HSP対処法!繊細さんのエンパス的共感性がありすぎる件…他人との境界線が曖昧でしんどい!
20代女性 他人と自分との境界が薄く、人の気持ちと自分の気持ちを区別することができません。
仕事で他人とたくさんかかわる機会があると情報量が多くて処理に困ってしまいます。その結果、他人の気持ちばかりを優先してしまい、自分を犠牲にしてしまうことに困っています。他人の気持ちが分かりすぎてしまい、察しすぎてしまうことで疲れ果てるのです。
また情報量が多いだけでなく、人の気持ちを察しすぎてしまうことから傷つくことも多く、日々生きづらさを感じます。生産性を上げるための仕事量以外の部分で労力を使ってしまうため疲れます。
今のところ対処法が見つからず、改善できる見込みもないため未来に絶望していて働きづらいし、生きづらさを抱えて生きていくのがつらいです。
繊細さゆえに、仕事が長く続かない部分や人間関係でトラブることが多く、困っています。
20代女性 映画やドラマのドキドキするシーンが怖くて見られません。アクションやファンタジー等はもちろん、恋愛ものでも、主人公やその他の人が振られたり、傷ついたりするシーンがあったり、そのシーンに差し掛かると必ず飛ばします。
最近はスパイダーマン2を見て、主人公がヒロインの舞台を見に行くと言ったにもかかわらず、事件に巻き込まれて行けなくなるというシーンで「見に行く」と言った時点で嫌な予感がし、見に行けなかったことを謝罪するところまでシーンを飛ばしてしまいました。
主人公・ヒロインどちらの気持ちも分かるため、心苦しくなりすぎて 見るのをやめました。こんな感じで、見たい映画や面白いとか話題の映画もめったに最初から最後まで通して見られません。
最近はもっぱら過去に見たことがあって傷つくことがないと分かっている映画ばかり選んでいるので、誰かと一緒に映画が見られません。
30代女性 私は「気分変調症」という精神疾患を持っていて、それで何度か入院したことがあります。ある時、20代前半の女性と同じ時期に入院していたことがあり、彼女に共感し過ぎて辛いことがありました。
私も彼女と同じくらいの年頃に寂しくてSNS等で付き合えそうな男性を探しまくっていたことがあったりしたので、同じことを繰り返す彼女に共感する部分が多くありました。
しかし彼女の場合はその結果、妊娠して出産してシングルマザーになったという抱える事情があまりに重すぎるもので、苦しくなって彼女と話すのが嫌になってしまったことがありました。
さらに彼女について考え過ぎて、苦しくて一時的にですが自分自身が不調になって、夜、眠れなくなってしまったりもしました。幸い、私は退院が近かったので、主治医に事情を話して退院する日を少し早めてもらい、彼女から逃げるようにして退院することで苦しさから逃れました。
こういうことはHSP体質の人にはよくあることのようで、この時私に起こったことは共感能力が過剰にはたらき過ぎて、自分と彼女の境界線があいまいになってしまった結果起こったことだと、後になってから知りました。
以来、自分は自分、他人は他人として、人との距離の取り方に気を付けるようにしてるのですが、気質的なものを封じ込めるのはなかなか難しくて 未だに困ることが多くあります。
20代女性 「森に眠る魚」という角田光代さんの小説を読んだ時、登場人物に感情移入しすぎて困ったことがあります。小説の内容は、過去に実際に起きた、子どもをもつある母親が起こした殺人事件をもとにしたもので、いわるゆる「ママ友」同士のゴタゴタが描かれています。
事件を起こしてしまうママと、自分の性格に共通する部分(根暗で、周囲と自分を比較してしまう。何事も自分の都合の悪いように解釈してしまうなど)が多く、私もこの小説のママように事件を起こしてしまう可能性がゼロではないんだと思ってしまいました。
読書後に動悸に襲われ、数日間は心にモヤモヤが残ったまま引きずってしまい、この本は私のトラウマになりました。自分と他人の感情がリンクしすぎてしまうことがいちばん辛いです。
30代女性 職場で上司からキツく当たられている女性がいます。彼女は向かいの席だったのですが、一日に何度も上司がその女性に小言を言うのが気になって、ストレスから動悸や息切れをするようになってきてしまいました。
上司は人によって態度を変える人で 他の人はその上司の機嫌を取ってうまく立ち回っていました。私はそういうことが苦手で、また自分が言われている注意でなくても その女性が言われていると自分も言われているような気持ちになってとても辛かったです。
