毒親の奨学金使い込みと負債相続で1000万!借金の自己破産体験談
これは私が24歳で自己破産をしたときの話です。
2018年5月に私は自己破産をしました。借金の内容は以下の通りで、たくさんあります。
- 20歳の頃に消費者金融で30万円の借入
- 20歳からの5年間で80万円程度のカードでの借金
- 奨学金500万円
- 親がいつの間にか再婚しており、私は知らぬ間に養子縁組されていた。母の再婚相手が急死し、相続放棄の知識がなく その手続きをしなかったため 継父の500万円の借金を相続。
私がお金のルールや使い方全てにおいてルーズかつ無知であったために、母の再婚相手の借金まで背負い込んでしまい、気が付いたら24歳にして1000万円以上の借金まみれになっていました。
結婚後、引っ越し先に借金の督促状が届いたため、夫に借金の存在が知られることになり、そこから夫の勧めで弁護士に相談して自己破産する運びになりました。
毒親から借金を背負わされ24歳にして1000万円以上の多重債務者に
自分で増やしてしまった借金は、楽天カードで30万円、ジャックスで50万円、一人暮らしの費用と学費に充てるために学生向けの消費者金融会社で借りたお金が30万円でした。
それ以外に、大学進学と同時に毎月12万円の奨学金を借りていましたが、それはほとんど私の手元や学費に回ることはなく、毒母が着服していました。
結局私は大学を退学することになり、仕事も続かず、本当にいい加減な日々を送っていました。
母親が再婚していることも勝手に養子縁組されていたことも知らないままに数年間を過ごし、継父が急逝したことにより さらなる借金と向き合うことになりました。
督促状が来て夫にすべてを告白!最終的に自己破産の道を選ぶことに
私はその翌年に結婚したのですが 夫にはどうしても借金のことを打ち明けられずにいました。しかし借金の督促状が届いたことで 夫に借金のことが隠せなくなってきました。
奨学金だけでも500万円を超えていましたし、他にも借金があり、どうしようもなくなった私は夫に全てのことを打ち明けると「弁護士に相談するしかない」と言われて、知り合いから紹介された弁護士事務所の門を叩いたのです。
私が無職であること、産後間もないこと、借金の額が多額なことなどを考慮すると 自己破産がいちばん良いのではないか…と弁護士から提案され、その日は名刺をもらって帰りました。
その後夫と相談して自己破産する決意を固め、名刺をいただいた弁護士に債務整理を依頼することにしました。
まずは弁護士に着手金を30万円お支払いし、そこから破産手続きに入る流れになりました。
それと同時に 家計や財産の把握、なぜそうなってしまったのかを考えて文字に起こすように…と書類を頂き、毎月の収支や財産目録などを記入しました。
これまで使ったことのある銀行口座や全てのキャッシュカード、戸籍謄本などが必要になり、書類を揃えるのに3ヶ月はかかりましたが、全て弁護士さんの方でわかりやすく指示を出してくれたので、スムーズに手続きが進んで行きました。
最後に裁判所に弁護士さんと一緒に行き、免責を受けて破産手続き終了となりました。
自己破産のメリット・デメリットとは?実はそんなに怖くない自己破産
【関連記事】自己破産をすると人生オシマイ??自己破産について、私が法律相談をうけると、多くの方が、「自己破産をすると周囲にバレてしまう」「会社をクビになる」「身ぐるみはがされてしまう」「人生オシマイだ」と思っていらっしゃいます。しかし、それは違います。そして、私が相談の中で、正しい情報をお伝えすると、「自己破産って意外とデメリットってないのですね」と安心する方も多いのです。
自己破産は、借金を全部カットしてしまうという、強力な法的手続ですから、もちろん一定の制約、デメリットはあります。しかし、自宅不動産をお持ちでない方にとっては「それほどでもない」というのが実際なのです。今、もしあなたが借金で悩んでいるのであれば、自己破産が怖いと思っているのであれば、これからのお話しが必ずあなたの役に立つはずです。
引用元:自己破産のメリット・デメリットとは?: 実はそんなに怖くない自己破産
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