悪霊退散の護符で結界を張ってもらった体験談!うつ病は霊障だった?
28歳男性 私は元々霊感が強く、心霊現象らしきものを視たり感じたりすることが時々あり、幼いころから不思議な体験をたくさんしてきました。
ただ、それを「霊感」だと自覚したのは 知人であるお坊さん(Aさん)からの指摘がきっかけでした。
そんな私が仕事で転勤になったのは27歳の時でした。
期間限定の転勤だったのですが、その職場でのいじめやパワハラがひどい状態で、当時の私は精神的にかなりまいってしまいました。
そして不眠症からメンタルクリニックに通い始め、安定剤を飲みながら仕事をする日々を送るようになりました。
しかしどれだけ努力をしても職場でのひどい扱いはエスカレートするばかりで、ランチすらまともに取れないことも多く、次第に心が壊れていくのが自分でも手に取るようにわかるくらいでした。
異常なほど精神的に追い込まれた時に たまたま会社に来た部長がひと目で私の異変に気が付きました。
そこから休職の手続きを取っていただきましたが、最終的にはメンタルクリニックでうつ病との診断が下されたことと 職場でのパワハラ等が明るみに出たことから、三か月間の給料は保証された後に 退職するに至りました。
そこからはストレス原因がなくなったのでうつ病や不眠が少しずつ寛解していくと思っていたのですが、どういうわけか心の病がまったく治る気配を感じませんでした。
そんなとき、何の前触れもなくある日突然、私の霊感を指摘したお坊さんのAさんから連絡が来ました。
Aさんも霊感が強い人で、虫の知らせで私のことが気になったということでした。
電話で簡単に今の状況を伝えたのですが、そこで彼は 私の転勤先の近くにいる知り合いのお坊さん(Bさん)を紹介してくれました。
さすがに私もそこで気が付きました。
当時はうつ病とストレスによる苦痛が先走っていて、いろいろなことに思いを巡らすほどの余裕が心にはなく、そんな事は全く考えもしませんでした。
Aさんは私の問いに対して何も答えることなく、
Bさんは 私の家から車で1時間ほどのところに住んでいました。
…と連絡したところ Bさんからは
…と言われたため、後日、Bさんに私の家に来てもらうことになりました。
玄関でBさんを出迎えたときから 彼はとても怪訝な顔をし、部屋を見回しながら こう言いました。
Bさんによると、その家自体がとても霊が集まりやすい立地にあるということでした。
…と思い当たる節はありました。
というのも、ここに住み始めたときから、少し異常にも思うくらいの湿気を感じていたのです。
Bさんはその場で私に憑いているものを除霊してくれました。
どんな除霊なのかはよくわかりませんでしたが、それはお経ではなく、Bさんはなにやら言霊のようなものをしきりに唱えていました。
私は呆然としながらそれを聞いていただけのですが、次第に体が石の入ったリュックを背負ったかのように重く、苦しくなりました。
しばらくその状態が続いていましたが、突然その重さがふっと体から消えたと思ったら、今度は涙が勝手にドバーッと流れ続けました。
自分に起こっている状況が何がなにやらわからず、唖然としていた私に、
と言い残し、Bさんは帰っていきました。
Bさんによる除霊後は あんなに悪かった体調は嘘のように良くなり、不眠もうつ病も順調に寛解し、生活が楽になったように感じたのですが、しばらくすると再び異変が突然やってきました。
ある日昼寝をしていた時、私は下半身の鈍痛で目が覚めました。目を開けると 恐ろしい目つきでこちらを睨む中年女性の霊が 私の足の上に乗っていたのです。
私は恐怖を感じて逃げようとしましたが、どうしても下半身だけ全く動きません。
何とか枕元に置いてあった携帯電話を手に取り、除霊してくれたBさんに電話しました。
電話口のBさんは 私がくわしい説明をしなくても状況をわかってくれたようで、電話越しで言霊を教えてくれました。
言霊を何度も唱えているうちにその女の霊はふっと消えていき、ようやく下半身が動くようになりました。
そのすぐ後に私の家に駆けつけてくれたBさんから
…と言われたのですが、経済的な理由で今すぐにはそれが出来ない旨をBさんに伝えると 彼は4枚の護符を渡してくれて
…と言われました。
護符が結界を張ってくれたおかげなのか、その日から引っ越しの日まで心霊現象などは何も起こらず、私はなんとか無事に過ごすことが出来ました。
…と言われていたので、部屋を去る直前に護符を剥がしました。
そして剥がした護符に何気なく目をやった時、私は腰が抜けるほど驚いて ひっくり返りそうになりました。護符の裏が真っ黒に黒ずんでいたのです。
今でもそのアパートはあるのですが、入居者の出入りが激しい物件だと、後に風の噂で聞きました。
私の身に起きたあの霊障が それに関係しているのかもしれません。


