愛着障害カウンセリングで浮上したトラウマの原因とギャンブル依存症
これは2020年9月にギャンブル依存症の私(当時25歳)が幼少期のトラウマと愛着障害に気付いた話です。
私は高校生の頃に強迫性障害となり、大学生になってからパニック障害になりました。
大学は薬剤師になるため薬学部に通っていたのですが、成績不振のため卒業延期となり、卒業延期の時期にクリニックの精神科を初受診しました。
向精神薬を飲みながら国家試験になんとか合格して薬剤師となりましたが、社会人1年目で双極性障害を発症し、精神科に入院しました。
その後、ギャンブル依存症も発症し、現在では臨床心理士のカウンセリングも受けています。
愛着障害がすべての問題の根源にあった
主治医の精神科医と臨床心理士には、私の精神不安の元は愛着障害であると指摘されて、通院・薬物治療・カウンセリングを受けています。
幼少期のトラウマを臨床心理士に聞いてもらい、論点を整理してもらうことで、回復へと向かっています。
過去に電気けいれん療法を行いましたが、健忘の副反応が残っただけでほとんど効果はなく、現在行っている治療は、薬物治療とカウンセリングのみです。
合理的な考えによれば、親の愛などなくても適度な栄養と世話さえあれば、人は元気に生きていけるはずだった。だが、そこには致命的な誤算があった。特別な存在との絆である「愛着という仕組み」がうまく働かないと、生存にも種の保存にも重大な支障が生じるのである。
全身傷だらけになりながら自傷や自殺企画を繰り返すのも、稼いだ金の大半を吐くための食品を買うためや 飲み代やホスト通いに費やすのも、物や金の管理ができず捜し物と借金に追われ 混乱した人生に沈むのも、原因のよくわからない慢性の痛みや体の不調に苦しむのも…。そこには共通する原因があった。
その原因とは愛着障害であり、愛着障害とは生存と種の維持に困難を生じ、生きづらさと絶望をもたらし、慢性的に死の危険を増やすという意味で「死に至る病」なのである。
引用元:死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威
両親の強い意向により、私は幼少期の物心ついた時から習い事漬けでした。数えきれないほど数の都内の学習塾に通い、バイオリンに至っては、2歳半から習って泣きながら練習していた記憶があります。
小学校には電車で1時間半かけて通っており、毎朝6:40分の電車に乗って通学していました。このことも小さかった私にとって、大きなストレスとなったことが考えられます。
大学はなんとか薬学部に入学できましたが、卒業延期となった際には、両親の期待に応えられなかったことが強いストレスとなり、精神科に通うきっかけとなりました。
私の家は、物心ついた時から両親が不仲であり、母と父が会話しているところを喧嘩以外で見たことがありませんでした。今思い出しても、自宅で両親と3人で食卓を囲い、夕ご飯を食べた経験がありません。
臨床心理士より、このことが愛着障害発症の原因の主要な部分を占めているであろうと指摘されました。
【愛着障害との向き合い方】愛着障害傾向のある方は、心のどこかに「私は大切にされる価値のない人間だ」「私は幸福になるに値しない存在だ」という思いがあります。根源的な自己価値観が不十分なのです。そのためなぜか「不幸になるように」「悪い方向に」人生が向かうような「無意識のパターン」を抱えてしまっています。人と親密になったり、長期にわたる信頼関係を築くのが苦手で、せっかく信頼できる人とめぐり会えても、なぜかその信頼を自分から壊してしまう。
自分自身の愛着障害傾向について考えること自体は決して悪いことではありません。まずそのことに「気づく」ことからしか、自分のこれまでの「悪い人生パターン」と別れを告げて、人生を変えることはできないからです。
引用元:スマホ依存の親が子どもを壊す
ギャンブル依存症からの脱却も大きな課題
現在は、臨床心理士のアドバイスを受けながら、父親との関係の再構築を行っています。
ギャンブル依存症による借金や支払い催促がある関係で、父親から金銭的な支援を受けており、共依存的になっている部分がありますが、良い関係の保ち方について学んでいる最中です。
現在生活するうえで一番大きな問題となっているギャンブル依存症から回復をするために、ギャンブル依存症者の会である「GA(ギャンブラーズアノニマス)」にも通い、仲間と依存症について分かち合っています。
今でもパチンコ癖は止まらず、スリップ(再度ギャンブルを行ってしまうこと)してしまうこともしょっちゅうですが、同じ病気を抱えたGAの仲間は、何度スリップしても受け止めてくれる心強い味方です。
大学卒業後、薬剤師として病院や薬局等で勤務しましたが、精神面が原因でどこも長く働き続けることはできませんでした。
病院の精神科に入院したり、リワーク、デイケア、就労継続支援B型施設などを経て、昨年ドラッグストアの正社員として採用されましたが、精神的な問題で現在は休職中です。
