自己破産した20代の赤裸々体験談!人生終了じゃね?と思った話


自己破産した20代の赤裸々体験談!人生終了じゃね?と思った話

自己破産20代

20代男性 私が借金をし始めたのは親元を離れて福岡から和歌山に就職して1年後くらいからです。

初めての1人暮らしで金銭感覚もわからず、毎日外食をして飲み歩いたりして生活資金がなくなっていき、最後は電気とガスも止められました。

最初は先輩や後輩からお金を借りていましたが、返せなかったり信用がなくなったりで 最後は誰も貸してくれませんでした。

親からも少額借りていましたが、大きな金額は借りづらくて銀行ローンに手を出したところ あっというまに限度額に達してしまいました。

実家まで督促が行き親に借金がバレて債務整理を決意

自己破産20代

はじめは毎月に返していくお金が足りず、なんとか副業で稼ごうとして転売に着手しました。

クレジットカードでゲーム機を大量に買ってすぐに転売して現金に換える…などしていましたが、こちらもすぐに限度額いっぱいに。

リボ払いにしましたが毎月の返済分が支払えず、最終的には消費者金融に足を運び、気が付いた時には多重責務者となっていました。

当時の借金が、■紀陽銀行が50万円 ■三菱東京UFJ銀行が30万 ■JCBクレジットカードが50万 ■アコム50万 ■レイク50万 ■プロミス30万 ■フクホーが20万円。借金は利息含め総額で350~400万円程だったと思います。

ここまで借金がふくらむと自分自身ではどうすることも出来なくなりました。

自己破産20代

ネットでいろいろ調べましたがよくわからなくて行政機関に相談したところ「弁護士に相談するのが一番いい」という答えでした。

そうしているうちにも取り立ての電話や督促状が次々と送られてきて、利息がかさんでいく一方でした。

両親にも言いづらくて 怒られるし呆れられるだろうと思って 何も話していなかったのですが、実家にも督促連絡が行ってしまい、とうとう親に借金がばれました。

両親にも経済力はないので最終的に弁護士に頼ることになり、当時和歌山の自宅から一番近かった法律事務所に債務整理をお願いしました。

自己破産は「人生終了」のように思えて気が引けたのだが…

自己破産20代

初めは自分が自己破産をすることになるとはとうてい思えず、任意整理か個人再生で人生をやり直そうと考えていました。

しかし弁護士と話す中で、現状と今の仕事と今後の可能性を見ても「自己破産がいちばんよい」という結論に至りました。

自己破産を決断することは「人生終了」のような心持がしたため 正直かなり悩みましたが、弁護士から

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弁護士

自己破産はデメリットもあるがメリットもある。自己破産したからといって人生が終わりになるわけではない。また普通の生活に、がんばれば戻れるよ。

…と言われたことで、私はようやく踏ん切りがつきました。

和歌山で住んでいた家の家賃が払えなかったため まずは福岡の実家に戻り、和歌山の弁護士とは電話と手紙でやりとりをおこないました。

その間に何度か小倉の裁判所に足を運んで手続きをしました。

自己破産20代

裁判所の書類はむずかしい言葉がたくさん出てきて読み砕くのが少し難しかったですが、弁護士が全てサポートしてくれたおかげで 何とかスムーズにいきました。

弁護士が介入してからは金融業者からの取り立てが一切なくなり、安心して毎日を過ごせるようになりました。

弁護士費用は親に出してもらったので正確にはわからないのですが、最初に20~30万円程度払ったと思います。

自己破産をしようと決めてから実際にかかった期間はおよそ6か月でした。

実際、今は普通の生活に戻れたので 自己破産をしたことは自分にとっての正解だったと思っています。

借金整理の方法~債務整理は4通りある

自己破産20代

借金整理の方法は主に①任意整理 ②特定調停 ③個人再生 ④自己破産の4つがあります。これはデメリットの小さい順ともいえるので、この順番で検討するのがよいかもしれません。

任意整理は 裁判所を介さず、直接各金融業者と交渉して、将来利息や遅延損害金などを免除してもらい、毎月の支払額も減額してもらって、分割和解(一般的には残債務額を36回払い、または60回払いで分割を組むことが多い)を組む手続きのこと。原則として 将来利息の支払いが免除されますので、返済した金額がすべて元本に充てられるのです。そのため金融業者に支払う総返済額はかなり少なくなります。

特定調停は 裁判所で調停委員を介して各金融業者と交渉し、債務の減額や毎月の弁済額の減額、利息の免除などの条件で和解を組む手続きのこと。債務者が自身で行うのが一般的です。

個人再生は 裁判所を介して、すべての債務のうち一部を免除してもらい、残りの債務を3年間(5年間まで返済期間を延ばせる場合あり)かけて分割で弁済する手続きのこと。これにより債務を大幅に減額でき、多くの方は5分の1程度になります。

自己破産は 裁判所を介して、すべての債務を免責(支払い義務の免除)をしてもらう手続きのこと。結果的にすべての債務がなくなります。ただし、逆に保有している資産も生産しなければなりません。ギャンブルや浪費による借金は免責不許可事由(債務をなくすことができない事情)とされており、免責を受けられない可能性があります。
すべての引用元:自己破産と借金整理を考えたら読む本 2016.09.20

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