生活保護を受けられないゴミ屋敷住人と片付けに行政が介入した体験談


生活保護を受けられないゴミ屋敷住人と片付けに行政が介入した体験談

生活保護受けられない

40代女性 私は市の高齢者福祉の仕事をしており、これは仕事で対応したゴミ屋敷に住む独居高齢者(63歳男性)の話です。地域の方から

近くに困った高齢者がいる。

…と相談を受けたことから その家を訪問することになりました。

 

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そのお宅を訪問すると、家の前までゴミで溢れているのがわかりました。

ドアを叩くと男性が自宅にいましたが、なんと玄関から1メートル以上の高さにゴミやダンボールが積まれており、その方はよじ登るような形でゴミの上で生活をしていました。

ゴミと一緒に積まれていたのは車などのプラモデル。両親が残した遺産でプラモデルなどをたくさん購入していたといいます。

食事は菓子パンや弁当を食べているとのことで、そのゴミは外に投げ捨てられていました。

この男性は精神的に不安定であり、仕事は何をしても続かずに、精神科に通院しているということでした。

家族や親族とは遺産相続のときに揉めたため全員が音信不通で 現在はその遺産を取り崩して生活していました。

まだ63歳のため年金の受給もなく、定職にもついていなかったため、今後の生活を年金でまかなうことも難しい状況。

そして精神的に不安定になるたびに高額なプラモデルを購入してしまう…とのことでした。

 

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この案件でまずはじめに取りかかったのはゴミ屋敷清掃です。

この家の片付けは清掃業者を依頼せず、私たち行政の担当者で行うことになりました。

回収したプラモデルを買取業者にまとめて売ったところ50万円近くになり、その代金を使って大量のゴミ収集は業者へ頼むことができました。

さらにゴミを片付けていたところ銃弾が出てきたため、警察へ通報する思いがけないハプニングも起こりましたが、何とか無事にゴミ屋敷を片付けることができました。

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生活保護受けられない

次に行政や地域の民生委員さんと相談しながら この男性の今後の生活を検討。そして市町村の措置機関である養護老人ホームへ入所することになりました。

お金が底をついた時点で生活保護を受給することも検討しましたが、この男性には生活力がなく、このままだと地域住民への負担が著しく、この地域で暮らしていくこと自体が難しいと考えられたからです。

生活保護はお金はないけれども 地域で生活できる方が受給するものです。その点から、この男性に生活保護の受給は難しいという結論になりました。

こういった場合、60歳以上であれば養護老人ホームに、それ未満の場合は救護施設に入所することが検討されます。

このような施設のあり方については議論の余地が多々ありますが、福祉的な受け皿はどうしても必要だと思います。

こういった点では、日本は手厚い福祉国家です。地域に困った方がいる場合は、このような制度があることをふまえて、行政へ相談することをおすすめします。

 

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現在この男性は養護老人ホームで、安定して過ごすことができています。

入所費用はすべて税金です。病院への受診などは、すべて施設で行います。

養護老人ホームは令和の今も、契約ではなく行政判断の措置により入所する施設です。

利用費用は本人の所得に応じますが、足りない分は行政が負担しています。

入所にあたっては身元保証人が必要になりますが、家族が引き受けることが難しい場合もあり、行政が、最終的な引き受けを行うこともあります。

この男性はこれから先も一生、行政にお世話になって生活することになるでしょう。

まだ60代と若いので、施設で食生活などが改善してからは みるみる元気になりました。

近所にゴミ屋敷ができてしまったらどうする!?

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近所にゴミ屋敷が出現したら、誰もが困惑するでしょう。

景観を損ねるだけならまだしも、ネズミや害虫の増殖、悪臭の発生、火災や不法投棄が発生する可能性、ゴミの崩落による周囲への危害など、考えるだけでもゾッとしますよね。

ゴミ屋敷にはどのように対応したらよいのでしょうか。

まずは地元に「ゴミ屋敷条例」があるかどうかを確認する

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お住まいの自治体にゴミ屋敷に対する条例があるのかどうかをまず確認しましょう。

条例がなかったとしても行政には何かしらの対応策がある場合がありますので、役所に相談して確かめることが先決です。

世田谷区の場合は条例が2016年に制定されました。たまりすぎたゴミが原因で悪臭や害虫、害獣が発生しているゴミ屋敷を、管理不全な状態と定義づけて対象としています。指導や勧告は行政代執行と同じく行いますが、強制的に対応を促す命令や代執行はしない前提の条例という点が特徴的です。

ゴミ屋敷の住人の中には、精神的疾患や身体的な事情を抱えている人が一定数いるという認識のもとに、強制的な執行を行わないと判断したようです。その代わりに世田谷区の区長が必要な範囲内でゴミを片付けて、その費用を請求しています。
引用元:すぐ片付け隊

【賃貸物件】管理会社に通報する

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管理会社に連絡すれば、司法書士などの法律家を交えた対応やアドバイスを期待できます。

しかし外までゴミがあふれ出していない限り 薄い壁一枚の向こう側にゴミの山が広がっているなど想像つかないことです。いわゆる「隠れゴミ屋敷」です。

賃貸物件のゴミ屋敷は そこで孤独死でも起こらない限り 気づかれない場合も多々あります。

【持ち家】住民で結束して弁護士に相談する

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弁護士に相談といっても個人で動くというわけでなく、町内会の役員を中心とするなどして地域住民で結束して動くという意味です。

前出の世田谷区のような大都市であればゴミ屋敷対策の条例がありますが、地方都市ではそこまで法整備が進んでいない地域がほとんどです。

…となると行政がどこまで介入してくれるかはケースバイケースですから 地域住民で団結するしか方法はないかもしれません。

いずれにしても身近でゴミ屋敷問題が起こったら 「×××市 ゴミ屋敷 条例」などでネット検索して 法的側面から調べてみましょう。

最近ゴミ屋敷が社会問題化している時代なので、諦めてしまわなければ 何らかの解決策があるかもしれません。

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