【遺品整理のメリット】へそくりの隠し場所発見や遺品売却で丸儲け♪
「遺品」というと まずは亡くなった人の遺産を思い浮かべるのではないでしょうか。
遺品は比較的プラスなイメージがあるのに「遺品整理」というと何だかマイナスイメージ…つまり第三者にとっての不用品の片付け、不要品をごみとして処分する・・・という印象を持つ人が多いと思います。
大した価値のない遺品でも 故人にとっては思い入れのあるものだったかもしれません。
そういう大切な思い出の品々をひとつひとつ整理していくのが「遺品整理」

ゴミかな~?こんなの価値ないんじゃね?
…と思っていたものが、鑑定してみたら 売却したら大金に化けるとんでもなく価値の高いシロモノだったりすることがあります。
逆に、表に出したら法律に引っかかるヤバいシロモノだった…なんてこともあります。

【遺品整理のメリット】へそくりの隠し場所はどこ?
へそくりの隠し場所はこんなにある!
故人が遺した価値ある遺品を間違ってゴミに出さないようにするため、へそくりがよく隠されている場所は 自分の目でチェックするようにした方がいいでしょう。
- 仏壇…現金以外に貴金属もよく隠されている。
- 食器棚…使っていない食器や土鍋の中など。
- 押入れに入っているカバン…通帳や印鑑が入っていることも。
- タンス…引き出しの下に封筒などを貼り付けて、または引き出しの一番奥に隠されていることも。
- たたみやカーペットの下…よくある場所なので一度はがして確認が必要。
- 冷蔵庫の中…金庫のように現金を隠している人が結構いる。
- 額の裏側…絵画の額の裏板に現金が隠されていることも。
- ベッド…スプリングマットの間に現金が隠されていることも。
- 物置
- 床下収納
- 天井裏
- ご祝儀袋の中…取り忘れや記念として残しているなど。
なつかしい思い出の品々に再会できる
遺品整理をしたことがある人なら思い当たると思うのですが、遺品整理のメリットは思いがけないものや思い出の記憶に出会えることです。
大切な思い出の写真や 自分がプレゼントしたものなど もうすっかり忘れていたけれど数十年ぶりに目にした古い思い出に遭遇して、思わず手が止まったり見入ったりしてしまうことがあります。
一瞬であの頃にタイムスリップしたような錯覚に陥ることもあるでしょう。
金品・貴金属など高価なものが出てくることも
遺品整理では金目のものが出てきたという話がとても多いです。
現金はもちろん商品券・図書券・テレホンカード・金の地金・貴金属など、こういう類のものは寝室からよく出てくるのだとか。
最終的に遺品整理業者を依頼するにしても、業者が入る前に寝室周りはご自身でざっと片付けておくといいかもしれません。
ゴミじゃね?と思っていたものが実はお宝で大金に化けた体験談
価値がわからない人にとっては不用品でも、マニアにとっては垂涎のお宝であるものもよくあります。
リカちゃん人形とか、ブリキのおもちゃとか、ガンプラとか、釣り竿とか、食器とか。
ブランド品や骨とう品ならよくわからないけど価値がありそうだと思えますが、遺族にとってはただの「ゴミ」でしかないものが思わぬ高値で売れたりするのです。
自分には興味がない、必要ない、わからない・・・と自分の価値観にとらわれて決めつけずに、一度よく調べてからゴミに出す方がいいでしょう。
特に故人が愛してコレクションされていたものなどは、調べてみたらとんでもないレアものだった…ということも珍しくありません。
そんな体験談を紹介します。
オーディオマニアの父の遺品を売ったら50万円!の体験談【40代男性】
亡くなった父はオーディオマニアで、TDKのカセットテープで高級タイプのメタルテープ MA-R が未開封のまま50本程ありました。
それ以外にも新品のカセットテープが60本ほどありました。
カセットテープなんて今どき使わないものなので、「ゴミじゃね?」と思い、あやうく捨ててしまうところでした。
それらは日も当たらずに保管されていただけあって状態はよかったため「もしかしたらこういうものを欲しがるマニアの人もいるんじゃないか」という考えが頭に思い浮かびました。
それで捨てる前に試しにネットオークションで検索したところ、昔のカセットテープでもマニア向けの高級なものは高値で取引されていることがわかりました。
カセットテープの中でも未開封のメタルテープが特に人気で取り引きされています。
遺品はまさにそのようなものばかりだったため、弟とも相談したうえ、ネットオークションで売ってみることにしました。
相場がよくわからないので、種類別に何度かに分けて出品したところ、もしかしたら価格が安すぎたのかもしれませんが、またたくまにそれらは売れていきました。
厳密には父の遺品なのでこれらも相続財産ということになりますが、母親はいらないといったため、売上金については弟と二人で折半で分けました。経費も折半したので不公平はありませんでした。
カセットテープは高いものは1本あたり8千円~1万円くらいで売れました。
トータルでは50万円以上になり、思いもかけなかった臨時収入がうれしかったです。
遺品の売却代金で遺品整理費用がまかなえた体験談【40代女性】
遺品整理をしていた時に、外の倉庫の米櫃から初代リカちゃん人形が出てきました。
綺麗な状態で初代リカちゃんで、小物、靴、服のいくらかとバッグ、ケース、付属品、全て状態の良いものでした。
母がとても大切にしてたのでしょう。親の子供の頃を思い、想像して可愛らしく思えました。
その他の遺品整理では仏壇、神棚、人形、お琴、小さい家具、布団、食器、バス製品、タオル等は、軽トラをレンタルし、何回も何回も往復してクリーンセンターに持って行きました。
位牌や日本人形、神棚の中のものはお寺でお焚き上げしてもらいました。
大型の家具やマッサージ機、ソファー、ベッドなどは、自治体のゴミ収集を利用しました。
未使用品のタオル、食器、メダル、記念日、花瓶、羽毛布団、毛布や電化製品、大型のタンスなどは、まだかなり良い状態だったので近所の方で欲しい方にあげたところ、だいぶお手伝いいただいたので 楽が出来ました。
ミシン、椅子などは、昭和レトロなリサイクルショップに買い取ってもらい、昔のコレクション物、金杯、リカちゃん人形、ミニカーなどの小さい物は、全部メルカリで売りました。
メルカリでの売却代金はトータルで約10万円です。
お寺へのお焚き上げ依頼が約2万円、クリーンセンター費用が約2万円、自治体のゴミ出しにかかった諸経費が約2万で、遺品整理にかかった費用のトータルが6万円。
遺品整理の諸費用をメルカリの売却代金で相殺することができただけでなく、4万円もプラスになったのでうれしかったです。