さまざまな就労移行支援サービス
2021年3月時点で、首都圏・大阪・福岡に51箇所の事業所を展開! 通いやすい場所を選択頂けます。障がいのある方が就労に向けたトレーニングを行い、働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるようサポートを行います。
Cocorportでは500種類以上の多種多様なプログラムを提供しています。特に、就職後の安定した職場定着を見据え、コミュニケーションスキルやストレス耐性を身に付けるトレーニングに力を入れています。プログラム参加を通じてご自身の強みや課題を見つけ、訓練することができます。
■一般就労等を目指す方 ■18歳以上から65歳未満の方 ■精神障がい、知的障がい、発達障がい、身体障がいなどの障がいのある方
「働きたいけど、就職活動がなかなかうまく進まない」「働きたいけど、離職期間が長くて自信が持てない」就労移行支援事業所では、このような就職に関するお困りごとを抱える方を支援します。
ミラトレははたらく未来を、あきらめません
<1>一人ひとりに最適な支援計画<2>高い実績 「就職率98%」「職場定着率80% ※就職後半年後の定着率」<3>障害のある社員300人超が活躍してる特例子会社だからこそ培った就労継続ノウハウを活かしたトレーニングプログラム
■一般就労を目指される方 ■18歳以上から65歳未満の方 ■障害をお持ちで就職、長期定着に不安をお持ちの方
国の支援制度で障害者総合支援法という法律があります。その中で「就労移行支援」は、障害者総合支援法に基づく就労支援サービスのひとつです。一般企業への就職を目指す障害のある方(65歳未満)を対象に、就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートから、就活〜就職後の職場への定着サポートまでをおこないます。
就労移行支援LITALICOワークスは、障害のある一人ひとりを理解し、その人にあった目標やペースで、就職までの道のりをサポートし、その人が安心して職場で活躍できるように関係機関と協力しながら支援します。
【アットジーピー ジョブトレ】は障害別の就労移行支援事業所です。障害特化だからこそ、就職後も自身の障害とうまく付き合いながら「働き続ける」ためのスキルが身につきます。
5つの障害別のコース(うつ症状コース、発達障害コース、統合失調症コース、聴覚障害コース、難病コース)があり、 障害別のプログラムだから、自分に合った対策ができますし、同じ障害と同じ目標を持つ仲間と悩みや解決策の情報共有ができるため安心です。
dodaチャレンジは、dodaブランドの中の障がい者向けに特化した転職支援サービスです。大手・優良、外資系、ニッチトップ企業まで幅広い求人ラインナップをご用意しています。
障がいの種類(身体・精神・知的)も幅広くサポート。転職成功への第一歩は、専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリング(面談)にあります。お一人おひとりの状況に合わせた転職活動をサポートいたします。
■障害者手帳をお持ちで就職・転職をお考えの方。
「障害者雇用バンク」とは、障害者の方が必要としている手段・情報をいち早く届けることで、障害者の働くインフラサービスです。
●業界最大級の障害者向け求人サイト(多数の大手求人+ハローワーク求人の掲載) ●カウンセラーのWeb面談によるリモート就職サポート
非公開求人のご提案、面接対策、履歴書添削、就職後のフォローが在宅のままスマートフォンだけで行なえます。
■障害者手帳をお持ちで就職・転職をお考えの方 ■正社員就職をしたいけど、なかなかうまくいっていない人 ■手に職をつけて安定的に働きたい人
■Web制作スキルと働き続けるスキルがバランス良く身につく。未経験でも実践的にWeb制作のすべてのスキル習得が可能
■障害や苦手なことへの対策を学べます。安定して長く働き続けていくためには、Web制作に必要なデザイン・コーディング等のスキルはもちろん、障害特性や症状への対処法を併せて身につけることがポイントです。
■障害者転職支援業界No1 atGPの企業ネットワークと知見を活かし、就職はもちろん、就業後の定着サポートを受けることができます 。
【アットジーピー】は障害者雇用のパイオニアとして15年以上に渡り障害者の就職・転職をサポートしており、一般には公開されていない優良企業の求人も多数あります。
専業ですから配慮や勤務時間・職務の調整等の独自ノウハウも完備。関東・関西・名古屋エリア在住の障害者手帳をお持ちで、転職をお考えの方へ。はじめての転職でも大丈夫、専任のコンサルタントが書類の書き方から、面接の仕方まで全力でサポートします。