毒親のトラウマカウンセリング体験談!将来の仕返しを画策する話
30代女性 私はメンタルクリニックで 発達障害、双極性障害、対人恐怖症と診断されています。
発達障害ということで子供の頃から周りの環境についていけずに 暴力を伴ういじめを受けていましたが、毒親である父親からは

お前が悪い!
…と一方的に言われ 助けてもらえずにつらい学生時代を過ごしました。
学校だけでなく、家では父親が機嫌が悪い時は顔を踏まれたりする家庭内暴力もありました。
高校を卒業すると 父親に勝手に職場を決められて そこで働くことになりました。
上司からは面と向かって

お前はトロくてイライラする!
…と言われて叩かれたので「仕事をやめたい」と父親に相談したら

仕事をやめたらお前と縁を切る!叩かれるくらい我慢しろ!
…と言われて突き放されました。
今まで娘をかばってくれることなど一度もない毒父でした。

もうこの父親ではだめだ。
…と思った私は勝手に仕事を辞めることにしました。
そしてその後はなけなしのお金で一人暮らしをしながらバイトを掛け持ちして暮らしていたのですが、突然に息が苦しく過呼吸になったり、涙が出たり、父親と同じ年代の男性を見ると恐怖を覚えるようになりました。
その症状が次第にひどくなって仕事が手につかなくなり、心療内科を受診しました。
そこで双極性障害と診断されたのですが、過去の事も話していくうちに検査をして発達障害も判明しました。
それらに必要な薬を処方されて身体は楽になりましたが、

人と関わることが怖くて外に出られない。
…と医師に話すと

あなたの場合は毒親のトラウマが原因で対人恐怖症も発病している可能性があるので、心理カウンセリングを受けるのがいいと思います。
…と勧められて 心理カウンセラーに相談するようになりました。
毒親トラウマカウンセリングを定期的に受け始めて、私の症状を分析したカウンセラーが言うには

現在のあなたは戦争から帰ってきた兵士のように心理的な傷を負っています。ゆっくりと治療していくほかありません。
また、自己肯定感も下がっていて ストレスが溜まっているので

認知行動療法をして自分を見直していきましょう。
…と指示され、カウンセリングと同時に認知行動療法についてのアドバイスを現在も受け続けています。
大きくゆがんでいた私の認知がカウンセリングを続けることで少しずつ軌道修正されてきているのが 自覚できるまでになってきています。
それに伴って これまでの生きづらさや心の辛さがだいぶ緩和されていることが実感できています。
現在の私は完全に実家とは縁を切っています。
親には私が住んでいる場所も教えていませんが、時々連絡を取っている従兄弟から、

お父さんが体調を崩して伏せっているけど お母さんはお父さんの事が嫌いだから まともに世話をしていないみたいだよ。
…と聞きました。
でも、私は父を助けに行こうとは思いません。
将来的に介護が必要になったとしても、私が直接毒親介護をするつもりは一切ありません。
私から介護をしてもらえず、絶縁されていることを認識した父親が

あの時、娘にひどい仕打ちをしなければ 助けてもらえたのに…
…という後悔と共に 精神的・肉体的に苦しんでいけばいいと思っています。
それが私が画策している毒親への仕返しです。
【毒親トラウマカウンセリング】父親のモラハラ・暴力がつらい方へ
モラハラとは、モラルハラスメントの略で、子供が自ら学び成長するという過程を蔑ろにし、親がいないと何もできないんだ、というような感覚を繰り返し子供に擦り込みます。何か達成した時や出来た時はあまり褒めず、その代わりに失敗を許さない、親の感情や都合優先で子供のことを決める、必要以上に干渉したり過保護にすることで子供が自立するチャンスを奪う、子供の話を聞かなかったり子供を否定する発言を繰り返すことで、親の意見が常に正しいという思想を刷り込む、暴力を振るうといったことがモラハラに当たります。
モラハラを受けて育つと、親に常に否定されたことで自己肯定感が低くなったり、親の選択したものに従うしかなかった場合は自分で何かを選択することが難しくなったりします。親の期待にばかり答えてきた場合は、その後も人の期待に無理してでも答えようとしたり、自己肯定感が低いがゆえに、恋愛関係や対人関係がうまくいきにくくなる、といったケースもあります。
引用元:うららか相談室


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