辛くはずかしい思いをすることになりました。
仕事を辞めては生活出来ないのでやめることはできませんでしたが、会社での立場が悪くなったり 同僚から奇異な目で見られるのもしんどく…。
私は生活に困っていたので住居確保給付金を受けたのですが、職場ではそんな話はできずにいたので、なおさら恥ずかしい思いをすることになりました。
社内にそんな話をできる相手もいませんでしたし、言ったところで何にもならないので、普通に淡々と仕事をしたいだけだったのに・・・まさか職場にまで電話がかかってくるなんて思いませんでした。
住居確保給付金は私も初めて受けるためどんなシステムになってるのかよく分からないので、市役所に確認してから折り返しの電話することで、大家さんには了承して頂きました。市役所の方からは、

毎月申請書提出するその申請書が市役所に到着する日にちによって振り込み日が決まってきます。
…と言われました。その時はたまたま申請時期が遅くなったので、月をまたいでの給付金振り込みとなったようでした。
大家さんの旦那さんにはそのように話し、今回だけは許して頂けないかとお願いし、次からは毎月振り込み日を市役所に確認し、連絡入れる事で了承して頂きました。
私は住居確保給付金を9ヶ月受給していて、その間ずっと市役所に確認してから大家さんに連絡していました。
そのため市役所ではすっかり名前を覚えられ、担当の方がすぐ分かって教えてくれるようになったのですが、小さな市なので本当に恥ずかしかった思いをしました。