ACとHSPと愛着障害!大人の愛着障害と診断された私の心の闇の話
30代女性 私は母親との関係性などに悩んでいるアダルトチルドレン(AC)で、成長していくうちに次第に「自分がおかしいのではないか」と思うようになり、メンタルクリニックを受診しました。
医師からは愛着障害を指摘され、母親と物理的にも距離をとることを提案されたのでそれを実行しましたが、今も母親との関係性は何も変わらず、難しいままです。
結婚し、子供が生まれても どこか寂しさや虚しさを抱えていたり、周囲を気にしすぎてしまって疲れることがありますが、そんな時でも息抜きをする方法すら知らないまま 現在に至っています。
そんな私はどこかで相手の愛情を信じることが出来ず、自分の価値を見いだせていません。その一方で 相手から嫌われたくなくて 捨てられたくないという思いから 自分の実力以上に頑張ってしまいます。
子供がいることで満たされる部分も多く、無条件に自分を必要としてくれている存在がいることの心の安定感は大きいのですが、どこかで

わが子でさえ、そばにいるのが私ではなくてもいいのではないか?
…という想いに駆られることもあります。
心理社会的過敏性 愛着不安 自分のHSP気質の中で特に困っていることは

相手が不機嫌なのは私のせいだ。
…と思ってしまうことです。そのせいでよく夫と喧嘩になります。
「必ずしもそういうわけではない」とわかってはいるのですが、その空気感というか、肌で感じる感覚にどうしても落ち着かず、

私のことを不満に思っているのではないか…。
…と考えてしまうところがあります。
こんな風に言うとまるで悲劇のヒロインのようですが、そういうことではなくて、心がザワザワするのがとても疲れてしまいますし、そう思われてる相手も困惑してしまうでしょう。
今のところは主人と喧嘩になるだけですが、会社員時代はこれを出すと仕事にならなくなるため、就業中は別の自分になりきって仕事をしていました。
エンパス 聴覚過敏 誰かが怒られていたり大きな物音も心がソワソワしてしまい、助けてあげたくもなり、なんとも言えないつらい気持ちになります。
自分以外のことで私が落ち込んでも意味が無いし「なんで?」と思われることもわかっているのですが、人の痛みを感じてしまうことが私の日常なので とても心が疲弊します。わが子が主人に怒られてるのを見るのも苦手です。

HSP気質は疲れる。生きづらい…。
…とは思いながら もうまく付き合っていくしかないと「受け入れる」ことで半ば諦めています。
自分のこれを直したいとか楽になりたい…などと思っていた時期もありましたが、この気質はもうずっと付き合っていくしかないと考える方が楽なのです。
結局はその時その時の自分の気持ちに対処していくというか、嵐が過ぎるのを海底で待つようにジッと耐えることしかできていません。
愛着不安(愛着障害)は心理社会的過敏性!過度に過剰反応しやすくなる
過敏性にも大きく2つの種類があると考えられます。1つは感覚過敏など、神経学的なレベルでのカビです。もう1つは、人に対しておどおどしたり、顔色を過度に窺ったり、傷つきやすかったり、猜疑心が強まったりする心理社会的過敏性です。
過敏性プロファイルでは、過敏な傾向をその原因とも絡めて理解しやすいように ■神経学的過敏性 ■心理社会的過敏性 ■病理的過敏性 の3つのレベルに分けています。
引用元:過敏で傷つきやすい人たち
愛着不安(愛着障害)は「心理社会的過敏性」に属します。
愛着不安とは、愛着している存在に見捨てられるとか拒否されるといった不安を抱きやすい傾向で、愛着不安の由来は 幼いころ母親から離れることに対して抱いた分離不安にまで遡ると考えられています。筆者は、不安という感情の根源は愛着不安ではないかと考えています。不安をあまり感じない人は母親との関係が極めて安定していたか、愛情や世話の乏しい環境に適応してしまったかのどちらかです。
愛着不安が強い人では、愛着している存在はもちろん、それ以外の他者からも嫌われたり拒絶されていないか、過度に敏感になり過剰反応しやすいのです。生きづらさや幸福度がもっとも強い相関が認められるのは愛着不安で、愛着不安の改善や生きづらさの改善がひとつのカギを握ると思われます。
引用元:過敏で傷つきやすい人たち
【HSPカウンセリング】理解と工夫が“繊細さん”問題の解決につながる
他人からの何気ない一言が気になって落ち込んでしまう、光や雑音が気になってものごとに集中できない、そんな傷つきやすく敏感な性格の方は、HSPに当てはまるかもしれません。HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、人一倍繊細な気質を持つ人という意味になります。これは、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』という本の中で提唱した概念です。
研究によると5人に1人はHSPであり、周囲の状況や環境の変化にとても敏感に反応してしまうため、日常生活を送る中で生きづらさを感じることが多いと言われています。繊細なのは悪いことだけではありませんが、ちょっとしたことで傷ついたり落ち込んだりしてしまうと、毎日多くのストレスを受けるため、つらいですよね。周りに話しても「大丈夫だよ」「気にしすぎだよ」と言われるだけで、なかなか理解してもらえないことも多いです。
得意なことや苦手な場面など、自身の特性について理解を深めたり、ストレスを軽減するための工夫をうまく取り入れることで、問題の解決につながることがあります。一人で抱え込んでしまってしんどい、少しでも気持ちが楽になるアドバイスをもらいたい、HSPかもしれないがどうしたらいいのか分からない、そんな方はぜひ一度うららか相談室のカウンセリングでご自身の特性と向き合ってみませんか?カウンセラーと一緒に、生きづらいと思う具体的な原因や出来事の整理を行い、どんな行動や考え方をすればいいか探していきましょう。
引用元:うららか相談室