遺品整理業者トラブル体験談!エアコン配管切断で修理代17万円の話
40代男性 これは遺品整理を業者に依頼した時の話です。
父が実家のある京都で亡くなりました。
当時の父は単身赴任で他県に住居があったため、死後にそちらの遺品整理が必要になりました。
相見積もりを取って実績の多い遺品整理業者を選択した
その県を中心に事業展開している遺品整理業者をインターネットで検索し、3社ほどから相見積もりを取り、一番提示価格が手頃で実績の多かったところを選定して 遺品整理をお願いすることになりました。
当日の遺品整理作業には業者から作業人が3名派遣され、家族からは私・母・弟の3名で、現場の片付けや作業確認、遺品の要否確認を並行して行いました。
父はかなり物持ちが良い人だったので、家の中は物で溢れかえっていました。
前日までにこちらで処分できるものはある程度処分したり、京都の自宅に運んだりしていましたが、それでも整理作業はトータルで6時間ほどかかりました。
作業自体は滞りなく進み、ほとんどの小物や食料品、家具などは業者にお願いしてトラックに積んで持って帰ってもらいました。
一部の家電製品でエアコンや空気清浄機などは京都の家に持ち帰って使用するということで、家財宅急便で送ってもらいました。
エアコンが配管の切断ミスで使えない!
数日後、エアコンが京都に到着したため、施工業者にお願いして設置をしてもらおうとしたところ、エアコンの取り外しの際の配管処理が間違っており、そのままでは使えないことがわかりました。
そこで遺品整理業者にクレームを入れました。
その時の状態は、エアコン室内機の内部配管が切ってはいけないところまでごっそりと切り取られており、施工業者からは

このままでは使用できないどころか、修理するよりも新しく買い換えた方が安いですよ。
…とまで言われてしまいました。
すぐに遺品整理業者に連絡して状況を説明したうえで

せっかく持ち帰った父の遺品なので買い換えずにこのまま使用したい。修理にかかる費用は全額負担して欲しいのですが。
・‥という旨を伝えました。
エアコン修理に17万円!遺品整理業者が費用負担に応じてくれた
遺品整理業者側も不手際をきちんと認め、こちらの要望通りに費用負担に応じていただくことができました。
この時には「最初にきちんと責任能力や倫理観のある業者を選んでおいて良かった!」と思いました。
何度か電話連絡や請求書などの書面のやり取りを交わしましたが、特に連絡が遅くなったり音信不通にもならず、真摯に対応していただくことができたのが不幸中の幸いでした。
このエアコンの修理には配管の付け替えだけでなく 冷媒の封入なども含めて行う必要があったため、合計で17万円ほどかかりました。
遺品整理業者に支払ったお金は30万円ほどでしたので、このことがあったために業者にとってはほとんど儲けにならない案件になってしまったと思います。
私はこれまで 人の死に関する仕事に対しては足元を見て来られたり、寄り添ってもらえてないと感じることも多かったです。
しかし今回は無事に期待通りの対応を頂けたので、諦めずにまずは相談してみることも大事ということを学びました。
