発達障害二次障害の大人の入院治療体験談!重ね着症候群の恐怖の話


発達障害二次障害の大人の入院治療体験談!重ね着症候群の恐怖の話

発達障害二次障害大人

40代女性 これは私が自閉症スペクトラムやその他の精神疾患により 精神科に入院をして治療を受けたときの話です。

私は幼少期から季節の変わり目に心身に変調をきたすことが多かったのですが、住んでいたのが田舎だつたため情報や相談機関がなく、治療を受けられずにそんな状況に苦しむばかりでした。

思春期の頃に言葉が出なくなると同時に不眠になり、大学病院の思春期外来に通い始めてからは 内科から精神科まであちこちの病院を転々としたのですが、結局どこに行ってもまともな治療ができる診断に至りませんでした。

成人してからは会社員時代にパニック状態に陥ったことをきっかけに、ある臨床心理士の元で心理カウンセリング・認知行動療法・精神分析を受けました。

それは私にとって一定の効果があり次第に改善していくのを感じられたのですが、出産後にまた体調を崩し、ついに精神科に入院になってしまいました。

その後は精神科系薬物の大量摂取(オーバードーズ)や自殺企図を経て、精神科の2回目の入院の時に心理検査を受けることになり、ようやく発達障害の「自閉症スペクトラム」の診断にたどり着きました。

発達障害の二次障害は思春期の機能不全家族から始まった!

発達障害二次障害大人

自閉症スペクトラムの症状は個人差が大きく 知能指数にもばらつきがありますが、私の場合はWAIS-II(知能検査)の結果によると119と平均以上の知能に分類されます。

就学期は勉強の面は問題なかったので 抱えている苦しさが表面化しづらかったのです。

しかし社会性を求められる場面が多くなる思春期以降に 徐々に抱えている問題や生きづらさが浮き彫りになっていきました。

私の場合は問題を難しくさせた要因の一つとして、父親がアルコール依存症の一歩手前で母親とは共依存の関係にあったことが挙げられます。つまり典型的な機能不全家族そのものでした。

その母親が発達障害のある私の教育に手こずったようです(とはいっても、当時は発達障害だなどと夢にも思っていませんでしたが)

母親は父親から受けるストレスを2歳下の妹に当たることで発散しながらも 過干渉であり続けるという、これまた絵に描いたような典型的な毒親でした。

発達障害二次障害大人

逃げ場のない家族関係の下で 子どもだった私は自分の心身を守る術を持たず、発達障害の二次障害の精神疾患をどんどん悪化させていったのだと思います。

中学生の時に自宅上空を飛行する旅客機の音に「墜落するかも!?」という恐怖を覚えるようになり、不眠に陥ることから始まり、大切な睡眠を失ったことで登校が難しくなり、パニック障害とうつ病を繰り返す思春期でした。

もしも当時に 今のような整った相談機関や医療機関が存在して、心の病の診断ができていたなら…。きちんと発達障害の適切なケアを受けることができていたら…。離婚や燃え尽き症候群や精神科入院は避けられたのではないか!?二次障害なんてひどいことにならずに済んだのに!

…という思いが、ずっと私の中にはあるのです。

自閉症スペクトラムに複数の精神疾患が併発して入院へ

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ここでは私が最終的に自閉症スペクトラムという診断にたどり着いた最後の入院治療(3か月)についてお話しします。

その病院ではきちんとしたチーム医療が行われていました。

まずきちんとした診断を行うための前段階として体調を整えるための適切な服薬管理が行われました。

作業療法も並行して行われたので 長時間のWAIS-IIやロールシャッハ検査に耐えうるだけの集中力や忍耐力を 2週間程度で取り戻すことが出来ました。

処方薬を減薬しながら作業療法士との散歩も行われ、気分転換もできたところで気持ちよく検査を受けることが出来ました。

その結果に基づき、自分に足りない能力がはっきりし、それを強化するためのプログラムが組まれました。

まずは、社会性を高めるためのロールプレイを含む認知行動療法です。

それと並行して過去の様々なトラウマのケアが臨床心理士によって行われました。

 

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私の場合、双極性障害、パニック障害、解離性同一性障害、アルコール依存症、カフェイン依存症、買い物依存症、男性依存症を併発しており、それに対する認知行動療法も行われました。

治療は必ずしも楽しいことばかりではなく、プライドからはねつけたくなったり 落ち込んだりもしましたが、その部分はプロ集団の適切なフォローで なんとかやり過ごすことができました。

そんな中でも一番苦しかったのは、対人能力の中でも対異性の認知行動療法です。

双極性障害はうつの時は気分が落ち込んで安定せず、その後には揺り戻しのそうが訪れますが、躁状態に入ると異性への関心が高まってしまいます。

それは自分の本来の人格とは別の所にあるのですが、生身の身体なので冷静さを取り戻した時に情けなさを伴います。

そんなとき、定期的な診察時にドクターが

あなたが悪いのではありません。病的な状態なので、服薬管理をすれば治るのですから。

…と励まし続けて下さったことが 本当に励みになりました。

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自閉症スペクトラムはそもそも自己肯定感が低くなりがちなのですが、私の場合はそこに服薬によっては消えないきついフラッシュバックや聴覚過敏も伴い、日常生活・社会生活を困難にしています。

薬の副作用も出やすいため 調整は苦労の連続ですが、

突然死のリスクが上昇する精神科系薬物を自分の身体に合わせて上手に使いこなすこと。そして信頼できるドクターや相談機関を味方につけることで、よりよい人生を送ることができるから!

…と自分を励ます日々を現在も送っています。

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