毒親育ち克服カウンセリングでカウンセラーを3回変更した体験談
30代女性 これは機能不全家族で毒親育ちの私が心理カウンセリングを受けて感じたメリットとデメリットの話です。
子供にとって毒になる親(毒親)の元で育ち、自力で逃げ出した私は、現在心理カウンセリングに通っています。
心理カウンセリングを受けるメリットは
…ということがあります。
カウンセリングを受けるまでの私は強い「生きづらさ」を日常的に感じ、自分がどう生きれば楽なのか分からない、モヤモヤした気持ちを抱えていました。
また、いくら頑張っても仕事も恋愛も人間関係も何もかも上手くいかず、その根本原因が思い当たらなくて悩んでいました。

死ぬまでずっとこのままのどんよりとした気持ちで生きなければならないのか。
…と、絶望感でいっぱいでした。
毒親育ちがカウンセリングを受けたらアダルトチルドレンが浮き彫りになって
私が心理カウンセリングを受けたことで初めて気づいたのは 自分がアダルトチルドレンだったということでした。
自分の心の状態に名前が付く、しかもアダルトチルドレンだなんて…と落ち込んだり 生きる気力を失ってしまうかと思いきや、これを知って意外にも気持ちが前向きになりました。
前向きになれたのは 正体不明のままだと不安だけど、何が原因で今こうなっているのかが明確になれば、それをどうやって改善していけば良いのかハッキリするからです。
メンタルクリニック受診に抵抗がある人は先にカウンセリングを受けるといい
毒親育ちは自分でも気づかない内にうつ病や不安障害などの精神的な病気を抱えこんでしまっていることがありますが、心理カウンセリングを受けると、まずカウンセラーがその状態に気づきます。
そんな時には専門的な治療を受けられる医療機関を紹介してもらうこともできます。
また毒親育ちで生きる気力が出なくて働けない…など日常生活に支障が出ている人は、精神状態を少しでも楽にするためにも、心理カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
メンタルクリニックを受診して本格的に薬物治療に入る前に、まず心理カウンセリングを受けた後の方がいいです。
カウンセリングで症状が軽くなる…ということもありますし、そうなれたら医療機関受診は必要なくなります。
カウンセラー選びは難しい!私はカウンセラーを3回変えた
私が感じた心理カウンセリングのデメリットは
…という現実です。
私の場合は 今のカウンセラーに出会うまで、3回カウンセラーを変えました。
つまり現在 信頼をおいてカウンセリングをお願いしているカウンセラーは4人目です。
1回目のカウンセラーは「ご両親も悪気があった訳じゃない。和解出来るはず」と、暗に『両親を許せ』と迫ってきて「この人は本当に臨床心理士の資格を持っているのだろうか!?」と疑いたくなる人でした。
2回目、3回目のカウンセラーも、なんとなく威圧的だったり対応が悪い、フィーリングが合わないと感じて、カウンセリングを受けること自体にトラウマを抱えそうになりました。
今のカウンセラーは私の話をしっかり聞いてくれますし、その人のおかげで明るい未来を想像出来るようになりました。
カウンセラー次第でこれだけ気持ちが変わってくるのですから、
…と思いました。
ハイスペックなカウンセラーは希望を持てる未来をイメージさせる
ハイスペックなカウンセラーはクライアントに希望を持てる未来のイメージを提示してくれますし、基本的に傾聴が上手で、クライアントを否定する言葉は使いませんし、指図もしません。
だから「え?この人って…」と感じたなら、あなたのその直感は正しいです。
おそらくその人はハズレカウンセラーなので、別のカウンセラーに変更することをおすすめします。
自分に合ったカウンセラーを見つけるまでは手間・時間・お金がかかりますが、今のご時世は心理カウンセリングは対面だけではなく、オンラインカウンセリングの方が人気があります。
私も一度オンラインカウンセリングを受けたことがあり、その時はメールでのやり取りだったのですが、対面で悩みを話すよりも幾分か話しやすかったです。
それにオンラインカウンセリングの方が対面よりも気兼ねなくカウンセラーを変えられます。
カウンセラーに誰を選ぶかはクライアントに決定権があるのですから大丈夫です。
カウンセリングを受けることに抵抗がある人は少なくないとは思いますが、まずは
…といった軽いノリで相談してみるのがいいと思います。
カウンセリングを受けることは決して恥ずかしいことではありません。
毒親からのトラウマを受けている精神状態を整えるにはとても効果的なので、悩んでいる人にはぜひお勧めしたいです。