上司はなぜか私に対してはキツく当たってこなかったのですが、そのせいで逆にその女性と上司との板挟みのようになってしまい人間関係の調整にとても苦労しました。私が二人の間に立ってプロジェクトをすすめる時など不眠になるほど辛かったです。
HSP対処法!繊細さんのエンパス的共感性がありすぎることへの対策
30代男性 まず、自分が「繊細さん」に当てはまることを自覚するだけで意識がだいぶ変わってきます。苦しい、という状況になっても「これは自分が”繊細さん”だから、こんな風になっているだけなんだ」と思うことで気持ちがラクになります。
また、そういった自覚を持つことで、他人に共感しそうな場面(たとえば後輩が上司に激しく叱責されている、同僚がどう見ても理不尽なクレーマーに当たっている等)は、可能であれば早急に物理的な距離を取るようにしています。自分はこういう場面が苦手なんだ、と自覚を持つことで予防するよう心掛けています。
また、この件について他人に共感してもらおう…と思うとまた苦しいことになる(自分は共感するのに、他人には共感してもらえない)ので、あまり他人に頼りすぎない、期待しすぎないようにしています。
20代女性 ネガティブな感情に乗っ取られないように、薄情ではありますが「自分の人生とは別の世界の出来事だ」と自分に言い聞かせます。心に余裕がある時は、他人の辛さを目の当たりにしても「それがこの人の人生の全てではない」と捉え方を変えて 自分の心も守るようにしています。
またドラマや小説はコメディを積極的に選ぶようにして、辛い感情を心の中に取り入れてしまう可能性を意識的に低くしています。不機嫌な人と接するときは愛想は良くするものの無関心な態度を心がけて、相手の機嫌を取る姿勢にならないように努めています。
基本的に他人に対して感情を持ちすぎないように ひとりで堂々と行動するようにするのが基本です。それでも色々考えてしんどくなったら、一旦寝て感情をリセットしています。
30代女性 私の対処法は「他人から距離を置く」です。私は人の悩みを聞いたりしたらすぐ感情移入してしまい、必要以上に考えすぎてしまいます。その人になったつもりで悩んでしまいなんとかしたい!とどんどん泥沼にはまります。また、人の感情にもかなり敏感なので、周囲の人が少しでも落ち込んでいたり、嫌な雰囲気になっていると、気にせずにはいられません。すごく気を遣って疲れてしまいますし、へんに気を回しすぎて、自分自身の行動に悩むこともしょっちゅうあります。
気にしないようにしよう、考えないようにしようとしても、どうしても気にしてしまうので、長年の経験から人と距離を取ることで、自分の繊細すぎる性格をフォローする術を身につけました。距離をとることで感情を汲み取りすぎず、深入りしないことで他人の悩みで悩むことがかなり減りました。
20代女性 一人の時間を作ります。他の情報やほかの人に意見を求めると、より混乱して情報量が多く対処しきれないことがあるので、1人になる時間を意図的に作るようにしています。一人時間に深く考えてしまうことがありますが、考え抜くか、あえて考えないかを最初に決めて、なるべくデトックスする時間を作っています。
さらに別ベクトルの楽しいこと・ワクワクすること(趣味等)を行います。他人の意見を勝手に察して ぐるぐるして苦しくなることがあるので、別ベクトルにあえて目を向けるようにしています。逃げ場所になる趣味を見つけて、その時間だけは仕事のことや人のことは考えないようにすると決めています。
私の場合はヨガをする時間を毎週作り、その時間だけは人の気持ちを察したり考えたりしないようにしていますが、現実的には難しく、思うようにはいきません。ヨガをしているときにも仕事の嫌だったこと・言われたことをぐるぐると頭で試行してしまうことがあったりもしますが、楽しみ(ヨガ)があるという心の支えがあるだけでも ずいぶんと心持ちが変わります。
20代女性 私はできる限り相手や周りのことを考える時間を少なくするように心がけています。相手の話を聞いている最中よりも、その後の一人でいる時間の方がしんどいので、YouTubeでくだらなくて面白い動画を視聴して過ごしたり、漫画を読んだり、編み物をしたり、ピアノを弾いたり、とにかく自分が夢中になれることを片っ端からやって、何かを考える隙をなくします。そうしているうちに少しずつ気持ちが楽になっていきます。
