【HSPと発達障害】あなたは繊細さんじゃなくて発達障害かも!?
発達障害はそれ自体が「病気」ではありません。
脳の発達の仕方が平均と比べると大きくずれていることを指します。
ズレているからその年齢なら普通にできる事が上手にできません。
発達には個人差が大きいので、そのズレは赤ちゃんの頃から始まっていますが、それが表に現れてくるのには個人差があります。
多くは小学校に入るくらいの年齢になるとわかります。
発達のズレかあると話や人付き合いが「上手に」できない…が起こります。
「上手に」とあえていうのは まったくできないわけではないからです。
何がうまくできないかによって発達障害は特徴別に分類されます。
知的障害…知能全般が足りない。IQ70未満
学習障害(LD)…一部の能力が著しく足りない。読字障害、書字障害、算数障害など
ADHD(注意欠如多動性障害)…注意の欠如があり動きが多くて落ち着かない。子供の場合は何度叱られても改まらない。大人になると多動や衝動性は目立たなくなることが多い。具体的には「話が聞けない」「片付けができない」「行儀良くしていられない」「上手に仕事ができない」など、段取りよく物事を進めることが上手にできない。
自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)…人と心を通わすことが上手にできない(社会性の障害) 言葉を上手に使えない(コミュニケーションの障害) こだわりが強く上手に気持ちを切り替えられない(想像力の障害)
ADD(注意欠陥障害)…ADDは現在の国際学会では「注意欠陥優位型ADHD」としてADHDカテゴリーに含まれる。ADHDと同様に注意力散漫で忘れ物が多い。
注意力が欠けている人は他人に意識が向かない、あるいは自分の状態を理解していないと逆に他人に対して注意が向き過ぎてしまうため、それが原因で「自分は繊細さん(HSP)だ」などと感じることが多い。
ADDを抱える人はADHDと比べて自己主張が苦手で人の意見を否定できず、他人の意見に過剰に反応してしまう。子供のころからおとなしく、周囲から優しいと思われている人の中にはADDがたくさん含まれているともいわれる。
表立ったひどい症状が出ていないので「発達障害」や「注意欠陥障害」であることを見落とされたまま大人になってしまうことも多い。たとえば、引きこもりの原因が発達障害にあるのにそうとは知らず、病院でも「うつ病」を疑われてたくさんの治療薬を処方されても 結局は治らないことも多くある(うつ病ではないので当然と言えば当然でしょう)
発達障害の中でも 特にADDと自閉症スペクトラムは「感覚過敏」や「感覚回避」が高い傾向にあるので、「自分はHSPだ」と勘違いしているケースが多いです。
また、統合失調症や不安障害、抑うつ障害、パーソナリティ障害、適応障害などにも HSP的な感覚過敏が現れることがあります。
精神疾患だけでなく 内分泌疾患などの身体疾患でもHSP的な症状が現れることがあるということです。
あまりにも自分を過敏だと感じる方が「単なる気質の問題」と決め込んだり思い込んで放置しておくのは危険です。一度医療機関を受診した方がいいかもしれません。
もしもそれが本当に単なる気質の問題ならば、軽度なら「そういうものだ」と割り切ることも必要です。
もし心が苦しいなら 心理カウンセリングを利用して自分自身のメンタルノイズに気づき、それらを時間をかけてキャンセリング(思い癖を変える・消す)などをしていくのが有効です。
心理カウンセリングを受けて自分の潜在意識に気づくことで HSP的気質を改善していくことはできます。

カウンセリング
【繊細さんな子ども】HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)
過敏症は、発達障害、ことに自閉症スペクトラムの診断において大変重要視されるようになっています。それはもっとも早く気づくことのできるサインだからです。コミュニケーションや社会性の問題が明らかになるのは1~2歳以降、時には10代、20代になってからですが、感覚過敏や感覚の鈍さといったサインは、生後半年になる頃には認めることができるのです。
自閉症スペクトラムの場合、出来るだけ早く発見して、療育や親御さんの関わり方のサポートを開始した方が予後が良いことを考えると、生後一年と待たずにその兆候に気づけることは大きなメリットなのです。
引用元:過敏で傷つきやすい人たち