異物混入言うべきか迷った体験談！お菓子に銀歯が入ってた話
40代男性 これは食べ物にとんでもない異物が混入していてギョッとしたエピソードです。
私の子供が仲の良くしている友達のパパさんと 運動会や学童などでたまに顔をあわせて話すようになって意気投合しました。
ご近所さんということもあり、休日には家族ぐるみでお出かけしたり 公園でバーベキューを一緒にするなど とても仲良くさせていただいていました。
ある日家族ぐるみでピクニックに行ったとき、相手方の奥さんがお菓子作りが好きだということで、手作りのお菓子を持ってきてくれました。
私もごちそうになって美味しく食べていたときに
ガリッ！
お菓子の中から硬い何かが出てきて…取り出してみたら なんとそれは銀歯の詰めものだったのです。
最初は信じられなくて「こんなことはありえない！」という思いと「気持ちが悪い！」という思いで パニック状態でした。
で、でも・・・もしかしたら自分の銀歯なんじゃないだろうか！？
…と思い直し、自分で口の中を確認するも、被せものが取れた形跡は見当たりませんでした。
かかりつけの歯医者にたずねてみようと思い、電話をして銀歯があるところを確認してもらったところ
右上奥歯に銀歯があるよ。それが取れたんじゃない？
…と言われ、もう一度確認してみたのですが、銀歯は所定の位置に収まっています。
自分の歯が取れたのではなかったのでひとまず安心はしたのですが
じゃあ、これは一体…！？
この時には、この話はお菓子を作ってくれた相手方の親御さんには まだ黙っていました。
結局のところ あの金属は一体何だったのか！？がどうしても気になっていた私は、歯科検診を兼ねて一度歯医者を受診することにしました。
もう一度視界に直接私の銀歯を確認してもらいましたが やはり詰め物はきちんと収まっていることを確認。
その時に例の金属を持参して、歯科医に見てもらったところ
これは間違いなく銀歯の詰め物だよ。
うわっ、やっぱりそうだったか…。
お菓子に入っていた金属は銀歯の被せもので、自分のではない。とすると・・・
後日、私は相手のご主人に混入していた銀歯の詰め物の件を伝えました。
クレームをつけるなどの意は毛頭なく、私としては事実を淡々と伝えるだけのつもりだったのですが、ご主人からは
まさか！そんなことはありえないよ！
…とその場で一蹴されたのですが、事はそれだけでは済みませんでした。
それ以降はお互いに気まずくなり、たまにばったり会うことがあっても、あちらからは挨拶もされなくなりました。
う～ん。まあ、仕方ないか…。
…と思ってやり過ごしていた数日後、あちらのご主人から電話がありました。
あの銀歯はうちの家内のものだとわかって。申し訳なかった。
後日、我が家まで夫妻そろって謝罪にきてくれて、関係は元通りに修復されました。
飲食業界などではたまに飲食物から「人の歯が出てきた！」といった異物混入のニュースをたまに見かけますが、まさかそれが自分の身に直接起こるなんて考えたこともありませんでした。
そのご家族とは今でも以前のように家族ぐるみで仲良くさせていただいていますが、あれはちょっと忘れられない、本当にびっくりした出来事でした。
