中間管理職ストレスとビギナーズラックのギャンブル依存を克服した話
20代男性 私の心の闇はギャンブル依存症です。2019年から職場で管理職に就いてから何をしてもうまく行かず、ギャンブルはまってしまいました。仕事しているとき、

何を言われても パチンコで稼いでこんな会社は早く辞めてやる!
…と考えてしまい身が入らなかったり、上司から何を言われても、

死ねばいいんだろ?
…としかと思わないため、何も感じなくなりました。

パチンコで儲けるから仕事は適当でいいや。
…と考え、有給を消化してまでパチンコをやっていて、どうしても辞められないのが自分の心の闇です。
こんな心の闇を抱えるようになった原因は、管理職に就いてからのことが尾を引いていると思います。
上司からも部下から無理難題やわがままを日々言われて追い込まれいても 上司はフォローしてくれません。さらに私の部下は他の部署から「要らない」と言われた人達の集まりなので特に問題を抱えている人が集まったチームです。
これらのことから毎日がつらくなり「会社辞めたい」と思い「辞めるためにはお金が必要」と思い、よく当たるという評判を聞いていたパチンコ店にフラフラと入店し、ビギナーズラックで8万円の儲けが出ました。

これが続くなら早く会社を辞められる!
…と思うと嬉しさがこみ上げ、それとともに当たったときの快感が忘れられなくなりました。今の自分は仕事のストレスから逃げるための方法でギャンブルをしてしまっているのです。
自分でもこんな生活にはピリオドを打たなければいけないことはわかっているので、少しずつ時間の使い方を工夫する努力を始めています。
まず、土日は1人の時間を作ってしまうとギャンブルをしてしまうので、友達と遊ぶことで1人の時間を作らないように心がけています。
休日に友達と新しいことに取り組んで自然と仕事を忘れられるように、たとえば登山やキャンプに行くなど日常から離れたことをして、脳みそを少しでもリフレッシュさせるようにしています。
また、上司がフォローしてくれないときは同僚や他部署の先輩に相談して改善案などを聞いて、少しずつ動くようにし、無理な仕事は「無理です」と断るようにしています。
年上部下がかんしゃく持ちでモノに当たったり文句ばかり言ってきて「逆パワハラ」みたいのを受けているので、この件は冷静になって組合に相談しています。逆ギレ年上部下と話す時には、

俺は管理職なんだから!
…と自分に言い聞かせてから 相手の目を見て話すようにしています。
意識の改善。会社内の信用できる人に相談。会社の機関を有効活用など、ほんの少しずつではありますが、会社の先輩や機関に相談して自分を取り巻く様々な問題を解消できるように取り組んでいます。
依存症を治すには脳内にできた回路を「止め続ける」ことが必要
アルコールをやめたいのにやめられない、ギャンブルのしすぎで借金もしているのにそれでもやめられない、そんな依存症でお悩みではないですか。依存症は、周りから見ると「自分の意思でやめられないなんて意志が弱い」そんな風に見えることもあるかもしれません。しかし依存症は病気であり、決して意志の強さで解消されるものではありません。
依存症のこわいところは、一度依存してしまうと、周りの人にも影響を及ぼしてしまうというところです。例えばギャンブルがやめられないとなると、借金をしたり、両親に嘘をついてお金を借りるようになります。お金ほしさゆえに、暴力沙汰になってしまうケースもあります。アルコールや薬物がやめられないと社会生活を送ることも難しくなるでしょう。
しかし依存症は、脳の回路の問題なので、誰でもなり得る可能性のある病気です。ちょっとストレス発散にした買い物が病みつきになってしまった、辛い時にお酒を飲んだら楽になり、そこから抜け出せなくなってしまった、そんな簡単なきっかけで誰でもなり得る病気です。
依存症を克服したいけどどうしていいかわからない 依存症であることを誰にも相談できない…このようなことでお悩みではないですか。
依存症を治すには、脳内にできた回路を「止め続ける」ことが大切です。そのためには、1人で抱え込まず、誰かに相談して頼るということも大切です。一度依存症になってしまうと、意思や気持ちだけでは解消するのは難しく、周りのサポートに頼りながら断ち切っていくことが成功のカギとなります。それには、家族や友人だけでなく、専門機関やカウンセラーのアドバイスがとても有効になります。周りには相談しにくい、病院のカウンセリングは高額なのでなかなか利用できない、そんな方はぜひ、うららか相談室のカウンセリングを活用してみてください。
引用元:うららか相談室