あとは「自分は自分、相手は相手」と自分に言い聞かせることもあります。しんどい気持ちから長時間抜け出せなくなることも度々ありますが、そんな時は「しんどいのは今だけで、そのうち絶対に大丈夫になる」と言い聞かせて自分を立ち直らせます。
20代女性 悩み相談などを聞きすぎてしまうとどんどん自分がしんどくなってしまうので、聞きすぎないように努力しています。と言っても、こちらから「じゃあそろそろ…」ということはできないので、夫などに間に入ってもらって、上手にその場から撤退するタイミングを作ってもらったりしています。また、そもそもそういう相談をされないようにも気をつけています。
相手の状況を自分のことのように感じてしまってしんどくなった時は、今の自分に責任のあることなのか?そもそも自分にしてあげられることは本当にあるのか?と自問します。その辺りの考え方の整理を、夫に手伝ってもらうと、意外と早く整理できます。あなたのせいじゃないよ、大丈夫だよ…と一言言ってもらえるだけで、とても気持ちが軽くなります。
30代女性 必ず一人で過ごせる時間や場所をつくるようにしています。家族や親友でも意識しすぎて疲れ果てるので本当にしんどいです。自分がHSPで共感力が高すぎると自覚してからは、たとえ仲のよい友人であっても会う時間を区切ったり 会う場所を工夫して疲労が溜まりすぎないようにしています。自分の特徴を相手に伝えておくと悪気があっての行動ではないと受け入れてもらえます。
対人だけでなくドラマの視聴や本を読んでいる最中でも共感しまくりでよく泣いてしまいます。カタルシスではなくこれも自分を疲労させる傾向が高いので 必ず一人の時に行う、予兆があれば好きなことやまったく関係のないことを取り入れることで 少しは防げるようになったと思います。
あなたのHSPは気質ではなく病気かも!?
HSPは医学的に正式な病名ではなく特性を指すものですが、他の精神障害の症状にHSPの特徴と似ているものがあります。例えば発達障害(ASD / ADHD)心的外傷後ストレス障害(PTSD)強迫性障害や不安障害などでは、HSPの傾向と同様の症状が見られることがあります。この類似性から、自分ではHSPによる生きづらさだと思っていたものが、実は他の精神障害の症状であり、そちらの診断結果に基づく治療・対処によって、軽減・改善されることが少なくありません。HSPのセルフチェックだけでは、抱えている問題の原因が何であるか判別できない場合がありますのでHSPの傾向があって辛い方は一度、幅広い疾患等の検討が可能な専門家へのご相談をおすすめします。
引用元:【URARAKA(ウララカ)】




繊細さんな子ども HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)
HSCとは些細なことにも敏感で感受性が一段と強い、HSPの気質を持った子どものことをいいます。大人数の集まりを過剰に嫌がったり、友達付き合いに憶病になってしまったりという傾向があるとされています。HSCはHSPと同様に「特性」の概念であり、病気や障害ではありません。医学的に正式な診断や名称があるわけではありません。子どもが小さい頃はASD / ADHDなどの発達障がいとも区別がつきにくいため、親の独断で判断してしまうことはお勧めできません。
もし自分の子どもが刺激に対して人一倍敏感な特性がある場合、HSCを改善させなければと思うかもしれませんが、生まれ持った気質である以上、それを完全に克服するのは難しいものですし、そのための対処法が子どもにとって苦痛になる場合も考えられます。子どもが感じ取りやすいストレスのケアをする、子どものペースに合わせてあげる、ほかにも同じような気質を持った子がいることを理解する、などの行動が重要になります。自分の子どもがHSCなのか分からない、専門的な意見を聞いて子どもと上手に向き合いたいという方は HSCもHSPと同様に病気や障害ではないので、まずはカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
引用元:【URARAKA(ウララカ)】
カウンセリングで生きづらさを解消する方法あります!
カウンセリングは「話を聴いてもらう」だけだと思っていませんか?
カウンセリングは生きづらい具体的な原因や出来事の整理を行い、どんな行動や考え方をすればいいかをカウンセラーと一緒に探していく作業です。プロ目線の的確かつ有効なアドバイスが受けられます。

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