発達障害アスペルガーと思いきやADHDと愛着障害を併発していた話
これは2021年7月から現在に至るまでの、夫婦喧嘩の原因を探って愛着障害(反応性アタッチメント障害)にたどり着いた話です。
2021年の3月からちょっとした事がきっかけで夫婦喧嘩が始まりましたが、何度話し合っても解決しませんでした。
その7月頃に妻から

あなたのアスペルガー症候群(ASD)的な性格で 私は疲弊してカサンドラ症候群のようになっているから、心療内科に行くなど、何か対策をとってほしい。
…と言われて 私は7月頃から心療内科に行き始めました。
カサンドラ症候群とは、パートナーや家族などが発達障害の一つであるアスペルガー症候群(ASD)のために、コミュニケーションや情緒的な相互関係を築くことが難しく、アスペルガー症候群の人の身近にいる人に不安や抑うつなどの心身の不調を来す状態のことを言います。
引用元:大阪メンタルクリニック
心療内科でWAIS診断を経た結果一度は「ADHD的な傾向がある」と診断され、それに沿った薬も処方されましたが、どうも何かが改善する気配を感じられません。

これはちょっと違うような気がする。何か他に原因があるのではないか?
と色々探していたところ 「愛着障害」という言葉を発見して

これじゃないか!?
…と思うようになりました。
そして現在も愛着障害のカウンセリングに通っている段階です。
私もそうだったのですが、発達障害と愛着障害のどちらの専門家に診てもらうのがいいのかわからない方が現在はまだ多くいると思うので、私がカウンセリングに通い出す前段階の話を少しさせていただきます。
WAIS診断の結果はアスペルガーではなくADHDだった
最初に私が通った近所の心療内科では一応WAIS診断という診断を通して、また私の小学校時代の通信簿などを見た上で

元々はどちらかというとADHD的傾向がある。
…と診断されました。
てっきり自分の事をASD(アスペルガー症候群)だとばかり思っていたので この診断には正直かなり驚いたのですが、

専門家が正式な手続きを踏まえてそう判断するのであれば そうなのだろう。
…と受け止めていました。
心療内科ではア○○○○○○という薬を処方されて2か月ほど飲みましたが 特に効果らしい効果はありませんでした。
そこで次は より専門的にADHDやASDなどの発達障害に取り組んでいる昭和大学附属烏山病院に通いましたが そこでもやはり

根本にはADHD的傾向があります。
…という診断になり、今度はア○○○○○○と一緒にコ○○○○を処方されました。
しかしやはり効果らしい効果はありません。それどころか、この2種の薬にもEDの副作用があり、身体的な負荷がかかっているだけのように感じました。
自分は愛着障害かもしれない…
私はいよいよ迷路に迷い込んだ気分になったので、一旦道筋を整理してみました。
■夫婦喧嘩を終えて仲直りをしたい
■その為にASDを改善しようと思った
■しかし診断を受けたらADHDだった
■そしてADHD向けの薬物治療が効いていない。

ならば、ADHD的な自分がアスペルガー的になった原因を探ってみよう。
…と思って 色々ネットの記事や本を読んだりしている時に見つけたのが「愛着障害」という言葉でした。

「愛着障害」に取り組んでみることが、自分の性格の改善にも、今の夫婦関係の改善の近道になるかもしれない。
そう思い、愛着障害について詳しいカウンセリングリームの予約を入れました。
合理的な考えによれば、親の愛などなくても適度な栄養と世話さえあれば、人は元気に生きていけるはずだった。だが、そこには致命的な誤算があった。特別な存在との絆である「愛着という仕組み」がうまく働かないと、生存にも種の保存にも重大な支障が生じるのである。
全身傷だらけになりながら自傷や自殺企画を繰り返すのも、稼いだ金の大半を吐くための食品を買うためや 飲み代やホスト通いに費やすのも、物や金の管理ができず捜し物と借金に追われ 混乱した人生に沈むのも、原因のよくわからない慢性の痛みや体の不調に苦しむのも…。そこには共通する原因があった。
その原因とは愛着障害であり、愛着障害とは生存と種の維持に困難を生じ、生きづらさと絶望をもたらし、慢性的に死の危険を増やすという意味で「死に至る病」なのである。
引用元:死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威
愛着障害のカウンセリングに手ごたえを感じた
実際にカウンセリングに行ってみると、今までとはやはり手応えが違いました。
それまでの発達障害の病院も一応話は聞いてくれるのですが、どちらかというと薬を処方するために話を聞いているような印象で、対話そのもので治療をしていくような印象は薄かったように思います。
カウンセリングはそれこそ対話が中心なので、自分が何に困っているのか深く聞いてもらえるし、また具体的に自分がどういう行動をとればよいのかということも教えてもらえたのでかなりホッとしました。
また、長い時間話す中で「自分が本当はどう感じているのか」ということも整理されていくような感覚があったのも 私にとっては大きな収穫でした。
さらにカウンセリングの中で「愛着障害とADHDは専門家でも見分けがつきづらい」と言われたことも、妙に納得できました。
私の中での現在の結論は

仕事がうまくできないなど、個人のみの行動で悩んでいたのなら発達障害系の医療に相談すべきだったかもしれない。しかし夫婦など人間関係で悩んでいる場合は愛着障害系の専門機関に相談する方が無駄回りをしない確率が高いのではないか。
カウンセラーの方にいただいたアドバイスや、話の中で気付いた事などを整理しながら、今は少しずつもつれた夫婦関係を改善しているところです。
愛着障害と発達障害の違いとは?
愛着障害(アタッチメント障害)と発達障害は非常に大きな関係があります。結論から言えば、愛着障害と発達障害は両者が絡み合っているケースがほとんどなので、鶏が先か卵が先かという関係だといってもいいと思います。だから相対的に見分けるべきです。そのうえで、どっちがより顕著に出ているかを見分けていって、私たちカウンセラーはアセスメント(見立て)を行い、精神科医は診断をするわけです。それによって対応法や治療法が変わってきます。
両者の区別は、まず発達障害が先天的であるのに対して、愛着障害は後天的だということです。
発達障害は生まれつき脳にちょっとした偏りがあるわけです。発達障害は発達凸凹、といいます。すごくできる部分とすごくできない部分の凸凹があるので、こう言うわけです。愛着障害は後天的で、これが一番違うところです。
後天的な愛着障害はネグレクトをされたり激しく怒鳴られ続けたりしているうちに、心の要警戒状態、心にアラームが鳴っている状態が解けなくなっています。こういう状態にたえず置かれていると、脳の状態も変わるということは容易に相続できると思います。後天的に脳の状態が変わるわけです。
引用元:スマホ依存の親が子どもを壊す
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