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【孤独死と保証人】賃貸入居者の死亡による連帯保証人のリスクの話

【監修者】
オレンジ@終活ガイド

生前整理という名の断捨離にいそしみつつアラカンでの熟年離婚を画策中のおひとりさま予備軍女性がこのブログの中の人です。終活に活かすため終活ガイド1級とホームヘルパー2級を取得しています。
 
ここでは人生100年時代に備えた終活と生活のヒント、さらにトラブル回避の方法を「事実は小説より奇なり」みんなの体験談を元に紹介していきます。

ちょいグロ表現が出てきます。
苦手な方はここでページを閉じてください。

【孤独死と保証人】賃貸入居者の死亡による連帯保証人のリスクの話

賃貸入居者死亡の連帯保証人

これは2019年6月に起こった、賃貸アパートオーナーの娘(当時28歳の私)が瑕疵物件現場に立ち会った話です。

私の父親(70代前半)は賃貸アパートのオーナーをやっていて、近くの不動産管理会社にアパートの管理をお願いしていました。

問題のアパートの一室には、70代後半の年金暮らしの男性が住んでいました。

1か月連絡がつかない入居者の連絡を受けて

賃貸入居者死亡の連帯保証人

オーナーである父親が1か月の長期旅行へ出かけているときの話です。

父の所有しているアパートの管理会社の担当から電話がかかってきて、父に話があるというのです。

父は旅行中で、しばらく帰ってこないですけど。

えぇ…そうなんですか。うーん…。

困ったように唸る担当のどことなく緊迫した雰囲気から、元々不動産管理会社に勤務していた経験があった私は、

ある程度なら私が対応しますけど。

…と話を促しました。

賃貸入居者死亡の連帯保証人

聞けば、入居者である70代後半の男性に何度連絡しても連絡がつかないということです。

元々家賃が滞納しがちな入居者でしたから、不動産管理会社から毎月入居者へ連絡を入れていたようです。

実は連絡がつかなくなって もう1か月になるんです。

ちょうどそんな中、妹さん(保証人)が男性に会いに来たところ、「応答がないのはおかしい」ということで不動産管理会社へ連絡がきたということでした。

不動産管理会社も妹さんとの連絡もついていないということから「万が一…」と考えたのでしょう。

警察にはすでに通報してあります。警察官立会いのもと、部屋の開錠の許可が欲しくて連絡したんです。

6月の孤独死

賃貸入居者死亡の連帯保証人

私は父に連絡を入れると同時に 自身もそのアパートの部屋へ向かいました。

部屋を開けて中を見ると、亡くなって数日経過したと思われる、変わり果てた姿になった入居者男性が倒れていました。

6月の高温多湿の環境下で遺体の腐敗が早かったのでしょう。

遺体のまわりは多数の蛆虫や蠅がうごめく地獄絵図。鼻を突くような強烈な異臭が周辺に立ち込めていました。

100万円超えの特殊清掃費用の見積もりが出たが…

賃貸入居者死亡の連帯保証人

こうした瑕疵物件の部屋のクリーニングは特殊なものになります。

死臭が部屋にしみついてしまいますし、そこに遺品整理も加わる為、かなりの金額を負担することになります。

もちろんそういった事態に備えてそのための保証に加入していますが、すべてが保証で済むわけではありません。

今回のケースでは入居者男性の妹さんがアパート入居時の保証人になっていましたので、そちらで対応するとのことでしたが、特殊クリーニングの費用は高額にです。

不動産管理会社の担当が見積もりを提示したのを見ましたが、その金額はトータルで100万円を超えていました。

見積もりを見た妹さんもとても困惑していました。

知り合いの特殊清掃業者に特殊クリーニングを依頼

賃貸入居者死亡の連帯保証人

その時私はふと、自分が不動産管理会社に勤めていた際に知り合いになっていた特殊清掃人をしている知り合いに連絡をとりました。

不動産管理会社を通せば 当然マージンが発生します。しかし直接特殊清掃業者に依頼することで、その利益分のカットが可能になります。

また、私自身の知り合いである為、料金をかなり勉強してもらえましたので(不動産管理会社が提示した金額の三分の一程度で)入居者の妹さんにはとても感謝されました。

もちろん、オーナーである父が負担しなくてはいけない金額も最小限ですみましたので、一挙両得でした。

 

賃貸の連帯保証人のリスクは想像以上に大きい!

賃貸入居者死亡の連帯保証人

初めにお断りしておきますが、賃貸物件で一人暮らしの人が死亡したとしても 病死や自然死の場合は 孤独死にも事故物件にも該当しないケースが多いです。

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今回紹介したケースは幸い賃貸人の知り合いが特殊清掃業者だったということで負担を最小限におさえることができました。

しかしこれはまれなケースです。賃貸物件を借りる際に保証人になる方は 入居者がどのような保証に入っていて、どこまで対応してもらえるかをきちんと確認した方がいいでしょう。

年金受給の入居者の孤独死の話を聞いたことがありますが、不動産管理会社はもとより、保証人になっている方も大変な労力を負担されていたということです。

保証人になる場合は保証内容をきちんと確認した上で、万が一の事態ではどのような対応まで保証すればいいのかの確認も怠らないようにしましょう。

賃貸入居者死亡の連帯保証人

連帯保証人は賃貸物件の借主と同じ責任を負います。それらをトータルで入居者と相談してから保証人を引き受けることをお勧めします。

最近は賃貸契約の保証人を親族か相続人だけに限定しているところが多いですが(一般的には3親等以内) つまりそれは万が一の時に相続人全員に原状回復費用や未回収の家賃を請求できるということです(相続放棄も可能ですが)

親族・相続人以外の他人が連帯保証人になっている場合は それは支払い能力がある人のはずですが、何も調べずに安易に連帯保証人を引き受けると、今回のケースのような不測の事態に巻き込まれたときにはタダではすみませんので、注意が必要です。

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