毒親介護の復讐体験談!『いらない子』と言われた娘の仕返しの話


毒親介護の復讐体験談!『いらない子』と言われた娘の仕返しの話

毒親 復讐

40代女性 これは幼いころから親から「いらない子」と言われ続けた子供による毒親への復讐の話です。

母によると、私は生まれた瞬間から父親に

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父親

なんだ女か。女はいらない!

…と言われたらしいです。

私の父は肩書きが大好きで真面目で頑固な人でした。

子供の頃から躾や礼儀作法も厳しく、食事中でも「箸の持ち方が悪い!」と言っては殴られ。

小学生からずっと「テストの成績が悪い!」と言っては殴られ。

私が門限の18時を破ると 夜中に父親が帰ってきて寝ている私の髪をつかみ、振り回し投げ飛ばし蹴る…

「しつけ」と称する暴力の中で私は育ってきました。

殺意を抱くほど大嫌いな毒父

毒親 復讐

とにかく父親の理想通りに品行方正にしていなければ暴力を振るわれ、事あるごとに

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父親

お前みたいな子どもはいらん!

…と言われ続けていました。

子どもながらに抵抗できずにいましたが、小学校3年生の時に名案を思い付きました。

大嫌いな父親に「私が耳掃除をしてあげる」と言って横にさせ 手が滑ったフリをして耳かきを突き刺し 鼓膜を破ってあげたのです。

これが私にとって初めての、ほんのささやかな復讐でした。

中学の頃は私の反抗期と重なっていたこともあり 父親からいちばん暴力を受けた時期でした。

私自身も成長したといっても 身長が180㎝以上ある父親にはとうてい腕力では勝てません。

実は中学2年生の時に 夜中にキッチンで包丁を握って 父親を殺害しようと決心したことがあります。

あの時は1時間ぐらい包丁を握っていたと思いますが 結局、

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どうしてこんな奴を殺して自分が刑務所に入らなければいけないのか?

…と思い バカバカしくなり包丁を置きました。

今ではあの時、あんな奴の為に人生を棒に振らなくてよかったと思っています。

そんな日常であったにもかかわらず 母親が盾になって私をかばってくれることなど一度もなかったので、私は母親も毒親だと認識しています。

「お父さんに素敵な施設を紹介してあげるね」

毒親 復讐

子どものころから「しつけ」という暴力を受け続けてきたので、早く自立したくて 私は19歳の時に結婚して家を出ました。

30代で介護の資格を取り、知人と介護関係の会社を立ち上げ、その後ケアマネージャーの資格取得や新しく施設を立ち上げたりと忙しく働いていました。

忙しさにかまけて実家にはほとんど帰ることもありませんでしたし、父親と喋ることもありませんでした。

私は何年経っても父親が大嫌いです。

彼を「父親」と思ったこともなく、ずっと「他人」と思って過ごしてきました。

そんな父が5年前に倒れ ベッドでの生活を余儀なくされました。

今まで私に暴力をふるっていた父親が 今は何もできずベッドに横たわっています。

やっと!やっと復讐のチャンスがやってきた!

…と思った時、私は久しぶりに実家に帰り、父親の大好きな品行方正な娘を演じてあげました。

そして父親に

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お父さんに素敵な施設を紹介してあげるね。

…と伝えました。

仕事柄、私は様々な施設の情報なども知っているので その中でもトビキリに評判の悪い施設で 父の入所手続きを着々と進めていいきました。

どんな風に評判が悪いかは大人の事情でここでは書けませんが、きっと事情を知っている人は誰も行きたがらない、あるいは身内を行かせたがらないような所です。

そして私が父親をその施設に放り込んでから 二度と会うことはなく 父親はこの世を去りました。

この程度では「復讐」にはなっていないかも知れませんが、父親が亡くなったことで 少しは自分の気持ちに決着がついたかなぁ…と思います。

・・・まあ、あとは毒親の母がまだ残っているので、その処理もしなければ…ですが。

 

【毒親介護】
毒親介護

子どもが成人して独立すれば「毒親」から逃れることもできるが、その親に介護が必要になったとき、子どもは再び親と向き合わなくてはならなくなる。親への責任感の一方で、積年の憎しみや嫌悪は簡単にはぬぐいきれない。様々な葛藤を抱えながら介護をすることになっても、「毒親」はそう簡単には変わらない。老いてますます尊大、横暴になったり、経済的にも子どもに依存し、子どもの生活を破壊しかねない親もいる。
 
本書は、「毒親」との関係に悩む人たちの生々しい声を紹介し、その実態や心の内に迫る。介護の経済的負担や認知症への対処、介護をする側の夫婦間、兄弟間の考え方の違いから生じるトラブルなど、「毒親介護」の様々な事例をルポする。また、専門家によるアドバイスや具体的な対応策なども探り、「毒親介護」の中に希望を見出すための処方箋も提示する。

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「謝罪は求めない。だけど赦さない」「母亡きあとの手続きはすべて弁護士に任せます」「母と娘として向き合うことはもうない」「ものわかれは解放の地点」という娘たちの言葉。家族問題を専門とするカウンセラーの信田さよ子氏に、その問題の本質を聞き、弁護士には、法的な見解を聞いた。

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